▼ 観光
やはりあまり自由な時間をとることはできなかったのですが、金曜の3時半くらいからフリータイムを得られたので遊びに行ってきました。
タクシーに乗り、有名なマーケットという「ボージョーマーケット」へ。
タクシーを街中で走っていると、非常に綺麗に整備されたロータリーがありました。
ロータリーの中央に綺麗に芝生が植えられ、パゴダを想起させる金の塔が建てられており、目を楽しませてくれます。
芝生の上を牛が闊歩していましたが見ていないことにしました。多分次来る頃には禿げ上がっているでしょう。
ヤンゴン、やはり人が多いので渋滞します。
一時間ほどかかったので途中寝てしまいました。
ドライバーに礼を言って車を降りる頃には雨が降っていました。
割と大粒でそこそこ濡れる感じの雨。
さて、どんな風に観光するかなとバッグを開けます。写真撮影用にスマホをポケットに入れておこうと思いました。
財布を確認、社用PCを確認。本当は置いてきたかったけど時間がないので我慢。
あれ、おかしいな、スマホがない。
スマホ、マジでありませんでした。
あっそういえば車内で寝た時に手で持ったままだったかも……。
クソガキさん、走りました。
クソ重いPC入りのバッグを抱えながら。何度か投げ捨てようかなと思いましたが新品のバッグのほうが惜しかったため思いとどまりました。
白いタクシーを探す。運転席をのぞき込む。違う、これでもない、あれも違う。
渋滞していたのでいくつかの車には追い付くことができ、そしてやっと乗っていたタクシーを見つけました。
ドアを開けるとナビの真下あたりにクソガキスマホが置いてありました。良かった。
「Thank you」と礼を言いながらスマホをとって外に出ます。おっちゃんは気をつけろよとばかりに笑っていました。
後で考えてみるとどう考えてもナビの真下なんかに落とさないのでおっちゃんパクる気でしたね。落とした方が悪いんだけども。
ということでなんとかスマホを回収し、やっぱり雨の中走ってマーケットまで戻ります。
息を切らせてようやく屋根の下にたどり着いたところ、ミャンマー人の青年から声をかけられました。
「大丈夫? めっちゃ走ってたけど……」
若干笑いながらでした。全力ダッシュで道路脇を往復していたのを見られたらしい。キレそう。
というかお兄ちゃん、めっちゃ日本語で話しかけてきます。
「日本語の学校に通っているからね」とのこと。非常に滑らかで語彙も豊富、日本に来ても生活に困らないレベルの語学力です。
青年が案内してくれることになり、マーケット内の商品の説明をしてくれます。
しかしあまりものを買わせるスタンスではなく、あくまでガイドのような感じでした。
とりあえずいろいろ説明してくれるならと青年のお店まで行くことに。一応変な場所に入り込まないか細心の注意は払いました。
ロンジーというミャンマーの民族服を紹介されます。ミャンマー人は日常的に使っているロングスカートのような服です。
ゴムやベルトで留めるのではなく、余った部分を結んで留めます。
涼しいので男女を問わず着られています。
とりあえずクソガキさん、特に何も考えずにこのロンジーを購入。
が、買ったあとに気づいたけどこれどう考えても日本で使いませんね……。見た目ただのロングスカートだし。
とりあえず雑巾にはなるかなと思いレシートを見る。25000チャット(約2000円)。なるほど高級雑巾ですね!(笑)。
ついでに扇子もついてきたと思ったらそれにもレシートついてた。11000チャット(880円)って書いてある。留め金ガタガタしてるけど気のせいでしょう(笑)
気付いたら2880円と引き換えに雑巾とおもちゃが手元に残ってたんだがこの一瞬で何が起たんですかね(マジギレ)。
と、このあたりで数人のミャンマー人に囲まれていることに気づきました。
といっても10歳前後の子ども三人ほどです。みんなそれぞれの商品を片手にクソガキさんに話しかけてきます。
少女「ニイチャンヤスイヨ! カッテイッテ! マケルヨ!」
字面にするとなんかアレな感じがしますがこんな感じでした。
みんな日本語がびっくりするほど上手。語彙は変な方に偏っていますが、日常的な言葉はほとんど知っているようでした。
発音も上手で、クソガキさんの会社のミャンマー人よりも綺麗に聞き取れます。これには驚きました。
他の場所ではこのような日本語は聞けなかったので、このマーケット限定のようですね。観光客からぼったくるために覚えたのでしょう。
ということはもしや中国語やタイ語も話せるのかもしれませんね。10歳トリリンガルとかすげえ。
「コレ アタシガ カイタ!」 と10枚つづりの水彩画を見せられます。非常に上手でしたので多分この少女は指一本筆に触れていないと思います。
クソガキ「上手だね、いくらなの?(ニコニコ)」
少女「ウーントネ、30ドル!(約3300円)」
クソガキ「は?(真顔)」
その後、青年に案内してもらう中でも彼女たちはずっとくっついてきました。
10枚30ドルで買う気はまるでなかったので適当に値下げ交渉してました。
最終的にはちょっと欲しかったのも手伝い、5枚8000チャット(640円)で購入しました。どう考えても高いと思うけどまあ……。
そのほかにも何人かの少年少女につきまとわれましたが、彼らの交渉は完全に順番制になっています。我先にと口々に責め立てるのでは効果が薄いと知っているのでしょう。なかなかおもしろかったです。
そして彼らは幼いながら当然クソガキさんより交渉慣れしているのでなかなか値下げしないし諦めもしない。追い払うためにちょっと購入したりなどするハメになっていました。反省。
その後、青年にガイドをしてもらいながらちょっとした置物などを購入。海外のマーケットで現地人と話しながら買い物するのは非常に楽しいです。
どうも五時でマーケットが閉まってしまうらしく、もう終わりだよと言われました。まだあまり見られていなかったので残念ですが、ひとまず見て回るだけでもと思い歩き出します。
すると今度はおっちゃんらが寄ってきました。琥珀のようなアクセサリーを見せてくるおっちゃん。「100㌦! ヤスイヨ!」おまえそれ男に営業かけるもんじゃないし100ドルは高すぎだろ??
二人目のおっちゃん、「カエルナラコッチ! コッチキテ!」なんだおめえおれはまだここを歩きてえんだよおまえが帰れ。
おっちゃんらが他にも寄ってきて面倒くさかったので早歩きで離脱。
少年少女や青年、おっちゃんらもぴったり後ろから着いてきます。ポケモン不思議のダンジョンみたいでした。どっかにモンスターハウスとかありそうだな?
その後、まだやっているお店を見ます。青年が説明してくれます。竹を編んだサッカーボールのようなもの、漆塗りの竹の容器、翡翠の人形。時間があったらゆっくりとみてみたかったところです。
おっちゃん2「カエルナラコッチ!」いやだからまだ見てるんだって。
とはいえ、やっぱり店じまいの時間。そろそろ開いているお店はなさそうです。
歩きながらまだ横にいた少年と交渉します。さすがにミャンマーの旧紙幣オススメされても興味ないんだよなー。
カエルナラコッチおじさんがうるさかったので適当に撒いて帰れないかなと思い、周囲を見てみます。
すると別のおっちゃんと目があいました。「100㌦! ヤスイヨ!(琥珀のアクセサリーを見せながら)」おまえまだいたのかよ。帰るならこっちらしいぞ。
さて、結局撒くことはできずに出口まで来てしまいました。
ガイドをしてくれた青年とはここでお別れをしました。結局青年は終始ちゃんとガイドをしてくれたのみで、彼のおかげで非常にマーケットを楽しむことができました。まあ雑巾ロンジーを値下げ交渉もせずに買ったからかもしれんけど。
ちなみに少年少女を追い払うために適当に買い続けていたら、絵葉書的な何かが19枚手元に残りました。どうすんだこれ……。というか君らバリエーションってやつをさ……。
出口まで来た当たりで新種のミャンマー人のお兄さんが増えました。
カエルナラコッチおじさんもまだいます。いまクソガキさんについてきているのはこの二人です。
マーケットはもう終わりなので外に出たところで、この新種が話しかけてきました。
「雨を避けられる道がこっちにあるからこっちからが良いよ」
「カエルナラコッチ!」
青年ほどではないものの、流暢な日本語でした。
聞くと、カエルナラコッチおじさんとは兄弟とのこと。おじさんが31歳、お兄さんが23歳らしい。
笑顔になると真っ黒な歯が見えました。おそらく噛みたばこです。
「私たち、日本好き、日本語話せるだけで私たちの幸せ」と言い出します。
そしてある会社の社長の名刺を見せ、「これ私の社長、広島で働いてる」と。
名刺はボロボロで端がかけ、茶色の染みがついているものでした。
日本語の名前も持っているそうです。佐々木と名乗られました。
怪しいと言わざるを得ません。
日本人と話すことが最終目的だとアピールし、名刺を見せることで社会的地位のある人間だと認識させようとする。
明らかに別に目的がある人間のすることです。
ていうか名刺明らかに拾ったもんだろ……「カエルナラコッチ!」いやうるせえぞ兄。
服装の汚さも疑いに拍車をかけています。
当たり前みたいな顔をしてついてくるので、綺麗な集合商業施設に入ります。
ミャンマーのこういった施設は入場に際し持ち物審査などがあったり、銃を持った警備員が常駐しているので帰るかと思ったのですが、そんなことはなく。
まあこの中にいる限りは安全そうなので、彼らをガイドに使うことにしました。
お土産としてお菓子や酒などを買いたかったのでスーパーに案内してもらいます。
ところが、スーパーまで行ってお酒を見たいと言ったところ、佐々木が言いました。それなら他に良いところがある、と。
「そこなら飲むこともできる。そもそもここはお酒買えないよ」
……いわゆる西友くらいの規模のスーパーでお酒が買えないということはないと思うんですがね。
まあ施設内なら良いだろうと、おじさんと佐々木についてエレベーターを降りていきます。
しかし話していると施設外とのこと。
どこに案内されるかもわからんので、スーパーに戻ることにしました。
スーパーを見ていると予想通りありました、お酒コーナー。佐々木てめえやっぱあるじゃねえか
もうそろそろ逃げても良いかな、と思い始めます。「カエルナラコッチ!」いやお前らが帰るんだよ。
一応ミャンマーの思い出になりそうなので写真を撮ろうとしたら断られました。君ら写真NGって普段なにしてるんですかね。
スーパーで商品を見ているふりをして、人が密集している狭い道を見つけます。
早歩きでそこを抜けつつ、兄弟が付いてきていることを確認。
棚の端まで行ったところで、棚を挟んでターン。そのまま逆方向へ。
念のため、遠目から兄弟がクソガキさんの姿を見失ったのを確認し、スーパーから離脱しました。
帰るならこっちらしいので帰らせていただく。
ということで施設を出て、周辺のローカル感溢れる商店街のような場所を歩きました。
様々なお店が立ち並びます。飲食店ではタコ焼き機のようなもので粉ものを焼いていましたし、その他屋台もたくさん。
雑巾ロンジーのお店も多く、やはり生活に結びついているんだな、と実感します。
本来は布を持っていって仕立ててもらうものなんだとか。
こうした屋台や古びたアパートが立ち並ぶ中、クソガキさんはあれを探します。
最早恒例と化した、「海外パチモン時計シリーズ」です。(ベトナムではダニエルウェリントンを五百円で購入しました。五秒で錆びました)
どこか良いお店ないかな、と歩きますが、イギリスやベトナムほどパチモン時計産業は盛んではない模様。うーんつまらん。
と、ようやく見つけました。明らかにインド系のおっちゃんが経営している時計店。
パラソルで雨をしのぎ、適当に設えた台の上に腕時計が並んでいます。
見てみると良い感じのオメガ(仮)の腕時計がありました。
ちゃんと自動巻きだそうなので、クソガキさんはこれに狙いを定めます。
クォーツだと電池切れの際に新しく電池を入れる気にならないので、パチモン時計シリーズ購入の際には機械式を選ぶようにしています。
肝心の値段は30000チャット(約2400円)。さっきの雑巾ロンジーと同じくらいですね。オメガと布がほぼ同額なのかよこの国は
この時点でまあ購入は決定していたのですが、値下げ交渉してみます。
10000チャット(800円)と言ってみる。そりゃねえわ、とばかりに笑いながら首を振る。まあ三分の一の値段だしね。でもたぶんこれでも彼らの利益は出ると思うんだよな。
英語が通じないので電卓で交渉。25000の文字。まあ下げたほうだな、とクソガキさんは11000を提示。まだだめそう。22000が提示される……。
などと交渉を続けた結果、最終的には19500チャット(1560円)で購入しました。
目標は15000チャット(1200円)だったけど、まあクソガキさんの交渉力ではこんなもんでしょう。15000チャットで買いたいなら初回をもっと低く提示するべきだったかな。
ということで購入しましたオメガ。このパチモン時計シリーズ、イギリスでは(一応)箱入り、ベトナムではそのまま手渡しで受け取りましたが、ミャンマーではなんとジップロックに入れて渡されました。雨に濡れないナイス配慮ですね。経費削減ってか?
ここまでで19時に近づいていたので、そろそろ帰宅せねばなりません。別のスーパーまでタクシーを使い、土産類を購入したのちに帰路へ。
運転手がビールを飲んでいるタクシーがありました。いや~自由な国って感じで良いですね~(目をそらしながら)。
首都を移転するだけあってヤンゴンは人口が多く、しょっちゅう渋滞していました。
人口だけではなく道の悪さ、歩行者の交通、信号の配置も渋滞の原因になっていると思います。あと人と犬と牛とときどき鶏も道路に出るし。
ホテル帰宅後はオメガ(仮)の分析。
・左側に曜日が円形になって表示されている → おそらく元々クロノグラフになっており曜日を知ることができたはず。ただの表示になっているのは、クロノグラフにすると肝心の長針や短針とぶつかって針が進まない事態が起きたからだと予想(イギリスで購入したウブロはそれ)。
・裏側 → なんか錆びてる。
・ベルト → なんかかちゃかちゃ音がする。すぐぶっこわれそう。
主観ではざっとこんな感じなのですが、高級時計メーカーであるオメガの時計なのできっとクソガキさんの見る目がないだけですね(笑)
その後、ホテルで食事を摂り、野犬の吠え声を聞きながら眠りにつきました。いや~良い子守歌ですね~(白目)。
▼ 帰国
翌日は帰国日です。仕事をし、夜19時45分発の便で帰ります。
買ったオメガを見せびらかしていたら、ちょっと落としたせいでベルトを留めているバネピンが外れました。オメガの時計(仮)なんだし落とし方が悪かっただけだよね(笑)
そんなこんなでこれ以上は面白イベントもなく、すんなり帰国。
あっそういえば出国審査の際に筆箱を置いてきてしまったので、筆箱の中にいれてたクソガキさん家の鍵がヤンゴン国際空港にありますので侵入したい方はどうぞ。
関西国際空港に着き、当然ながらコンビニを目にします。
あの時コンドーム2箱も買っていったおじさんはなんだったんだろうな、と思いだします。
するとスマホが震えました。友人からのLINEです。
「タイとかミャンマーって風俗が有名らしいぜ!」
コンドームおじさん……。やはり……あなたは……。
《クソガキ旅行記 ミャンマー編、完》
ちなみに空港で売っていた価格を見るにロンジーの適正価格は300円~500円くらいのようです(購入したロンジーを引き裂きながら)。
写真1枚目 - カエルナラコッチおじさんと佐々木を撒いた後に行った商店街
写真2枚目 - ロンジーのお店
写真3枚目 - オメガの時計(仮)
やはりあまり自由な時間をとることはできなかったのですが、金曜の3時半くらいからフリータイムを得られたので遊びに行ってきました。
タクシーに乗り、有名なマーケットという「ボージョーマーケット」へ。
タクシーを街中で走っていると、非常に綺麗に整備されたロータリーがありました。
ロータリーの中央に綺麗に芝生が植えられ、パゴダを想起させる金の塔が建てられており、目を楽しませてくれます。
芝生の上を牛が闊歩していましたが見ていないことにしました。多分次来る頃には禿げ上がっているでしょう。
ヤンゴン、やはり人が多いので渋滞します。
一時間ほどかかったので途中寝てしまいました。
ドライバーに礼を言って車を降りる頃には雨が降っていました。
割と大粒でそこそこ濡れる感じの雨。
さて、どんな風に観光するかなとバッグを開けます。写真撮影用にスマホをポケットに入れておこうと思いました。
財布を確認、社用PCを確認。本当は置いてきたかったけど時間がないので我慢。
あれ、おかしいな、スマホがない。
スマホ、マジでありませんでした。
あっそういえば車内で寝た時に手で持ったままだったかも……。
クソガキさん、走りました。
クソ重いPC入りのバッグを抱えながら。何度か投げ捨てようかなと思いましたが新品のバッグのほうが惜しかったため思いとどまりました。
白いタクシーを探す。運転席をのぞき込む。違う、これでもない、あれも違う。
渋滞していたのでいくつかの車には追い付くことができ、そしてやっと乗っていたタクシーを見つけました。
ドアを開けるとナビの真下あたりにクソガキスマホが置いてありました。良かった。
「Thank you」と礼を言いながらスマホをとって外に出ます。おっちゃんは気をつけろよとばかりに笑っていました。
後で考えてみるとどう考えてもナビの真下なんかに落とさないのでおっちゃんパクる気でしたね。落とした方が悪いんだけども。
ということでなんとかスマホを回収し、やっぱり雨の中走ってマーケットまで戻ります。
息を切らせてようやく屋根の下にたどり着いたところ、ミャンマー人の青年から声をかけられました。
「大丈夫? めっちゃ走ってたけど……」
若干笑いながらでした。全力ダッシュで道路脇を往復していたのを見られたらしい。キレそう。
というかお兄ちゃん、めっちゃ日本語で話しかけてきます。
「日本語の学校に通っているからね」とのこと。非常に滑らかで語彙も豊富、日本に来ても生活に困らないレベルの語学力です。
青年が案内してくれることになり、マーケット内の商品の説明をしてくれます。
しかしあまりものを買わせるスタンスではなく、あくまでガイドのような感じでした。
とりあえずいろいろ説明してくれるならと青年のお店まで行くことに。一応変な場所に入り込まないか細心の注意は払いました。
ロンジーというミャンマーの民族服を紹介されます。ミャンマー人は日常的に使っているロングスカートのような服です。
ゴムやベルトで留めるのではなく、余った部分を結んで留めます。
涼しいので男女を問わず着られています。
とりあえずクソガキさん、特に何も考えずにこのロンジーを購入。
が、買ったあとに気づいたけどこれどう考えても日本で使いませんね……。見た目ただのロングスカートだし。
とりあえず雑巾にはなるかなと思いレシートを見る。25000チャット(約2000円)。なるほど高級雑巾ですね!(笑)。
ついでに扇子もついてきたと思ったらそれにもレシートついてた。11000チャット(880円)って書いてある。留め金ガタガタしてるけど気のせいでしょう(笑)
気付いたら2880円と引き換えに雑巾とおもちゃが手元に残ってたんだがこの一瞬で何が起たんですかね(マジギレ)。
と、このあたりで数人のミャンマー人に囲まれていることに気づきました。
といっても10歳前後の子ども三人ほどです。みんなそれぞれの商品を片手にクソガキさんに話しかけてきます。
少女「ニイチャンヤスイヨ! カッテイッテ! マケルヨ!」
字面にするとなんかアレな感じがしますがこんな感じでした。
みんな日本語がびっくりするほど上手。語彙は変な方に偏っていますが、日常的な言葉はほとんど知っているようでした。
発音も上手で、クソガキさんの会社のミャンマー人よりも綺麗に聞き取れます。これには驚きました。
他の場所ではこのような日本語は聞けなかったので、このマーケット限定のようですね。観光客からぼったくるために覚えたのでしょう。
ということはもしや中国語やタイ語も話せるのかもしれませんね。10歳トリリンガルとかすげえ。
「コレ アタシガ カイタ!」 と10枚つづりの水彩画を見せられます。非常に上手でしたので多分この少女は指一本筆に触れていないと思います。
クソガキ「上手だね、いくらなの?(ニコニコ)」
少女「ウーントネ、30ドル!(約3300円)」
クソガキ「は?(真顔)」
その後、青年に案内してもらう中でも彼女たちはずっとくっついてきました。
10枚30ドルで買う気はまるでなかったので適当に値下げ交渉してました。
最終的にはちょっと欲しかったのも手伝い、5枚8000チャット(640円)で購入しました。どう考えても高いと思うけどまあ……。
そのほかにも何人かの少年少女につきまとわれましたが、彼らの交渉は完全に順番制になっています。我先にと口々に責め立てるのでは効果が薄いと知っているのでしょう。なかなかおもしろかったです。
そして彼らは幼いながら当然クソガキさんより交渉慣れしているのでなかなか値下げしないし諦めもしない。追い払うためにちょっと購入したりなどするハメになっていました。反省。
その後、青年にガイドをしてもらいながらちょっとした置物などを購入。海外のマーケットで現地人と話しながら買い物するのは非常に楽しいです。
どうも五時でマーケットが閉まってしまうらしく、もう終わりだよと言われました。まだあまり見られていなかったので残念ですが、ひとまず見て回るだけでもと思い歩き出します。
すると今度はおっちゃんらが寄ってきました。琥珀のようなアクセサリーを見せてくるおっちゃん。「100㌦! ヤスイヨ!」おまえそれ男に営業かけるもんじゃないし100ドルは高すぎだろ??
二人目のおっちゃん、「カエルナラコッチ! コッチキテ!」なんだおめえおれはまだここを歩きてえんだよおまえが帰れ。
おっちゃんらが他にも寄ってきて面倒くさかったので早歩きで離脱。
少年少女や青年、おっちゃんらもぴったり後ろから着いてきます。ポケモン不思議のダンジョンみたいでした。どっかにモンスターハウスとかありそうだな?
その後、まだやっているお店を見ます。青年が説明してくれます。竹を編んだサッカーボールのようなもの、漆塗りの竹の容器、翡翠の人形。時間があったらゆっくりとみてみたかったところです。
おっちゃん2「カエルナラコッチ!」いやだからまだ見てるんだって。
とはいえ、やっぱり店じまいの時間。そろそろ開いているお店はなさそうです。
歩きながらまだ横にいた少年と交渉します。さすがにミャンマーの旧紙幣オススメされても興味ないんだよなー。
カエルナラコッチおじさんがうるさかったので適当に撒いて帰れないかなと思い、周囲を見てみます。
すると別のおっちゃんと目があいました。「100㌦! ヤスイヨ!(琥珀のアクセサリーを見せながら)」おまえまだいたのかよ。帰るならこっちらしいぞ。
さて、結局撒くことはできずに出口まで来てしまいました。
ガイドをしてくれた青年とはここでお別れをしました。結局青年は終始ちゃんとガイドをしてくれたのみで、彼のおかげで非常にマーケットを楽しむことができました。まあ
ちなみに少年少女を追い払うために適当に買い続けていたら、絵葉書的な何かが19枚手元に残りました。どうすんだこれ……。というか君らバリエーションってやつをさ……。
出口まで来た当たりで新種のミャンマー人のお兄さんが増えました。
カエルナラコッチおじさんもまだいます。いまクソガキさんについてきているのはこの二人です。
マーケットはもう終わりなので外に出たところで、この新種が話しかけてきました。
「雨を避けられる道がこっちにあるからこっちからが良いよ」
「カエルナラコッチ!」
青年ほどではないものの、流暢な日本語でした。
聞くと、カエルナラコッチおじさんとは兄弟とのこと。おじさんが31歳、お兄さんが23歳らしい。
笑顔になると真っ黒な歯が見えました。おそらく噛みたばこです。
「私たち、日本好き、日本語話せるだけで私たちの幸せ」と言い出します。
そしてある会社の社長の名刺を見せ、「これ私の社長、広島で働いてる」と。
名刺はボロボロで端がかけ、茶色の染みがついているものでした。
日本語の名前も持っているそうです。佐々木と名乗られました。
怪しいと言わざるを得ません。
日本人と話すことが最終目的だとアピールし、名刺を見せることで社会的地位のある人間だと認識させようとする。
明らかに別に目的がある人間のすることです。
ていうか名刺明らかに拾ったもんだろ……「カエルナラコッチ!」いやうるせえぞ兄。
服装の汚さも疑いに拍車をかけています。
当たり前みたいな顔をしてついてくるので、綺麗な集合商業施設に入ります。
ミャンマーのこういった施設は入場に際し持ち物審査などがあったり、銃を持った警備員が常駐しているので帰るかと思ったのですが、そんなことはなく。
まあこの中にいる限りは安全そうなので、彼らをガイドに使うことにしました。
お土産としてお菓子や酒などを買いたかったのでスーパーに案内してもらいます。
ところが、スーパーまで行ってお酒を見たいと言ったところ、佐々木が言いました。それなら他に良いところがある、と。
「そこなら飲むこともできる。そもそもここはお酒買えないよ」
……いわゆる西友くらいの規模のスーパーでお酒が買えないということはないと思うんですがね。
まあ施設内なら良いだろうと、おじさんと佐々木についてエレベーターを降りていきます。
しかし話していると施設外とのこと。
どこに案内されるかもわからんので、スーパーに戻ることにしました。
スーパーを見ていると予想通りありました、お酒コーナー。
もうそろそろ逃げても良いかな、と思い始めます。「カエルナラコッチ!」いやお前らが帰るんだよ。
一応ミャンマーの思い出になりそうなので写真を撮ろうとしたら断られました。君ら写真NGって普段なにしてるんですかね。
スーパーで商品を見ているふりをして、人が密集している狭い道を見つけます。
早歩きでそこを抜けつつ、兄弟が付いてきていることを確認。
棚の端まで行ったところで、棚を挟んでターン。そのまま逆方向へ。
念のため、遠目から兄弟がクソガキさんの姿を見失ったのを確認し、スーパーから離脱しました。
帰るならこっちらしいので帰らせていただく。
ということで施設を出て、周辺のローカル感溢れる商店街のような場所を歩きました。
様々なお店が立ち並びます。飲食店ではタコ焼き機のようなもので粉ものを焼いていましたし、その他屋台もたくさん。
本来は布を持っていって仕立ててもらうものなんだとか。
こうした屋台や古びたアパートが立ち並ぶ中、クソガキさんはあれを探します。
最早恒例と化した、「海外パチモン時計シリーズ」です。(ベトナムではダニエルウェリントンを五百円で購入しました。五秒で錆びました)
どこか良いお店ないかな、と歩きますが、イギリスやベトナムほどパチモン時計産業は盛んではない模様。うーんつまらん。
と、ようやく見つけました。明らかにインド系のおっちゃんが経営している時計店。
パラソルで雨をしのぎ、適当に設えた台の上に腕時計が並んでいます。
見てみると良い感じのオメガ(仮)の腕時計がありました。
ちゃんと自動巻きだそうなので、クソガキさんはこれに狙いを定めます。
クォーツだと電池切れの際に新しく電池を入れる気にならないので、パチモン時計シリーズ購入の際には機械式を選ぶようにしています。
肝心の値段は30000チャット(約2400円)。さっきの
この時点でまあ購入は決定していたのですが、値下げ交渉してみます。
10000チャット(800円)と言ってみる。そりゃねえわ、とばかりに笑いながら首を振る。まあ三分の一の値段だしね。でもたぶんこれでも彼らの利益は出ると思うんだよな。
英語が通じないので電卓で交渉。25000の文字。まあ下げたほうだな、とクソガキさんは11000を提示。まだだめそう。22000が提示される……。
などと交渉を続けた結果、最終的には19500チャット(1560円)で購入しました。
目標は15000チャット(1200円)だったけど、まあクソガキさんの交渉力ではこんなもんでしょう。15000チャットで買いたいなら初回をもっと低く提示するべきだったかな。
ということで購入しましたオメガ。このパチモン時計シリーズ、イギリスでは(一応)箱入り、ベトナムではそのまま手渡しで受け取りましたが、ミャンマーではなんとジップロックに入れて渡されました。雨に濡れないナイス配慮ですね。経費削減ってか?
ここまでで19時に近づいていたので、そろそろ帰宅せねばなりません。別のスーパーまでタクシーを使い、土産類を購入したのちに帰路へ。
運転手がビールを飲んでいるタクシーがありました。いや~自由な国って感じで良いですね~(目をそらしながら)。
首都を移転するだけあってヤンゴンは人口が多く、しょっちゅう渋滞していました。
人口だけではなく道の悪さ、歩行者の交通、信号の配置も渋滞の原因になっていると思います。あと人と犬と牛とときどき鶏も道路に出るし。
ホテル帰宅後はオメガ(仮)の分析。
・左側に曜日が円形になって表示されている → おそらく元々クロノグラフになっており曜日を知ることができたはず。ただの表示になっているのは、クロノグラフにすると肝心の長針や短針とぶつかって針が進まない事態が起きたからだと予想(イギリスで購入したウブロはそれ)。
・裏側 → なんか錆びてる。
・ベルト → なんかかちゃかちゃ音がする。すぐぶっこわれそう。
主観ではざっとこんな感じなのですが、高級時計メーカーであるオメガの時計なのできっとクソガキさんの見る目がないだけですね(笑)
その後、ホテルで食事を摂り、野犬の吠え声を聞きながら眠りにつきました。いや~良い子守歌ですね~(白目)。
▼ 帰国
翌日は帰国日です。仕事をし、夜19時45分発の便で帰ります。
買ったオメガを見せびらかしていたら、ちょっと落としたせいでベルトを留めているバネピンが外れました。オメガの時計(仮)なんだし落とし方が悪かっただけだよね(笑)
そんなこんなでこれ以上は面白イベントもなく、すんなり帰国。
あっそういえば出国審査の際に筆箱を置いてきてしまったので、筆箱の中にいれてたクソガキさん家の鍵がヤンゴン国際空港にありますので侵入したい方はどうぞ。
関西国際空港に着き、当然ながらコンビニを目にします。
あの時コンドーム2箱も買っていったおじさんはなんだったんだろうな、と思いだします。
するとスマホが震えました。友人からのLINEです。
「タイとかミャンマーって風俗が有名らしいぜ!」
コンドームおじさん……。やはり……あなたは……。
《クソガキ旅行記 ミャンマー編、完》
ちなみに空港で売っていた価格を見るにロンジーの適正価格は300円~500円くらいのようです(購入したロンジーを引き裂きながら)。
写真1枚目 - カエルナラコッチおじさんと佐々木を撒いた後に行った商店街
写真2枚目 - ロンジーのお店
写真3枚目 - オメガの時計(仮)
狂犬病の野犬が跋扈し、街中の芝生を放たれた牛が食む。
人々は路上で宴会をし、小屋のような自宅に帰る。
そんな国に行きました。
学生を卒業して丸二年が立ち、社会人三年目になりました。クソガキさんです。
おかもんから「もうガキじゃないしただのクソ野郎でしょ」との指摘がありましたが、さすがに一人称がクソ野郎さんでは少々辛いものがあるのでクソガキで通していこうと思います。
労働を始めてもう二年、当たり前ですが圧倒的に自由な時間は減りました。
その分学生時代には手に入れられなかったくらいには所得があるわけですが、ある時期を境にほとんど貯められていません。多分6時間平気で飲み歩いた挙句翌日も酒を喰らうガ/サ/ヤ/ンって人のせいだと思います。
労働は正直まるで楽しくないのですが、今回、労働開始以来初めて楽しいと思えることがありましたので旅行記を更新します。
ということでクソガキ旅行記38、今回はミャンマー編です。
仕事で一週間行ってきました。
一週間とはいえ、やっぱり仕事。
わざわざ海外出張までして行くためあまり時間はとれませんでしたが、合間を縫って得られた経験を記していきます。
▼ 行くまで
海外出張の話が出たのは1か月半ほど前のこと。
上司「クソガキ、海外出張行くかもしれんから用意だけしときや」
クソガキ「ウッス」
この時点ではクソガキさんが行くか、同じ部署の別の人間が行くかは決定していませんでした。
VISA準備で2週間はかかるようだし、その他諸々の準備も含め、常識的に考えればひと月前くらいには決まるんだろうなと勝手に思っていました。
その後、予定日まであと2週間と数日程度のある日でした。
上司「クソガキ行け」
クソガキ「は?」
その日のうちにVISA用の写真を撮りに行きました。走りました。
そんなわけでミャンマーに行くことになったクソガキさん。もちろん初めて行く国です。
「アジア最後の秘境」「未開の地」などいくつかの噂を聞いていました。街灯がない、とも。街灯がない……? 松明でも使ってんのか?
移動スケジュールは日曜出発、次の土曜に帰国便発、日曜朝7時帰国のまるまる1週間。
休日2.5日くらい潰れてたのでキレました。
そんなわけで土曜日に諸々の用意をし、日曜日に関西国際空港へ。
ちなみにVISAは出発の3日前くらいに届きました。無駄のなさすぎるスケジュールでブチギレました。
日曜日の関西国際空港。成田空港より若干人が少ないかな?
そういえば海外行くの1年ぶりくらいですね。足取り確認しつつ、難なくチェックイン&通関。
通関後は成田空港と同じく免税店が立ち並ぶ。
ここで見る免税店は帰国時には立ち寄るタイミングがありませんので冷やかしながら歩きます。途中両替カウンターがあったので日本円をUSDへ。
ミャンマー、未開の地なので日本円からミャンマーの通貨に直接両替できません。USDの、それも新札でしか両替できませんので、ここで替えておく必要があります。
ちなみにミャンマーの通貨は「チャット」と言います。だいたい1円=12チャット。1000チャット=81円。
両替をした後、なぜだか異様におなかが空いていたのでチェーンの寿司居酒屋に入り、ネギトロ丼を注文。
この時点で10時ごろ。まだなんだかおなかが空いていますが、空港のレストランはどれもあほみたいに高いためそのまま会計。
正直成田空港のほうが食事のバリエーションはあった記憶があります。
見るものもなくなったのでゲートへと向かいます。
あとは飛行機を待って乗るのみです。
今回のルートはタイを経由してのミャンマー。
関空ではゲートが別ターミナルになっており、そこへはモノレール(多分)で向かいます。
モノレールのホームは一方通行のため、元のターミナルに戻るには逆側の戻り専用のホームに着く必要があります。
逆側のホームへは帰国便の降り口からしか行くことはできない。
つまりここでゲートまで向かったら戻れないということ。
クソガキさんは乗り込み、ゲートへと向かいました。
時間は10時30分頃。やっぱりおなかが空いています。
モノレールを降りた後すぐにうどん屋らしき店を見つけましたが、やっぱり高いのでひとまずスルー。
ゲート付近まで行くと今度はファミリーマートを発見しました。
クソガキさん、悩みます。
飛行機の出発は11時45分。機内食が出る可能性は高い。
しかしもし出なかったら……? ここからタイまでの五時間、空腹との闘いになる。
5秒後にはおにぎり二個片手にレジに並んでました。
よく考えたら添乗員さんに聞けば一瞬で解決したのですが、食欲がすべての思考力を奪い去りました。
クソガキさんの一つ前に並んでいた金髪のいかつい小太り気味のおっさんはコンドームを二箱も買っていました。
タイに恋人でもいるんですかね? えっ風俗? あっ……。
ということでタイ行きの飛行機に乗り込みます。
タイ航空を使ったので添乗員もタイ人です。タイ人のあいさつ、ハガレンの錬成するときに手を合わせるあれと同じポーズなんですよね。トムヤムクンとか錬成しそう。
ちなみに当たり前みたいな顔して機内食を配られました。当たり前だよなあ。
タイまでの5時間はソリティアでぶっ飛びました。テトリスなかった……。
乗り継ぎ便の出発までは約2時間あるので、スワンナプーム国際空港のお店をふらふらします。
タイの空港、青果が売ってます。
バナナをはじめとし、ココナツ、マンゴー、パイナップル、西瓜、梨、リンゴ、etc...
実に多彩なフルーツが置かれていました。しかもココナツ以外はほとんどすべて皮すら剥いていません。パイナップルとか買ってどうするんだろうか。人でも殴るのかな。
お土産屋は免税店らしく酒類やタバコ、腕時計などを扱う店が多いです。
ローカル感のあるお店は少なかったのですが、中でも興味を惹いたのはトムヤムクンの乾燥具材? のようなものでした。
タイの料理として、そして世界三大スープとして有名(出典:wikipedia)なトムヤムクン。
口に入れると辛味とか酸味とか風味とかいろいろ混ざって良くわからん味がします。(100%主観)
そんなトムヤムクンの具材だけを取り出し、乾燥させて袋詰めしたようなものが売っていたのです。
多分お湯をかけて戻すことですぐに作れるインスタントトムヤムクンみたいなものだと思うのですが、如何せんタイ語しか書かれていなかったので詳細はわかりませんでした。
きっとスワンナプーム国際空港で一番面白いお土産はこれだと思います! 当然クソガキさんはトムヤムクンが苦手なので買いませんでした。
タイで一緒の便に乗る会社の人と合流し、いよいよミャンマーへ。
一時間半ほどの便なのですが、機内食でちょっとしたパイとワッフルが出てくる。
ネギトロ丼 + おにぎり + 機内食 + 機内食の4連コンボはさすがに効く。
その後は難なくミャンマーまでたどり着き、イミグレーションと荷物の受け取りを済ませる。
イミグレーションの手際が悪く長蛇の列が出来ていました。
▼ ミャンマー到着
荷物を受け取り、空港を出ます。
自動扉を抜けた瞬間、熱気と湿気が襲い掛かりました。
暑い! 夏の国の空気、日本で言えば沖縄の那覇空港を出た瞬間とほとんど同じものでした。
自動扉の先はミャンマー人でごった返していました。旅行者をタクシーに乗せようとみんな積極的に話しかけています。
クソガキさんのところにもタクシードライバーのお兄ちゃんがやってきました。
同行者(同じ会社の人)が「ミャンマーのタクシーは交渉で値下げできるから見とけ!」と言って交渉を始めました。
クソガキさん、わくわくしながら後をついていきます。ミャンマーの公用語はミャンマー語(ビルマ語)です。基本は日本語も英語も通じないと思って良いはず。言葉の通じない中どのように交渉をするのでしょうか。
と思っていたら10秒経たずに終わりました。え、一言も聞こえなかったんですけど……?
聞くと、ホテルの場所を知っている + 冷房もつけてくれるとのことで、最初に向こうが提示してきた9,000チャット(=720円)に対し、10,000チャット(=800円)を渡したとのことです。
おっかしーなークソガキさん義務教育受けたからわかるんだけど720円より800円のほうが高いしさっき値下げ交渉するって聞いたはずなんだけどなー。
ちなみに7,000チャット(560円)まで値下げした人もいるそうですが、努力するのが悲しくなる値下げ幅ですね。
しかも値下げしすぎると嫌がらせで冷房をつけてくれないこともあるとか。
空港からホテルまでは一時間以上かかったので、運賃は安いと思います。
ということでタクシーに乗り込むクソガキさん。
夜の19時を過ぎており、周りはどんどん暗くなっているところ。
なんか横に虹色に光る車が見えたんだがミャンマー製のDQN(死語)でも乗ってるのか……?
乗って数分、野犬が多いことに気づきます。
ミャンマーの野犬は狂犬病持ちが多いらしく、噛まれたらアウトです。気をつけろよーと脅されました。はははと笑っておきました。アメリカで大型犬に噛まれた左腿がうずきました。
車に乗って走り出すと、あることに気づきます。
車間距離が異様に短い……? かなり密集しているように見えます。
違いました。ミャンマー、車線の概念がありません。
信号待ちなどでは車線上に車が乗りだし、3車線のはずが横に4~5台の車が並ぶことも珍しくありません。
ちなみにミャンマーは過去は左側通行だったのですが、ある日右側通行に変更されたらしいです。そのせいか右ハンドルと左ハンドルの車が両方走ってるし、ルール無用かこの国は。
しばらく車を走らせていると、Y字路に差し掛かりました。
あれ、と思い目をこすります。Y字路の交差部分に円柱型の台みたいなものがせり出していたのですが、そこにミャンマー人が三人くらい座って酒を飲んでいる……?
すぐに通り過ぎて良く確認できなかったので見なかったことにしました。するとそんなクソガキさんに現実をたたきつけるかのように、その先の路上でも二人が座り込んで話し込んでいました。
ミャンマー人は路上で宴会をします。クソガキさんはまた一つどうでも良い知識を得ました。
しばらく行き、ホテルに到着しました。
夜も遅かったのでひとまずホテルで食事を済ませ、さっそく散策に行こうと外に出てみます。
熱気の中歩き出して一秒で気づきました。マジで街灯がない。
ホテルの周囲は一応建物もちゃんと並んでいて街のつくりにはなっているのですが、本当に街灯だけありません。
幸いか車通りが多いので、車のライトを頼りに歩き始めました。
まず目についたのはなにやら道に沿って作られている用水路のような川です。
付近に大きな川でもあるのでしょうか。
そのまま進んでいくと、こちらでも路上でミャンマー人が卓を囲んでいました。
といっても一応屋台のようで、七輪のようなものでおばちゃんが何か焼いていました。
さすがに初日から腹を壊すリスクは負えなかったので、いったんスルーします。
そのまま歩き続けますが、街灯がないというのはかなり不安になる状況です。
大通りは良いのですが、車が来なくなった瞬間ふっと周囲が暗闇になり、どこから何が飛び出してくるかわかりません。
野犬の吠え声が遠くで聞こえます。ベトナムで犬に追い回された記憶がよぎったあたりで引き返しました。
帰り際、七輪おばちゃんを見てみると、食器を洗った水を目の前の川に捨てていました。
……完全に"""どぶ川"""ってやつですね……。
ということで、初日の散策はわずか10分で終了。
▼ 一日目~
翌日、朝に会社の送迎車に乗り込み、郊外にある会社へ向かいます。
夜には暗くて見られなかった昨日のどぶ川を見てみました。よくわかんないけどなんかやべえ黒色をしていました。
走りだすとすぐに周囲の車が日本と違うことに気が付きました。
まずはトラック。当たり前のように荷台に人を乗せています。
それはまあ良いのですが、人をのせる前提だからか、荷台を囲むようにアーチが備え付けられています。
いや、アーチとか言ってすみません、どう見ても檻かなんかでした。完全に人身売買の輸送車かなんかです。
こんなトラックから人がはみ出そうなくらいに乗っています。バスみたいなもんですね多分。
一応普通のバスもあるのですが、見たバスすべて満員で非常に窮屈そうでした。しかも窓が開いてます。冷房ついていないみたいですね。
そしてバイク。バイクの数自体はそんなに多くないのですが、複数人乗りが普通、というか平気で3~4人乗りをしています。最早軽自動車かなんかです。
車に乗ってしばらくし、郊外に差し掛かったあたりでだんだんと風景が変わってきます。
道路に沿うように小屋が密集した場所がちらほらと出てきました。言葉は良くないのですが、漫画やアニメの世界で言うスラム街そのままの光景です。
さすがに「発展途上国」感を感じずにはいられない光景でした。
アメリカ、イギリス、シンガポールはどこも綺麗で、人の住む場所はしっかりと整備されています。
同じく発展途上国扱いのタイやベトナムも、人が住む場所はしっかりと建物です。
しかし、ミャンマーのこの村落のような家屋の集合地帯は、雨が降れば漏りそうで、大きな地震が来れば倒壊してもおかしくなさそうに思えました。
聞いた話では街灯を設置するとこのような家に住む人々の家の中に光が入り込んで眠れなくなるため設置できないとかなんとか。確かに街中には街灯がある場所はありました。
そんな道を車で走る。前にはちらほらと犬がいます。ミャンマー人は近くに犬がいても気にしていない様子。まあ変なことしない限りは噛んでこないんでしょうね。
ちなみにベトナムもそうだったのですが、横断歩道や信号はそんなにたくさんないので、歩行者はどうどうと車道を横切ります。車が来ていようがおかまいなしです。
ドライバー側もそれは理解しており、常に横から来る歩行者に気をつけています。歩行者のペースを見てスピードを落とし、渡れるようにしているのです。
もちろん歩行者はノンストップで渡れるわけではありませんので、車線上で待機している人がちらほら。この国の車線の役割って歩道かなんかなんですかね。
ベトナムやミャンマーで車道を横切る時には絶対に走りだしたり後ろに下がったり急にストップしないでください。ゆっくり一定のペースで歩くほうがはるかに安全です。
さて、これまでクソガキさんがいたのはミャンマー最大の都市、ヤンゴンです。
首都はネピドーというところですが、人口増加によりヤンゴンから首都機能が移転されました。
ヤンゴン市内を離れると急に緑が増え始めました。
もはやジャングルと言っても良いくらいに木が多いです。道路の横にはアスファルト舗装すらされていない道や森が沿っています。
聞いたところではこの国ではまだ森に入れば果実がとれて食べていけるので、真剣に働く人が少ないのだとか。いやそれって原始の採集生活じゃんかよ……。
そんな中、時々やたらにきれいな建物を目にします。彫りこまれ、金色に装飾された立派な門。その奥には金色の鐘のような形をした大きな建物が。
パゴダと呼ばれる仏教の建物です。
釈迦仏の遺骨を納めるための施設だそうです。このパゴダ、大小の差はあれどどれも非常にきれいでりっぱな造りになっていました。この金ぴかの真横にスラム街広がってるのはディストピア世界かなんかかよ……。
ちなみに特に有名なのはヤンゴン市内にあるシュエダゴン・パゴダ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%80%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B4%E3%83%80)です。クソガキさんは時間の関係で外から眺めるに留まりましたが、非常に大きくとても見応えがありそうです。ちなみに裸足で入場する必要があります。ミャンマーの夏の気温で裸足で歩こうとすると夏は肉が焼ける音がするらしいです。ジュッ。
(写真は外から見たシュエダゴン・パゴダです)
ちなみにパゴダにはクソデカ狛犬がよく置いてあるのですが、シュエダゴン・パゴダの狛犬の後ろにはひたすら犬の尻を見続ける青鬼がいました。死ぬほどシュールなので多分マーライオンみたいなマスコットになれると思います。
車が進んでいくとだんだんガタガタと揺れるようになってきました。道路状況が悪いのです。
見てみると、中央分離帯として置かれた花壇のような場所が崩れていました。
大きな地震でもあったのかと思いましたがどうも違うようです。
ミャンマーは乾季と雨季がある国です。
6月現在は雨季。雨季と言っても四六時中降り続けているわけではないのですが、スコールのような急激な雨が降ります。
このあたりの道路は土の上にアスファルトを一枚乗っけただけの造りなので、雨が降ると道路の下の土がゆるみ、上の道路まで崩れるのです。
なお、一年に一度直されるらしいのですが毎年同じことが起こるそうです。
ボコボコの道路に感心しながら眺めていると、ふとクソガキさんの視界の端に見覚えのある四足動物が入りました。
おかしいな見間違いだよな、と思いながら前を見てみるとそこにもいました。牛です。
車がびゅんびゅん行き交う道のすぐそばを牛がふらふら歩いています。飼い主の姿はなし。
野生の牛かよと思うのですが、一応飼い主はどこかにはいるらしい。
ていうかそれただの放置ですよね、放牧と表現すると語弊が大きいですよね。野良牛みたいなもんですよね。
会社でわざわざ植えた芝生をこいつらに食い尽くされたこともあるらしい。まあ8割くらい野生動物みたいなもんだしな……。
会社までの一時間ほどでこんな感じの風景を楽しんでいました。
退勤後ローカルなスーパーに入ったのですが、入り口すぐ右手にここでも青果が置いてありました。
ドリアンが置いてあったのでやっぱりこの辺の国では人を殴るためにフルーツが使われるんだろうと思います。ドラゴンフルーツとか手榴弾ぽいし。
つづく
写真1枚目 - ホテル付近の風景
写真2枚目 - 外から眺めたシュエダゴン・パゴダ
写真3枚目 - 永遠に狛犬の尻を見続ける青鬼
人々は路上で宴会をし、小屋のような自宅に帰る。
そんな国に行きました。
学生を卒業して丸二年が立ち、社会人三年目になりました。クソガキさんです。
おかもんから「もうガキじゃないしただのクソ野郎でしょ」との指摘がありましたが、さすがに一人称がクソ野郎さんでは少々辛いものがあるのでクソガキで通していこうと思います。
労働を始めてもう二年、当たり前ですが圧倒的に自由な時間は減りました。
その分学生時代には手に入れられなかったくらいには所得があるわけですが、ある時期を境にほとんど貯められていません。多分6時間平気で飲み歩いた挙句翌日も酒を喰らうガ/サ/ヤ/ンって人のせいだと思います。
労働は正直まるで楽しくないのですが、今回、労働開始以来初めて楽しいと思えることがありましたので旅行記を更新します。
ということでクソガキ旅行記38、今回はミャンマー編です。
仕事で一週間行ってきました。
一週間とはいえ、やっぱり仕事。
わざわざ海外出張までして行くためあまり時間はとれませんでしたが、合間を縫って得られた経験を記していきます。
▼ 行くまで
海外出張の話が出たのは1か月半ほど前のこと。
上司「クソガキ、海外出張行くかもしれんから用意だけしときや」
クソガキ「ウッス」
この時点ではクソガキさんが行くか、同じ部署の別の人間が行くかは決定していませんでした。
VISA準備で2週間はかかるようだし、その他諸々の準備も含め、常識的に考えればひと月前くらいには決まるんだろうなと勝手に思っていました。
その後、予定日まであと2週間と数日程度のある日でした。
上司「クソガキ行け」
クソガキ「は?」
その日のうちにVISA用の写真を撮りに行きました。走りました。
そんなわけでミャンマーに行くことになったクソガキさん。もちろん初めて行く国です。
「アジア最後の秘境」「未開の地」などいくつかの噂を聞いていました。街灯がない、とも。街灯がない……? 松明でも使ってんのか?
移動スケジュールは日曜出発、次の土曜に帰国便発、日曜朝7時帰国のまるまる1週間。
休日2.5日くらい潰れてたのでキレました。
そんなわけで土曜日に諸々の用意をし、日曜日に関西国際空港へ。
ちなみにVISAは出発の3日前くらいに届きました。無駄のなさすぎるスケジュールでブチギレました。
日曜日の関西国際空港。成田空港より若干人が少ないかな?
そういえば海外行くの1年ぶりくらいですね。足取り確認しつつ、難なくチェックイン&通関。
通関後は成田空港と同じく免税店が立ち並ぶ。
ここで見る免税店は帰国時には立ち寄るタイミングがありませんので冷やかしながら歩きます。途中両替カウンターがあったので日本円をUSDへ。
ミャンマー、未開の地なので日本円からミャンマーの通貨に直接両替できません。USDの、それも新札でしか両替できませんので、ここで替えておく必要があります。
ちなみにミャンマーの通貨は「チャット」と言います。だいたい1円=12チャット。1000チャット=81円。
両替をした後、なぜだか異様におなかが空いていたのでチェーンの寿司居酒屋に入り、ネギトロ丼を注文。
この時点で10時ごろ。まだなんだかおなかが空いていますが、空港のレストランはどれもあほみたいに高いためそのまま会計。
正直成田空港のほうが食事のバリエーションはあった記憶があります。
見るものもなくなったのでゲートへと向かいます。
あとは飛行機を待って乗るのみです。
今回のルートはタイを経由してのミャンマー。
関空ではゲートが別ターミナルになっており、そこへはモノレール(多分)で向かいます。
モノレールのホームは一方通行のため、元のターミナルに戻るには逆側の戻り専用のホームに着く必要があります。
逆側のホームへは帰国便の降り口からしか行くことはできない。
つまりここでゲートまで向かったら戻れないということ。
クソガキさんは乗り込み、ゲートへと向かいました。
時間は10時30分頃。やっぱりおなかが空いています。
モノレールを降りた後すぐにうどん屋らしき店を見つけましたが、やっぱり高いのでひとまずスルー。
ゲート付近まで行くと今度はファミリーマートを発見しました。
クソガキさん、悩みます。
飛行機の出発は11時45分。機内食が出る可能性は高い。
しかしもし出なかったら……? ここからタイまでの五時間、空腹との闘いになる。
5秒後にはおにぎり二個片手にレジに並んでました。
よく考えたら添乗員さんに聞けば一瞬で解決したのですが、食欲がすべての思考力を奪い去りました。
クソガキさんの一つ前に並んでいた金髪のいかつい小太り気味のおっさんはコンドームを二箱も買っていました。
タイに恋人でもいるんですかね? えっ風俗? あっ……。
ということでタイ行きの飛行機に乗り込みます。
タイ航空を使ったので添乗員もタイ人です。タイ人のあいさつ、ハガレンの錬成するときに手を合わせるあれと同じポーズなんですよね。トムヤムクンとか錬成しそう。
ちなみに当たり前みたいな顔して機内食を配られました。当たり前だよなあ。
タイまでの5時間はソリティアでぶっ飛びました。テトリスなかった……。
乗り継ぎ便の出発までは約2時間あるので、スワンナプーム国際空港のお店をふらふらします。
タイの空港、青果が売ってます。
バナナをはじめとし、ココナツ、マンゴー、パイナップル、西瓜、梨、リンゴ、etc...
実に多彩なフルーツが置かれていました。しかもココナツ以外はほとんどすべて皮すら剥いていません。パイナップルとか買ってどうするんだろうか。人でも殴るのかな。
お土産屋は免税店らしく酒類やタバコ、腕時計などを扱う店が多いです。
ローカル感のあるお店は少なかったのですが、中でも興味を惹いたのはトムヤムクンの乾燥具材? のようなものでした。
タイの料理として、そして世界三大スープとして有名(出典:wikipedia)なトムヤムクン。
口に入れると辛味とか酸味とか風味とかいろいろ混ざって良くわからん味がします。(100%主観)
そんなトムヤムクンの具材だけを取り出し、乾燥させて袋詰めしたようなものが売っていたのです。
多分お湯をかけて戻すことですぐに作れるインスタントトムヤムクンみたいなものだと思うのですが、如何せんタイ語しか書かれていなかったので詳細はわかりませんでした。
きっとスワンナプーム国際空港で一番面白いお土産はこれだと思います! 当然クソガキさんはトムヤムクンが苦手なので買いませんでした。
タイで一緒の便に乗る会社の人と合流し、いよいよミャンマーへ。
一時間半ほどの便なのですが、機内食でちょっとしたパイとワッフルが出てくる。
ネギトロ丼 + おにぎり + 機内食 + 機内食の4連コンボはさすがに効く。
その後は難なくミャンマーまでたどり着き、イミグレーションと荷物の受け取りを済ませる。
イミグレーションの手際が悪く長蛇の列が出来ていました。
▼ ミャンマー到着
荷物を受け取り、空港を出ます。
自動扉を抜けた瞬間、熱気と湿気が襲い掛かりました。
暑い! 夏の国の空気、日本で言えば沖縄の那覇空港を出た瞬間とほとんど同じものでした。
自動扉の先はミャンマー人でごった返していました。旅行者をタクシーに乗せようとみんな積極的に話しかけています。
クソガキさんのところにもタクシードライバーのお兄ちゃんがやってきました。
同行者(同じ会社の人)が「ミャンマーのタクシーは交渉で値下げできるから見とけ!」と言って交渉を始めました。
クソガキさん、わくわくしながら後をついていきます。ミャンマーの公用語はミャンマー語(ビルマ語)です。基本は日本語も英語も通じないと思って良いはず。言葉の通じない中どのように交渉をするのでしょうか。
と思っていたら10秒経たずに終わりました。え、一言も聞こえなかったんですけど……?
聞くと、ホテルの場所を知っている + 冷房もつけてくれるとのことで、最初に向こうが提示してきた9,000チャット(=720円)に対し、10,000チャット(=800円)を渡したとのことです。
おっかしーなークソガキさん義務教育受けたからわかるんだけど720円より800円のほうが高いしさっき値下げ交渉するって聞いたはずなんだけどなー。
ちなみに7,000チャット(560円)まで値下げした人もいるそうですが、努力するのが悲しくなる値下げ幅ですね。
しかも値下げしすぎると嫌がらせで冷房をつけてくれないこともあるとか。
空港からホテルまでは一時間以上かかったので、運賃は安いと思います。
ということでタクシーに乗り込むクソガキさん。
夜の19時を過ぎており、周りはどんどん暗くなっているところ。
なんか横に虹色に光る車が見えたんだがミャンマー製のDQN(死語)でも乗ってるのか……?
乗って数分、野犬が多いことに気づきます。
ミャンマーの野犬は狂犬病持ちが多いらしく、噛まれたらアウトです。気をつけろよーと脅されました。はははと笑っておきました。アメリカで大型犬に噛まれた左腿がうずきました。
車に乗って走り出すと、あることに気づきます。
車間距離が異様に短い……? かなり密集しているように見えます。
違いました。ミャンマー、車線の概念がありません。
信号待ちなどでは車線上に車が乗りだし、3車線のはずが横に4~5台の車が並ぶことも珍しくありません。
ちなみにミャンマーは過去は左側通行だったのですが、ある日右側通行に変更されたらしいです。そのせいか右ハンドルと左ハンドルの車が両方走ってるし、ルール無用かこの国は。
しばらく車を走らせていると、Y字路に差し掛かりました。
あれ、と思い目をこすります。Y字路の交差部分に円柱型の台みたいなものがせり出していたのですが、そこにミャンマー人が三人くらい座って酒を飲んでいる……?
すぐに通り過ぎて良く確認できなかったので見なかったことにしました。するとそんなクソガキさんに現実をたたきつけるかのように、その先の路上でも二人が座り込んで話し込んでいました。
ミャンマー人は路上で宴会をします。クソガキさんはまた一つどうでも良い知識を得ました。
しばらく行き、ホテルに到着しました。
夜も遅かったのでひとまずホテルで食事を済ませ、さっそく散策に行こうと外に出てみます。
熱気の中歩き出して一秒で気づきました。マジで街灯がない。
ホテルの周囲は一応建物もちゃんと並んでいて街のつくりにはなっているのですが、本当に街灯だけありません。
幸いか車通りが多いので、車のライトを頼りに歩き始めました。
まず目についたのはなにやら道に沿って作られている用水路のような川です。
付近に大きな川でもあるのでしょうか。
そのまま進んでいくと、こちらでも路上でミャンマー人が卓を囲んでいました。
といっても一応屋台のようで、七輪のようなものでおばちゃんが何か焼いていました。
さすがに初日から腹を壊すリスクは負えなかったので、いったんスルーします。
そのまま歩き続けますが、街灯がないというのはかなり不安になる状況です。
大通りは良いのですが、車が来なくなった瞬間ふっと周囲が暗闇になり、どこから何が飛び出してくるかわかりません。
野犬の吠え声が遠くで聞こえます。ベトナムで犬に追い回された記憶がよぎったあたりで引き返しました。
帰り際、七輪おばちゃんを見てみると、食器を洗った水を目の前の川に捨てていました。
……完全に"""どぶ川"""ってやつですね……。
ということで、初日の散策はわずか10分で終了。
▼ 一日目~
翌日、朝に会社の送迎車に乗り込み、郊外にある会社へ向かいます。
夜には暗くて見られなかった昨日のどぶ川を見てみました。よくわかんないけどなんかやべえ黒色をしていました。
走りだすとすぐに周囲の車が日本と違うことに気が付きました。
まずはトラック。当たり前のように荷台に人を乗せています。
それはまあ良いのですが、人をのせる前提だからか、荷台を囲むようにアーチが備え付けられています。
いや、アーチとか言ってすみません、どう見ても檻かなんかでした。完全に人身売買の輸送車かなんかです。
こんなトラックから人がはみ出そうなくらいに乗っています。バスみたいなもんですね多分。
一応普通のバスもあるのですが、見たバスすべて満員で非常に窮屈そうでした。しかも窓が開いてます。冷房ついていないみたいですね。
そしてバイク。バイクの数自体はそんなに多くないのですが、複数人乗りが普通、というか平気で3~4人乗りをしています。最早軽自動車かなんかです。
車に乗ってしばらくし、郊外に差し掛かったあたりでだんだんと風景が変わってきます。
道路に沿うように小屋が密集した場所がちらほらと出てきました。言葉は良くないのですが、漫画やアニメの世界で言うスラム街そのままの光景です。
さすがに「発展途上国」感を感じずにはいられない光景でした。
アメリカ、イギリス、シンガポールはどこも綺麗で、人の住む場所はしっかりと整備されています。
同じく発展途上国扱いのタイやベトナムも、人が住む場所はしっかりと建物です。
しかし、ミャンマーのこの村落のような家屋の集合地帯は、雨が降れば漏りそうで、大きな地震が来れば倒壊してもおかしくなさそうに思えました。
聞いた話では街灯を設置するとこのような家に住む人々の家の中に光が入り込んで眠れなくなるため設置できないとかなんとか。確かに街中には街灯がある場所はありました。
そんな道を車で走る。前にはちらほらと犬がいます。ミャンマー人は近くに犬がいても気にしていない様子。まあ変なことしない限りは噛んでこないんでしょうね。
ちなみにベトナムもそうだったのですが、横断歩道や信号はそんなにたくさんないので、歩行者はどうどうと車道を横切ります。車が来ていようがおかまいなしです。
ドライバー側もそれは理解しており、常に横から来る歩行者に気をつけています。歩行者のペースを見てスピードを落とし、渡れるようにしているのです。
もちろん歩行者はノンストップで渡れるわけではありませんので、車線上で待機している人がちらほら。この国の車線の役割って歩道かなんかなんですかね。
ベトナムやミャンマーで車道を横切る時には絶対に走りだしたり後ろに下がったり急にストップしないでください。ゆっくり一定のペースで歩くほうがはるかに安全です。
さて、これまでクソガキさんがいたのはミャンマー最大の都市、ヤンゴンです。
首都はネピドーというところですが、人口増加によりヤンゴンから首都機能が移転されました。
ヤンゴン市内を離れると急に緑が増え始めました。
もはやジャングルと言っても良いくらいに木が多いです。道路の横にはアスファルト舗装すらされていない道や森が沿っています。
聞いたところではこの国ではまだ森に入れば果実がとれて食べていけるので、真剣に働く人が少ないのだとか。いやそれって原始の採集生活じゃんかよ……。
そんな中、時々やたらにきれいな建物を目にします。彫りこまれ、金色に装飾された立派な門。その奥には金色の鐘のような形をした大きな建物が。
パゴダと呼ばれる仏教の建物です。
釈迦仏の遺骨を納めるための施設だそうです。このパゴダ、大小の差はあれどどれも非常にきれいでりっぱな造りになっていました。
ちなみに特に有名なのはヤンゴン市内にあるシュエダゴン・パゴダ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%80%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B4%E3%83%80)です。クソガキさんは時間の関係で外から眺めるに留まりましたが、非常に大きくとても見応えがありそうです。ちなみに裸足で入場する必要があります。ミャンマーの夏の気温で裸足で歩こうとすると夏は肉が焼ける音がするらしいです。ジュッ。
(写真は外から見たシュエダゴン・パゴダです)
ちなみにパゴダにはクソデカ狛犬がよく置いてあるのですが、シュエダゴン・パゴダの狛犬の後ろにはひたすら犬の尻を見続ける青鬼がいました。死ぬほどシュールなので多分マーライオンみたいなマスコットになれると思います。
車が進んでいくとだんだんガタガタと揺れるようになってきました。道路状況が悪いのです。
見てみると、中央分離帯として置かれた花壇のような場所が崩れていました。
大きな地震でもあったのかと思いましたがどうも違うようです。
ミャンマーは乾季と雨季がある国です。
6月現在は雨季。雨季と言っても四六時中降り続けているわけではないのですが、スコールのような急激な雨が降ります。
このあたりの道路は土の上にアスファルトを一枚乗っけただけの造りなので、雨が降ると道路の下の土がゆるみ、上の道路まで崩れるのです。
なお、一年に一度直されるらしいのですが毎年同じことが起こるそうです。
ボコボコの道路に感心しながら眺めていると、ふとクソガキさんの視界の端に見覚えのある四足動物が入りました。
おかしいな見間違いだよな、と思いながら前を見てみるとそこにもいました。牛です。
車がびゅんびゅん行き交う道のすぐそばを牛がふらふら歩いています。飼い主の姿はなし。
野生の牛かよと思うのですが、一応飼い主はどこかにはいるらしい。
ていうかそれただの放置ですよね、放牧と表現すると語弊が大きいですよね。野良牛みたいなもんですよね。
会社でわざわざ植えた芝生をこいつらに食い尽くされたこともあるらしい。まあ8割くらい野生動物みたいなもんだしな……。
会社までの一時間ほどでこんな感じの風景を楽しんでいました。
退勤後ローカルなスーパーに入ったのですが、入り口すぐ右手にここでも青果が置いてありました。
ドリアンが置いてあったのでやっぱりこの辺の国では人を殴るためにフルーツが使われるんだろうと思います。ドラゴンフルーツとか手榴弾ぽいし。
つづく
写真1枚目 - ホテル付近の風景
写真2枚目 - 外から眺めたシュエダゴン・パゴダ
写真3枚目 - 永遠に狛犬の尻を見続ける青鬼
イギリス旅行最終日、今日が終われば翌日は朝に出る飛行機で帰るだけです(だけとは言っていない)。
本日は二時間ほどかけ電車でコッツウォルズ地方、ストラウドという場所に行き、帰りがけにオックスフォードに寄る予定。
海外に行ったら都会や観光地よりも田舎の方を一度見てみたいんですよね。まあ、ストラウドもガイドブックに載っているくらいなので結局観光地なのかもしれませんが。
ストラウドへ行く電車は数が限られており、ホームズロケ地の残りを回るという同行者を残し八時半前くらいににクソガキさんはホテルを出ます。ていうか一緒に来たのに別行動しかしてねえな。
一応、同行者もオックスフォードは見たいということで16時に現地に集合する約束を取り付けました。最終日終了間際になって初めて観光を共にするのか……。
下手に地下鉄を使っても大して時間の節約にもならなければお金の浪費にしかならなさそうなので、20分ほど歩いてPaddington駅まで行くことにしました。
キングスクロスなどと同じく鉄道が通るこのPaddington駅、けっこう大きな駅です。
東京で言えば品川駅のような感じでしょうか。比較的天井も高く視界は良好、その上ごちゃごちゃとわかりにくい配置もされていないので使いやすそうな駅でした。
ストラウド行きの鉄道は57分発。駅に着いた時点で50分ほど。少し急がなければなりません。
使いやすそうな駅と書きましたが券売機が少ないことだけは欠点です。いくらか並んだ末機械を操作し、ストラウド行きの切符を購入する画面を呼び出し、後はボタン一つで完了! と画面を見ます。
券売機「125ポンド(約2万円)」
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
券売機「125ポンド(約2万円)」
。 。
( Д )
ストラウドは断念しました。
きっとどっかでボタン押し間違えたかなんかだと思うんですよね、こんなに高いはずはないと思います。
とはいえ時間も押していたし後ろに並んでいる人もいたのでストラウド行きはとっとと断念。ということで本日の別の予定を考えます。
ここでオックスフォードに行っても良かったのですが、早すぎるし、同行者と合流するころに見るものが全てなくなっていても困るので他のことを探します。
とりあえず昨日は開催されてなかったマーケットに行ってみるかと地下鉄のone day ticketを再び購入、駅まで行ってみますが今日もやってなかったので早速二時間ほど無駄にしました。情報を適当に見てはいけない(戒め)
どうしよう、と途方にくれ手元のone day ticketを眺めます。
田舎に行きたいという当初の目的を思い出しました。これでいけるとこまでの田舎に行けば良いか。
路線図を見て最も遠いAmershamという駅に目的地を決めました。
電車に乗り、Wembley parkという駅を過ぎたあたりから窓の外の景色が変わってきて、ロンドンにあるような雑然とした感覚は得られなくなってきました。(地下鉄と言っても地上を通る場合もあります。田舎に近付くほど地上に出るようです)
集合住宅や大きな建物が減っていき、家は煙突のついた一軒家ばかりになり、庭を持つ家も数多く。
Parkの名を持つ駅では見渡す限りの芝生が広がっている場所も多く、そこで遊んでいる子供たちも数多く見受けられました。
イギリスののどかな休日風景を見ながら一時間ほど揺られると目的地に着きました。
Amershamは路線の終点と言えど意外と栄えていました。駅を降りれば煙突のついたかわいらしい家々が出迎え、すぐそばには商店街もあります。
土曜日だからか人通りもだいぶ多く、東京から西武線や東武線で埼玉に入った時のような印象を受けました。とはいえ商店街を抜けてしまえば、お店や民家は所沢や志木などよりも断然少ないので、商店街に人が集まった結果そういう印象になったのだと思います。
こんなところに来ても楽しい施設がないことはわかっていたので、さっそくウォーキングを開始しました。
歩いていると煙突から煙の出ている家がありました。
電車で見た頃から、煙突と言えばサンタクロースを思い出していました。きっと庭にある大きなマツの樹がクリスマスツリーになるんだろうなあ。
しかも煙突があるということは多分暖炉があるということですよね。こういうところでホームステイなどできたら良いなあと思いました。食事だけは日本のインスタントでも持って行った方が良いでしょうが。
2、30分ほど歩くと、遠くに広大な草原らしきものが見えてきました。
ここからPaddington駅に帰る時間、Paddington駅からオックスフォードに帰る時間も考えるとあまり長くはいられませんので、あの草原まで行って帰ることにしました。
しばし歩いて着き、目を疑いました。この草原全部売地……?
地平線の先の先まで埋め尽くすほどの大きな土地、どうも全て売地のようです。中に入れないよう柵が設けられています。イギリス土地余ってんだなー。
このあたりから先は進んでも対して景色が変わりそうにありませんでしたので、特に書き起こして面白いこともありませんでしたがAmershamはここで終了しました。
帰りがけ電車から見た風景、行きでは全て公園だと思っていた見渡す限り緑の土地にも、良く見たら柵が設けてありました。売地か個人の庭なのでしょう。でかすぎるんだよなあ。
Paddington駅に到着したクソガキさん、お腹すきました。
正直すでにイギリスで食事はしたくなかったのですが、何か食べねば持ちそうもない。
とはいえ普通のレストランでは普通に高くて普通にまずい食事が出てきそうなので食べたくありませんでした。
・美味しいものが出てくるとは考えない方が良い。
・どうせなら日本にもあるもので比較できるものが良い。
・まずい食事が出てくると仮定するならネタにできる方がマシ。
・そういえば昨日ラーメン屋見たなあ……。
ということで昨日見たラーメン屋に入ることにしました。
ラーメンなら味も濃いしイギリスの飯マズの理由である味がついてないこともきっとクリアできるでしょう!
着席しタンタンメンを注文しました。味の薄いタンタンメンなんてあるわけないやろ!! 勝った!!!
最早勝利しか見えないクソガキさん。20分ほど待っていると、しっかりと赤い色のついたタンタンメンがやってきました(画像参照)。
出てくるまでに割と時間もかけてたし、これは昨日までの食事と違って期待できそうですね。とりあえず白い麺を一口。
味しねえウッソだろお前……。
目の前のしっかりと色のついたラーメンを眺めました。おいこの赤色なんだよ、なんで何の味もしねえんだ……。
このスープ、良く見てみるとお湯とそれに入っているカップ麺についてくるようなペースト状の出汁らしきものがちゃんと溶けていない。よしんば溶けていも特に味はしなさそうですが……。なおかき混ぜてもろくに溶けませんでした。
麺の方はワンタンの生地を麺状に切ったような味や食感でした。もちろんスープの味が絡んでいるなんて言うこともない。なんせスープに味がないからな。
まとめると、ワンタンを細長く切った麺状の何かがお湯に浸かっているだけのものでした。これで日本円にして千円超えるとか悪い冗談だぜ……。
しかし出されたものは食べなければならない。というか残して別のレストラン入ってまたまずい食事出されたら悪夢という他ないので、食べきる算段をつけようと思います。
わずかばかり味のついているスープをれんげですくい、麺と共に食べる。料理の前知識ないやつがラーメン的な何かを作ろうと思ったらこうなるんだろうなあという感想を抱きました。仮にもレストランでこの感想を抱くのはどうなんだ……。
途中れんげが壊れて絶望するハプニングもありましたが、なんとか完食。もう二度とイギリスの食事には期待しないことを心に誓いました。
昼食も終え、いよいよオックスフォードへ。同行者とは16時に現地集合する予定だったけど間に合わねえなこれなあ。
ということでPaddington駅に15時に着くと、そこでうろついている同行者の姿が。お前も間に合ってねえのかよ。
切符を購入し、二人で鉄道に乗り込みます。イギリス旅行三日目にして最初で最後の同時観光でした。
一時間半ほど電車に揺られ、16時45分にオックスフォードに到着。いろんな場所が店じまいしそうな時間ですね……。
案の定駅から全力ダッシュしたにも関わらず、同行者の行きたがっていた不思議の国のアリスのお店は閉まっており、クライストチャーチも中には入れず、その他観光名所も当然のごとく閉まっていました。
とはいえオックスフォードの町並みはしっかりと堪能できました。ロンドンよりも古く、城にも似た荘厳な建物が石造りの道の横に立ち並ぶ。夕暮れの時間も相まって良い写真をたくさん撮ることができました。
その後、まだ空いている土産屋を見て回りました。その中でも目を離すとお互いふらっと別の場所に行ってしまうので協調性0かよこいつら(クソガキさん含む)とか心の中で突っ込みを入れていました。
一時間と少しくらい見て回り、同じ鉄道を使ってホテルへ。思っていたよりも広かったので、次はもっと時間をとって見て回りたい場所でした。結局名所は一つも入ってないしね。
鉄道の中で本日の夕食について決めます。お互いイギリス料理には打ちのめされていたのでとことん安く済ませることにしました。
ホテルの最寄駅にあるコンビニに売っているもので済ませる手段です。どうせまずいなら安く済ませるのが板。まさか食べられないなんてことはあるまい、とピザを注文。
まさかのまさか包み紙がピザに張り付いて食べることすらできなくなるとはつゆほども思っていませんでした(汚物噴射)。
ちなみに同行者の注文したカルツォーネは硬すぎて、文字通り歯が立たずこれも食べられなかった模様。あのコンビニは何を売っていたんですかね……。
イギリスの食事はグレードダウンさせ続けると食べることすらできなくなる。クソガキさんはまた一つ賢くなりました。なってねえよ金返せ。
そんなことがありつつも旅行三日目は終了。ベッドに入ります。ちなみに前日に買ったウブロ(仮)の時計を見てみると、微妙に短針の位置がずれていて正しい時間を指してくれないことが判明しました。まさか高級時計にそんな設計ミスあるわけないよね(笑)
日本へ帰る飛行機は9時20分に発つので、6時を回らないうちに起床。
そそくさと準備を済ませ、何事もなく搭乗。
三人席のうち真ん中に座るクソガキさん。席に置いてあった枕や毛布を抱いて座ります。
と、後から60歳くらいの中東系らしきおじさんがやってきました。紫色で裏打ちされた高そうなスーツを着ています。金持ってそうなおっさんでした。
とそのおっさん、席に着くなり枕や毛布をクソガキさんの足元に放り投げる。
どっこいしょとばかりに座り込み、クソガキさんの領域を侵す枕と毛布には気にも留めない。なんだこのおっさん(殺意)。
なんなら独特の甘い匂いやアルコールの匂いも漂ってきて座ってるだけですでにきつい。半身になってクソガキさんに背を向けているのでまだ我慢できましたが、時折顔をこっちに向けたときの匂いがたまったものではありませんでした。せめて酒は抜いてから来てくれませんかね……。
これが隣にいる状態で今から7時間も8時間も過ごすのか(絶望)、と同行者と視線で会話します。
と、そのまま離陸を待っていると、入り口の方からお姉さんがやって来てこちらに顔を向けます。
「席、間違ってない?」
お姉さん(救済の神)はチケットをこちらに見せました。確かにこの三人席のうちの一つのナンバーが書かれています。
クソガキさんと同行者の席は確かにこの二つです。ということは横の謎のおっさんの席が間違っている! 大勝利やんけはよどっかいけおっさん!
しかしおっさん動かない。チケットの確認すらしない。おっさん……(絶望)
と、ここにCAのお姉さん(救済の神)がやってきました。さすがに添乗員の言うことは聞くやろ! クソガキさんは今度こそ勝利を確信しました。ほんまはよどっかいけ。
CAさん、おっさんに英語で何やら話します。
しかしおっさん、これでも動かない。なんやこの老害……。
終いにはチケットを見せてきたお姉さんの方が諦めて、おっさんが座るはずだった席に座ることになりました。CAさんは申し訳なさそうな表情をお姉さんにします。クソガキさんにもしてくれ。
そんなこともありつつ離陸。おっさん、CAさんに注意されたにも関わらずシートベルトを締めませんでした。クソガキさんはそういう反骨精神も良いと思うけどできればここじゃないとこでやってほしいな。なんならここじゃないところに今すぐ吹っ飛んで行ってほしいな。
離陸してからの数分間、通路側に座るおっさんは窓の外が気になるようでしきりにこちら(窓側)に顔を向けていました。アルコールの匂いがダイレクトにクソガキさんの鼻孔をぶっ叩きます。おっさん……(絶望)
が、地獄はここからでした。
離陸してからしばらく経ち、機内サービスのドリンクが配られた後、おっさんがちらちらこちらを見てきます。
見まい見まいと前を見続けていましたが、不意に通路側に顔が向いてしまい、待ち構えていたかのようなおっさんの視線にダイレクトアタック。アカン。
思えばこの時にアイマスクでも被って寝たふりしてれば良かったんですね……。ちなみに同行者は即おねんねでした。
案の定おっさんは話しかけてきます。ですがこのおっさん、どうも英語が得意ではない様子。
CAさんに話しかけられても反応が薄かったのはこの理由もあるのかもしれません。正直ジェスチャーで分かれよと思いますが。
クソガキさん普通に意志が弱いので会話が始まってしまいました。お互いの出身国を知ります。おっさんはパキスタン出身でした。
両者たどたどしい英語で話します、が、おっさんの英語マジでわからん。
メッカがどうの言っているようですが、どうも悪いものを言うニュアンスで言っているようでイスラム教徒ではなさそう? この辺はお互いの英語力が低すぎたので要領を得ないことばかりでした。
とりあえずお互いわかりやすいことを簡単に話せるような話題を提供しようと、なぜロンドンにいたのかを尋ねたり、自分がロンドンで何をしてきたかを話しました。
しかしおっさん全部スルー。このクソ野郎(殺意)。
クソガキさんが理解を得られず困っている内に、話はどんどんおっさんのしたい方向へ向かっていきます。おっさん人の話は聞けって小学校で教わらなかったのか?
「どういう意味?」と直接聞いてみても同じ言葉を繰り返すのみ。ボケ老人かなんかかこいつは……。
おっさんは言います。
「ジャパーン、ビッグボーイ、チャイナー、リトルボーイ」。
どういう意味だそれは。
しかも話は(おっさんの中で)面白くなっていっているようで、どんどんおっさんの声が大きくなっていきます。
お、いいぞーこの調子で音量が大きくなっていったら他の乗客に迷惑かかりそうだしCAさんが助けに来てくれるかもなー、とヒートアップするおっさんを眺めて適当に合わせていました。
そんな時、あることに気付きました。
おっさんのジェスチャーが股間の方に向いています。両の手を股のあたりですいすい上下させています。
おっさんの声が再び耳を刺します。
「ジャパーン、ビッグボーイ、チャイナー、リトルボーイ」
チ××の話してんのかこいつは!!??!!??
さすがにこの話題を大声で話させ続けるのはやばいと思い、話題を替えようとパキスタンとはどういう国かとか日本に行ったことがあるかなどの話を振り続けます。
しかしおっさん、もう当然のごとく華麗なスルー。おっさん……(絶望)
いくらなんでももう手におえそうにもないのでどうやって会話を打ち切るかを思案していたところ、ついにCAさんの救いの手が差し伸べられました。
「狭くない? 他の席も空いてるから移動したら?」とクソガキさんにに話しかけてきます。提案が不自然ですがこの際なんでも良かったのでスマホと財布だけ持ち、他の荷物は同行者に任せて脱出しました。さらばおっさん、もう二度と会うこともない。なんなら本当に会いたくない。
ちなみにこのCAさん、近くを通りかかったところを同行者がアイコンタクトで助けるよう仕向けてくれたようで、彼には本当に感謝しかない。
残してきた同行者はヘッドフォンと映画でおっさんを完全シャットアウトしたらしくクソガキさんより断然有能でした。彼の「人の話を聞くから損するんだよ」という言葉は耳に残りましたね……。
まあ正直なところ、あのおっさんが本当はなんの話をしていたのかはわからず終いなんですけどね。
ジェスチャーが股間に行っていたのでチ××の話なのかと思っただけなので、どこかの国のスラングかなにかを拙い英語で表現したものだったのかもしれませんし、はたまた全然別の意味だったのやも。
わかる方がいらっしゃったら教えていただけると嬉しいです。
パキスタンの金持ってそうなおっさんへの印象がどんぞこまで落ちたエピソードでした。ていうか高そうなスーツ着てるおっさんがなんでエコノミークラス使ってんだケチってんじゃねえあと席も間違えてんじゃねえよ。
さて、その後はテトリスを始めたら一瞬で5~6時間ほど経ち、あっという間に乗り継ぎのアブダビへ。テトリスクソ面白い……。
なお、機内食で食べたパスタにはちゃんとトマトソースがかかっていたので、イギリスの料理と比べれば震えるほど美味しかったです。機内食を美味しいと思う日が来るとは思いませんでした(伏線回収)。
なんなら飛行機で見た世界地図の模様が牡蠣に見えてくるくらいには美味しい料理に飢えていました。重症ですね……。
アブダビの空港では同じく乗り継ぎ目的の日本人が大量にいました。日本人、マスクしてるし男も女も髪長いし良くも悪くも目立つ。
その後は何事もなく成田空港へ。長い空の旅が終わりました。ハプニングもいくらかありましたがエティハド航空は良い航空会社でしたね。またロンドンへ行く機会があるなら使っても良いかもしれません。パキスタン人のおっさんだけは勘弁して欲しいですが。
ふと、マーケットで購入したウブロ(仮)の腕時計を取り出しました。
4G回線のつながったスマホで、「ウブロ 偽物」と調べてみます。
すると偽物との見分け方の記事が出てきました。
時計のサイドのボタンが本物は丸いが偽物は角ばっている、ロゴの文字が本物は細長い、ベルトからバニラの香りがする、など……。
確かにこの腕時計、サイドのボタンは丸いしロゴはちゃんと細長い。しかもしっかりとベルトからバニラの匂いまでする。
記事に書かれていた見分け方はおおむね全てクリアしていました。もうここまで来たら本物でええんちゃうやろか(良くない)。
しかし時計を眺めていると、ついに発見しました。
この時計、秒針の端にウブロを示す「H」のロゴがついており、Hの文字の真ん中の横棒が、右上から左下に流れるデザインになっています。
このHマーク、時計の盤上だったり裏側だったり、いろんなところについています。いかに偽物といえどロゴを間違うような目立つミスは犯しません。
しかし、唯一秒針についているHだけは、左上から右下に流れる逆のデザインになっていました。
気付きそうで気付かない、ここさえ本物と同じであれば見た目はそのままと言って良いほどです。
短針がしっかりと時間を示さないとか、ちょいちょい針の動きが止まるとか、そもそも時計として問題はありますがね……。
まあ、これで偽物であることもわかったし、すっきりしました! 東京の自宅へと向かうべく電車に乗り込みます。
これにて終了、ロンドン旅行は良い旅でした!
良くねえよ金かえせ
《イギリス旅行編、完》
なお、帰ってきて翌日には時計の針はろくに動かなくなりました。
本日は二時間ほどかけ電車でコッツウォルズ地方、ストラウドという場所に行き、帰りがけにオックスフォードに寄る予定。
海外に行ったら都会や観光地よりも田舎の方を一度見てみたいんですよね。まあ、ストラウドもガイドブックに載っているくらいなので結局観光地なのかもしれませんが。
ストラウドへ行く電車は数が限られており、ホームズロケ地の残りを回るという同行者を残し八時半前くらいににクソガキさんはホテルを出ます。ていうか一緒に来たのに別行動しかしてねえな。
一応、同行者もオックスフォードは見たいということで16時に現地に集合する約束を取り付けました。最終日終了間際になって初めて観光を共にするのか……。
下手に地下鉄を使っても大して時間の節約にもならなければお金の浪費にしかならなさそうなので、20分ほど歩いてPaddington駅まで行くことにしました。
キングスクロスなどと同じく鉄道が通るこのPaddington駅、けっこう大きな駅です。
東京で言えば品川駅のような感じでしょうか。比較的天井も高く視界は良好、その上ごちゃごちゃとわかりにくい配置もされていないので使いやすそうな駅でした。
ストラウド行きの鉄道は57分発。駅に着いた時点で50分ほど。少し急がなければなりません。
使いやすそうな駅と書きましたが券売機が少ないことだけは欠点です。いくらか並んだ末機械を操作し、ストラウド行きの切符を購入する画面を呼び出し、後はボタン一つで完了! と画面を見ます。
券売機「125ポンド(約2万円)」
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
券売機「125ポンド(約2万円)」
。 。
( Д )
ストラウドは断念しました。
きっとどっかでボタン押し間違えたかなんかだと思うんですよね、こんなに高いはずはないと思います。
とはいえ時間も押していたし後ろに並んでいる人もいたのでストラウド行きはとっとと断念。ということで本日の別の予定を考えます。
ここでオックスフォードに行っても良かったのですが、早すぎるし、同行者と合流するころに見るものが全てなくなっていても困るので他のことを探します。
とりあえず昨日は開催されてなかったマーケットに行ってみるかと地下鉄のone day ticketを再び購入、駅まで行ってみますが今日もやってなかったので早速二時間ほど無駄にしました。情報を適当に見てはいけない(戒め)
どうしよう、と途方にくれ手元のone day ticketを眺めます。
田舎に行きたいという当初の目的を思い出しました。これでいけるとこまでの田舎に行けば良いか。
路線図を見て最も遠いAmershamという駅に目的地を決めました。
電車に乗り、Wembley parkという駅を過ぎたあたりから窓の外の景色が変わってきて、ロンドンにあるような雑然とした感覚は得られなくなってきました。(地下鉄と言っても地上を通る場合もあります。田舎に近付くほど地上に出るようです)
集合住宅や大きな建物が減っていき、家は煙突のついた一軒家ばかりになり、庭を持つ家も数多く。
Parkの名を持つ駅では見渡す限りの芝生が広がっている場所も多く、そこで遊んでいる子供たちも数多く見受けられました。
イギリスののどかな休日風景を見ながら一時間ほど揺られると目的地に着きました。
Amershamは路線の終点と言えど意外と栄えていました。駅を降りれば煙突のついたかわいらしい家々が出迎え、すぐそばには商店街もあります。
土曜日だからか人通りもだいぶ多く、東京から西武線や東武線で埼玉に入った時のような印象を受けました。とはいえ商店街を抜けてしまえば、お店や民家は所沢や志木などよりも断然少ないので、商店街に人が集まった結果そういう印象になったのだと思います。
こんなところに来ても楽しい施設がないことはわかっていたので、さっそくウォーキングを開始しました。
歩いていると煙突から煙の出ている家がありました。
電車で見た頃から、煙突と言えばサンタクロースを思い出していました。きっと庭にある大きなマツの樹がクリスマスツリーになるんだろうなあ。
しかも煙突があるということは多分暖炉があるということですよね。こういうところでホームステイなどできたら良いなあと思いました。食事だけは日本のインスタントでも持って行った方が良いでしょうが。
2、30分ほど歩くと、遠くに広大な草原らしきものが見えてきました。
ここからPaddington駅に帰る時間、Paddington駅からオックスフォードに帰る時間も考えるとあまり長くはいられませんので、あの草原まで行って帰ることにしました。
しばし歩いて着き、目を疑いました。この草原全部売地……?
地平線の先の先まで埋め尽くすほどの大きな土地、どうも全て売地のようです。中に入れないよう柵が設けられています。イギリス土地余ってんだなー。
このあたりから先は進んでも対して景色が変わりそうにありませんでしたので、特に書き起こして面白いこともありませんでしたがAmershamはここで終了しました。
帰りがけ電車から見た風景、行きでは全て公園だと思っていた見渡す限り緑の土地にも、良く見たら柵が設けてありました。売地か個人の庭なのでしょう。でかすぎるんだよなあ。
Paddington駅に到着したクソガキさん、お腹すきました。
正直すでにイギリスで食事はしたくなかったのですが、何か食べねば持ちそうもない。
とはいえ普通のレストランでは普通に高くて普通にまずい食事が出てきそうなので食べたくありませんでした。
・美味しいものが出てくるとは考えない方が良い。
・どうせなら日本にもあるもので比較できるものが良い。
・まずい食事が出てくると仮定するならネタにできる方がマシ。
・そういえば昨日ラーメン屋見たなあ……。
ということで昨日見たラーメン屋に入ることにしました。
ラーメンなら味も濃いしイギリスの飯マズの理由である味がついてないこともきっとクリアできるでしょう!
着席しタンタンメンを注文しました。味の薄いタンタンメンなんてあるわけないやろ!! 勝った!!!
最早勝利しか見えないクソガキさん。20分ほど待っていると、しっかりと赤い色のついたタンタンメンがやってきました(画像参照)。
出てくるまでに割と時間もかけてたし、これは昨日までの食事と違って期待できそうですね。とりあえず白い麺を一口。
味しねえウッソだろお前……。
目の前のしっかりと色のついたラーメンを眺めました。おいこの赤色なんだよ、なんで何の味もしねえんだ……。
このスープ、良く見てみるとお湯とそれに入っているカップ麺についてくるようなペースト状の出汁らしきものがちゃんと溶けていない。よしんば溶けていも特に味はしなさそうですが……。なおかき混ぜてもろくに溶けませんでした。
麺の方はワンタンの生地を麺状に切ったような味や食感でした。もちろんスープの味が絡んでいるなんて言うこともない。なんせスープに味がないからな。
まとめると、ワンタンを細長く切った麺状の何かがお湯に浸かっているだけのものでした。これで日本円にして千円超えるとか悪い冗談だぜ……。
しかし出されたものは食べなければならない。というか残して別のレストラン入ってまたまずい食事出されたら悪夢という他ないので、食べきる算段をつけようと思います。
わずかばかり味のついているスープをれんげですくい、麺と共に食べる。料理の前知識ないやつがラーメン的な何かを作ろうと思ったらこうなるんだろうなあという感想を抱きました。仮にもレストランでこの感想を抱くのはどうなんだ……。
途中れんげが壊れて絶望するハプニングもありましたが、なんとか完食。もう二度とイギリスの食事には期待しないことを心に誓いました。
昼食も終え、いよいよオックスフォードへ。同行者とは16時に現地集合する予定だったけど間に合わねえなこれなあ。
ということでPaddington駅に15時に着くと、そこでうろついている同行者の姿が。お前も間に合ってねえのかよ。
切符を購入し、二人で鉄道に乗り込みます。イギリス旅行三日目にして最初で最後の同時観光でした。
一時間半ほど電車に揺られ、16時45分にオックスフォードに到着。いろんな場所が店じまいしそうな時間ですね……。
案の定駅から全力ダッシュしたにも関わらず、同行者の行きたがっていた不思議の国のアリスのお店は閉まっており、クライストチャーチも中には入れず、その他観光名所も当然のごとく閉まっていました。
とはいえオックスフォードの町並みはしっかりと堪能できました。ロンドンよりも古く、城にも似た荘厳な建物が石造りの道の横に立ち並ぶ。夕暮れの時間も相まって良い写真をたくさん撮ることができました。
その後、まだ空いている土産屋を見て回りました。その中でも目を離すとお互いふらっと別の場所に行ってしまうので協調性0かよこいつら(クソガキさん含む)とか心の中で突っ込みを入れていました。
一時間と少しくらい見て回り、同じ鉄道を使ってホテルへ。思っていたよりも広かったので、次はもっと時間をとって見て回りたい場所でした。結局名所は一つも入ってないしね。
鉄道の中で本日の夕食について決めます。お互いイギリス料理には打ちのめされていたのでとことん安く済ませることにしました。
ホテルの最寄駅にあるコンビニに売っているもので済ませる手段です。どうせまずいなら安く済ませるのが板。まさか食べられないなんてことはあるまい、とピザを注文。
まさかのまさか包み紙がピザに張り付いて食べることすらできなくなるとはつゆほども思っていませんでした(汚物噴射)。
ちなみに同行者の注文したカルツォーネは硬すぎて、文字通り歯が立たずこれも食べられなかった模様。あのコンビニは何を売っていたんですかね……。
イギリスの食事はグレードダウンさせ続けると食べることすらできなくなる。クソガキさんはまた一つ賢くなりました。なってねえよ金返せ。
そんなことがありつつも旅行三日目は終了。ベッドに入ります。ちなみに前日に買ったウブロ(仮)の時計を見てみると、微妙に短針の位置がずれていて正しい時間を指してくれないことが判明しました。まさか高級時計にそんな設計ミスあるわけないよね(笑)
日本へ帰る飛行機は9時20分に発つので、6時を回らないうちに起床。
そそくさと準備を済ませ、何事もなく搭乗。
三人席のうち真ん中に座るクソガキさん。席に置いてあった枕や毛布を抱いて座ります。
と、後から60歳くらいの中東系らしきおじさんがやってきました。紫色で裏打ちされた高そうなスーツを着ています。金持ってそうなおっさんでした。
とそのおっさん、席に着くなり枕や毛布をクソガキさんの足元に放り投げる。
どっこいしょとばかりに座り込み、クソガキさんの領域を侵す枕と毛布には気にも留めない。なんだこのおっさん(殺意)。
なんなら独特の甘い匂いやアルコールの匂いも漂ってきて座ってるだけですでにきつい。半身になってクソガキさんに背を向けているのでまだ我慢できましたが、時折顔をこっちに向けたときの匂いがたまったものではありませんでした。せめて酒は抜いてから来てくれませんかね……。
これが隣にいる状態で今から7時間も8時間も過ごすのか(絶望)、と同行者と視線で会話します。
と、そのまま離陸を待っていると、入り口の方からお姉さんがやって来てこちらに顔を向けます。
「席、間違ってない?」
お姉さん(救済の神)はチケットをこちらに見せました。確かにこの三人席のうちの一つのナンバーが書かれています。
クソガキさんと同行者の席は確かにこの二つです。ということは横の謎のおっさんの席が間違っている! 大勝利やんけはよどっかいけおっさん!
しかしおっさん動かない。チケットの確認すらしない。おっさん……(絶望)
と、ここにCAのお姉さん(救済の神)がやってきました。さすがに添乗員の言うことは聞くやろ! クソガキさんは今度こそ勝利を確信しました。ほんまはよどっかいけ。
CAさん、おっさんに英語で何やら話します。
しかしおっさん、これでも動かない。
終いにはチケットを見せてきたお姉さんの方が諦めて、おっさんが座るはずだった席に座ることになりました。CAさんは申し訳なさそうな表情をお姉さんにします。クソガキさんにもしてくれ。
そんなこともありつつ離陸。おっさん、CAさんに注意されたにも関わらずシートベルトを締めませんでした。クソガキさんはそういう反骨精神も良いと思うけどできればここじゃないとこでやってほしいな。なんならここじゃないところに今すぐ吹っ飛んで行ってほしいな。
離陸してからの数分間、通路側に座るおっさんは窓の外が気になるようでしきりにこちら(窓側)に顔を向けていました。アルコールの匂いがダイレクトにクソガキさんの鼻孔をぶっ叩きます。おっさん……(絶望)
が、地獄はここからでした。
離陸してからしばらく経ち、機内サービスのドリンクが配られた後、おっさんがちらちらこちらを見てきます。
見まい見まいと前を見続けていましたが、不意に通路側に顔が向いてしまい、待ち構えていたかのようなおっさんの視線にダイレクトアタック。アカン。
思えばこの時にアイマスクでも被って寝たふりしてれば良かったんですね……。ちなみに同行者は即おねんねでした。
案の定おっさんは話しかけてきます。ですがこのおっさん、どうも英語が得意ではない様子。
CAさんに話しかけられても反応が薄かったのはこの理由もあるのかもしれません。正直ジェスチャーで分かれよと思いますが。
クソガキさん普通に意志が弱いので会話が始まってしまいました。お互いの出身国を知ります。おっさんはパキスタン出身でした。
両者たどたどしい英語で話します、が、おっさんの英語マジでわからん。
メッカがどうの言っているようですが、どうも悪いものを言うニュアンスで言っているようでイスラム教徒ではなさそう? この辺はお互いの英語力が低すぎたので要領を得ないことばかりでした。
とりあえずお互いわかりやすいことを簡単に話せるような話題を提供しようと、なぜロンドンにいたのかを尋ねたり、自分がロンドンで何をしてきたかを話しました。
しかしおっさん全部スルー。このクソ野郎(殺意)。
クソガキさんが理解を得られず困っている内に、話はどんどんおっさんのしたい方向へ向かっていきます。おっさん人の話は聞けって小学校で教わらなかったのか?
「どういう意味?」と直接聞いてみても同じ言葉を繰り返すのみ。
おっさんは言います。
「ジャパーン、ビッグボーイ、チャイナー、リトルボーイ」。
どういう意味だそれは。
しかも話は(おっさんの中で)面白くなっていっているようで、どんどんおっさんの声が大きくなっていきます。
お、いいぞーこの調子で音量が大きくなっていったら他の乗客に迷惑かかりそうだしCAさんが助けに来てくれるかもなー、とヒートアップするおっさんを眺めて適当に合わせていました。
そんな時、あることに気付きました。
おっさんのジェスチャーが股間の方に向いています。両の手を股のあたりですいすい上下させています。
おっさんの声が再び耳を刺します。
「ジャパーン、ビッグボーイ、チャイナー、リトルボーイ」
チ××の話してんのかこいつは!!??!!??
さすがにこの話題を大声で話させ続けるのはやばいと思い、話題を替えようとパキスタンとはどういう国かとか日本に行ったことがあるかなどの話を振り続けます。
しかしおっさん、もう当然のごとく華麗なスルー。おっさん……(絶望)
いくらなんでももう手におえそうにもないのでどうやって会話を打ち切るかを思案していたところ、ついにCAさんの救いの手が差し伸べられました。
「狭くない? 他の席も空いてるから移動したら?」とクソガキさんにに話しかけてきます。提案が不自然ですがこの際なんでも良かったのでスマホと財布だけ持ち、他の荷物は同行者に任せて脱出しました。さらばおっさん、もう二度と会うこともない。なんなら本当に会いたくない。
ちなみにこのCAさん、近くを通りかかったところを同行者がアイコンタクトで助けるよう仕向けてくれたようで、彼には本当に感謝しかない。
残してきた同行者はヘッドフォンと映画でおっさんを完全シャットアウトしたらしくクソガキさんより断然有能でした。彼の「人の話を聞くから損するんだよ」という言葉は耳に残りましたね……。
まあ正直なところ、あのおっさんが本当はなんの話をしていたのかはわからず終いなんですけどね。
ジェスチャーが股間に行っていたのでチ××の話なのかと思っただけなので、どこかの国のスラングかなにかを拙い英語で表現したものだったのかもしれませんし、はたまた全然別の意味だったのやも。
わかる方がいらっしゃったら教えていただけると嬉しいです。
パキスタンの金持ってそうなおっさんへの印象がどんぞこまで落ちたエピソードでした。ていうか高そうなスーツ着てるおっさんがなんでエコノミークラス使ってんだケチってんじゃねえあと席も間違えてんじゃねえよ。
さて、その後はテトリスを始めたら一瞬で5~6時間ほど経ち、あっという間に乗り継ぎのアブダビへ。テトリスクソ面白い……。
なお、機内食で食べたパスタにはちゃんとトマトソースがかかっていたので、イギリスの料理と比べれば震えるほど美味しかったです。機内食を美味しいと思う日が来るとは思いませんでした(伏線回収)。
なんなら飛行機で見た世界地図の模様が牡蠣に見えてくるくらいには美味しい料理に飢えていました。重症ですね……。
アブダビの空港では同じく乗り継ぎ目的の日本人が大量にいました。日本人、マスクしてるし男も女も髪長いし良くも悪くも目立つ。
その後は何事もなく成田空港へ。長い空の旅が終わりました。ハプニングもいくらかありましたがエティハド航空は良い航空会社でしたね。またロンドンへ行く機会があるなら使っても良いかもしれません。パキスタン人のおっさんだけは勘弁して欲しいですが。
ふと、マーケットで購入したウブロ(仮)の腕時計を取り出しました。
4G回線のつながったスマホで、「ウブロ 偽物」と調べてみます。
すると偽物との見分け方の記事が出てきました。
時計のサイドのボタンが本物は丸いが偽物は角ばっている、ロゴの文字が本物は細長い、ベルトからバニラの香りがする、など……。
確かにこの腕時計、サイドのボタンは丸いしロゴはちゃんと細長い。しかもしっかりとベルトからバニラの匂いまでする。
記事に書かれていた見分け方はおおむね全てクリアしていました。もうここまで来たら本物でええんちゃうやろか(良くない)。
しかし時計を眺めていると、ついに発見しました。
この時計、秒針の端にウブロを示す「H」のロゴがついており、Hの文字の真ん中の横棒が、右上から左下に流れるデザインになっています。
このHマーク、時計の盤上だったり裏側だったり、いろんなところについています。いかに偽物といえどロゴを間違うような目立つミスは犯しません。
しかし、唯一秒針についているHだけは、左上から右下に流れる逆のデザインになっていました。
気付きそうで気付かない、ここさえ本物と同じであれば見た目はそのままと言って良いほどです。
短針がしっかりと時間を示さないとか、ちょいちょい針の動きが止まるとか、そもそも時計として問題はありますがね……。
まあ、これで偽物であることもわかったし、すっきりしました! 東京の自宅へと向かうべく電車に乗り込みます。
これにて終了、ロンドン旅行は良い旅でした!
良くねえよ金かえせ
《イギリス旅行編、完》
なお、帰ってきて翌日には時計の針はろくに動かなくなりました。
イギリス旅行 二日目
朝7時に起床し、ホテルの朝食を食べ、外へ出ます。
本日クソガキさんはロンドンのマーケットをめぐる予定。シャーロックホームズのロケ地めぐりをするという同行者と別れて、Queens wayという駅へ。
ロンドンは地下鉄が非常に発達しています。
東京の電車と変わらないほど市内を網羅しており、およそいけないところはなさそうな印象を受けました。
その上来る感覚もほとんどの電車が五分以内ととても早い! 山手線感覚で乗っていました。
さてその地下鉄ですが、普通に目的地へ行くためのチケット、そこから往復で帰ることができるチケット、そして路線問わず地下鉄一日乗り放題のone day ticketの三種類があります。
このone day ticketを12ポンド(約2000円)で購入したクソガキさんは、意気揚々と地下鉄へ乗り込みます。
この日は4つのマーケットを回る予定でした。
まずは北のcomden townという駅を目指し、カムデン・マーケットからです。
ロンドンを走る電車は日本の電車ほど広くも長くもありません。中はもちろん座席がありますが、座席と座席の間が日本のそれと比べて狭く、だいたい一人立つのが限界と言ったところです。荷物や足を投げ出したら前の座席に座る人にすぐ当たってしまいそうです。
形状は日本のように四角ではなく、台形やかまぼこ型に近いと表現した方がわかりやすいかもしれません。シンガポールの電車に近い印象を受けました。
ただこれは、おそらく古い電車の特徴です。
新しく綺麗な電車にも乗りましたが、そちらは実際の広さこそ大差はありませんが形はより四角に近くなっており、大きい印象を与えます。
comden townへ行くにはtottenham court roadという駅で乗り換えをしなくてはなりませんので、まずはその駅へ。
電車内でone day ticketを眺めたり、スマホで撮っておいた路線図を眺めて時間を潰します。
one day ticketはmtgのカードより二回りほど小さく、裏に情報読み取り用の黒い磁気部分がありました。
改札にチケットを通し、乗り換えのため階段を上ります。
手に持っていたスマホとチケットはそのままポケットへ。
そしてcomden townへと向かう路線に向かってチケットを挿入。
これで開く……と思いきや、改札は閉じたまま。
不思議に思い駅員に聞いてみると、確かにこのチケットで入場できるとのこと。
しかし入ろうとしても改札が開かないことを確認した彼はこう言いました。
磁気部分がやられている、と。
確かにスマホと一緒にポケットにしまいました。が、それはおよそ一分も経つか経たないかのこと。
もう一枚買うかどうしようか途方に暮れ……る暇もなく駅員さんが改札を開けてくれました。
行け、ということです。
「これ出るときも駅員に言わなきゃいかんのだろうなあ」とか思いつつお礼を告げて入っていきました。
ちなみにこれ以降one day ticketを改札に入れても機能することは当然なかったので、いちいち駅員さんに「入れて」「出して」と頼んで入退場していました。どこの駅でも何も疑われることはなかったのできっとチケットが壊れるのは日常茶飯事なのでしょう。耐久性改善しろ。
ちなみに日常茶飯事すぎるのかろくに確認もせず改札を開けた駅員も数人いました。お前ら仕事しろ。
ロンドンの切符は紙耐久なのでみなさん行くときはお気を付けください。
ちょっとしたアクシデントに見舞われながらもcomden town到着。
駅を出ると、朝10時前、まだマーケットが開いていない時間にも関わらずそこらに人が。
マーケット方面へ向けて歩いて行くと、店先にいくつも腕時計を並べたお店が出てきました。
その時計を眺めていると、中から中東系の顔立ちをした店主が。
声をかけられたので、値段をきいてみます。ここらにあるものは全て15ポンド(約2500円)とのこと。
クソガキさんがある一つの時計を見ていると、そのメーカーが気になるのか尋ねられました。
曰く、アルマーニだと。
クソガキさん、腕時計は好きですが、別に詳しくありません。
アルマーニも名前を聞いたことがある程度です。
が、すでに怪しさ満点でした。アルマーニって15ポンドで買えんの?
疑っていると店主が奥にもっと良いのがあると言いクソガキさんを連れて奥に行きます。
しばし待っているとビニールの袋から時計がざらざらと。もっとちゃんと保存しろよ……。
差し出されたのはアルマーニの時計や、HUBLOT(日本ではウブロと言うらしいですね)の時計。
これらがいかに良いか説明されます。「This is the best one」とアピールされました。best oneは二種類ありました。
店主のおっさん、クソガキさんがウブロのことを知らないと聞くと「なんでしらんの? マジ?」とでも言いたげに驚きます。
もうこの時点で胡散臭えんだよな……と思いつつも話を聞いてみる。これ見よがしにgoogleを起動し、ウブロの時計の値段を見せる、それもちらっとだけ。日本円にして百万はくだらない値段がずらりと並びます。
続いて電卓を起動し、85という値段を見せるおっさん。
これを値下げして、50の値段まで下げるおっさん。
ちょっと待てさすがに値段に差がありすぎるだろう、と思わず苦笑い。
しかしデザインは比較的気に入ったし、まあ使えれば良いだろう、と50ポンド(約8500円)で購入することに決めました。
果たしてこの時計は本物なのかどうか……。
ちなみに保証書はもちろんないし、ウブロでもなんでもない時計の箱に詰められたのでより胡散臭さが増しました。まあ偽物だとしてもそんなすぐ壊れたりしないでしょ?(フラグ)
ということで時計を購入し、おっさんに付き合っている内に10時も回ったのでいよいよマーケットへ。
石造りの道に、ずらりと並んだお店たち。
ロンドンの古い町並みに数えきれないほどのお店がマーケットを形成していました。
雰囲気で言うとアメ横に近いです。
食事を売る屋台、服や帽子を売るお店、シルバーアクセサリーを扱うおじさん。
中でも目を引くのはレザー商品を扱うところでした。
どうも聞いてみた話、レザーもシルバーもほぼハンドメイドのようです。
日本ではなかなか体験できない革製品の匂いに包まれながらショッピングを楽しみました。物価高くなけりゃもうちょっと買えたんだけどな……。
ちなみにイギリスのおっさん、けっこう押しが強いです。
先ほどの胡散臭い時計のおっさんもそうですが、帽子やバッグを取り扱うお店のおっさんはその比ではありませんでした。
65ポンドのバッグを見せ、これを売りつけようとするおっさんがいました。
こんな書き方ですがバッグはだいぶ良いものだと思います。そのへんのハンドメイドのレザーバッグよりも丈夫そうでした。
これをまず55ポンドまで値下げする。この時点で1700円ほど安くなっています。
しかしクソガキさんはすでに別でバッグを購入していたので断る。
おっさん、今度は50ポンドに値下げ。
正直心が揺れ動くが使わないものは買っても仕方がないので拒否。
が、45ポンドにさらに値下げ。おいおいそろそろ利益薄いんじゃねえの?
それでも拒否し続けると、ついには35ポンドまで下げてくれました。本当に利益出るのか心配でした。
どうもおっさん、お店をオープンしたばかりとのこと。
クソガキさんが初めての客だから買ってほしいんだとか。いや後ろ見たら後から来た客いるじゃんよ……。
値下げをするたび、「Are you happy?」と聞いてきます。
値下げをしてくれること自体はうれしいのでhappyと答えますが、これはどうも購入する意図とみなされるようで賞品をビニールバッグに詰め始めます。あわてて止めるとちょっと悲しげな表情をされました。そんな顔すんなよおっさん……。
結局バッグは購入しませんでしたが、ちょっと心苦しかったので他の商品を見せてもらうことに。
ぶっちゃけ要らなかったのですが、今使っているのがいつ壊れるかわからないということもあり、iPhoneのケースを購入しました。(happyじゃ)ないです。
このケースも35ポンドから20ポンドまで値下げしてもらいましたが、結局3400円ほど支払ってるんだよなあ……。
しかしこのhappyおじさん、ちょっと攻撃が成功したからって攻めの手は緩めない。
今度は財布を勧めてきたので、さすがにこれ以上はお金を使えないと思い退散しました。まあ買ったものは丈夫そうだしとりあえず良いか……。
他にも押しの強いおっさんはいましたが、こちらでは何も購入せず撤退。
ちなみに女性はあまり押しが強くない印象でしたので、押しの強い人が苦手な人は、もしもロンドンのカムデンマーケットに行ったら女性の営業しているお店に狙いをしぼると良いと思います。尤も、押しの強い人の方が値下げ交渉がしやすいと思うので、そちらを楽しみたいならおっさんを狙いましょう。(ホモじゃ)ないです。
昼食はマーケット内の屋台へ。昨日のフィッシュアンドチップスについてきた大量の調味料を見るに、イギリス人はアメリカ人とは別の意味で味付けが雑なのではないかと推測します。
要は味付けはあまりせず食べる人次第。すなわち基本の食事には味がついていない場合が多いのではないか。
では屋台などはどうだろう。日本の縁日などの屋台は濃い味付けのお店ばかりです。
日本とイギリスが同じである保証はありませんが、その辺のレストランよりも美味しい可能性はあるのではないかという推測を基にハンバーガーを一つ注文します。
果たしてそれは当たりでした。ドレッシングやソースがたっぷりかかった、川を眺めながら食べたこのハンバーガー、悲しいことにイギリスで食べた食事で最も美味しいものとなりました。
その後気になるお店を見ていたら時刻は13時30分を過ぎ、14時に近付いていました。
途中で見かけた謎の服(画像参照)はいったいなんだったのだろうか。
次に行く予定のマーケットは、14時30分には終わってしまいます。
時間的に行ってもほぼ見られずに終わってしまうので、別のマーケットへ向かうことにしました。今度はcovent gardenという駅です。
こちらではカムデン・マーケットよりも上品なものを取り扱う印象でした。
自作の絵や小物、貝殻を模した機械だか置物だかわからないものなど、見ていて楽しいものではありました。が、買おうという気になるものがなかったのは残念ですね。
またクラシック(?)を歌う女性がおり、BGMのように響き渡っていました。マイクもなしに凄い音量が出るもんですね。
大道芸人がちらほらいたりなど、見ることを中心に楽しみました。
ちなみにカムデン・マーケットと似たような製品を撃っているエリアもありましたが、活気や店の種類からそちらを買うならカムデンの方が良いと感じました。
正直この辺でマーケットはもう良いかな、という気分になるクソガキさん。
残った一つのマーケットを回ることはやめて別の観光地をめぐろうと考えます。
テムズ川を回ることにしました。夜はカップルのデートスポットになるらしいので、ぼっちのクソガキさんが回るなら今かと思ったのです。
waterlooという駅からlondonbrigeまで歩こうとルートを設定します。
テムズ川、広さとしては荒川に近い印象だったように思います。荒川の周辺に町が並んだらこうなるだろうなという感じです。
川の水は汚れ、お世辞にも綺麗とは言い難い場所でしたが、周辺にお店が並んだり、人の往来は多い場所だったので人気のスポットではありそうです。少なくともにぎやかでしたね。
ここを歩いている時、右手に小学校のようなものがありました。
卒業式なのか文化祭なのかわかりませんが、ブレザーを着た白人黒人入り混じった小さな子供たちが出てきてはしゃいでいました。
クソガキ(ハリーポッターの世界が目の前にある……!)
ここだけホグワーツでした。
そして、ロンドンにはもう一つハリーポッターに縁の場所があります。
有名な9と4分の3番線のある、キングスクロス駅です。
ロンドンブリッジまで歩いた後は、再び電車に乗りキングスクロスへ。
映画で見た景色ほぼそのままの光景が広がっていました。(実際は映画ではいろいろと改変されて撮られたようです)
そして9と4分の3番線の入り口も作られていました。
壁にめりこんだショッピングカートが用意されており、長蛇の列が形成されていました。人気の撮影スポットのようですね。
ここでは駅員がグリフィンドール、レイブンクロー、ハッフルパフ、スリザリンのマフラーを巻いてくれます。写真を撮った同行者曰く、レイブンクローやハッフルパフのマフラーを選ぶと「Are you serious?」と聞かれるそうです。レイブンクロー派の彼はキレてました。
他にもハリーポッターのお店を眺めながら帰路へつきました。
百味ビーンズが売っていましたが、mtgのカードほどの大きさすらないのに3.5ポンド(約600円)と高すぎたので、お土産に買うのは断念。まあ土産は他で買えるやろ(フラグ)
ちなみにグリフィンドールなど各寮ごとに色が設定されたセーターやネクタイなどが売っておりましたが、これらは『ハリーポッター』や『9と4分の3番線』のロゴが目立たず、普段使ってもほとんど違和感がない、かつデザインもとても良いものだったので、もしもここに来ることがあるならとてもおすすめです。クソガキさんはマーケットで散財していたので手が出ませんでした(涙目敗走)
おっさんのiPhoneケースを買った値段でネクタイはだいたい買えたんだよなあ……。
夜同行者と合流し、適当に食事。ギリギリ不味いレベルのドライカレー的な何かでした。キレました。
ラーメン屋があるのを横目に見ながら帰宅しました(意味深)
なお、寝る直前、ウブロ(仮)の時計を見てみたらさっそく針が止まっていました。
おっさんオートマチックだから電池要らん言うたやんけ! と思いながらりゅうずを回すとまた動きました。
胡散臭さの塊となった腕時計を放り投げて、布団を被り三日目へ。この時計(50ポンド)ダメみたいですね……。
朝7時に起床し、ホテルの朝食を食べ、外へ出ます。
本日クソガキさんはロンドンのマーケットをめぐる予定。シャーロックホームズのロケ地めぐりをするという同行者と別れて、Queens wayという駅へ。
ロンドンは地下鉄が非常に発達しています。
東京の電車と変わらないほど市内を網羅しており、およそいけないところはなさそうな印象を受けました。
その上来る感覚もほとんどの電車が五分以内ととても早い! 山手線感覚で乗っていました。
さてその地下鉄ですが、普通に目的地へ行くためのチケット、そこから往復で帰ることができるチケット、そして路線問わず地下鉄一日乗り放題のone day ticketの三種類があります。
このone day ticketを12ポンド(約2000円)で購入したクソガキさんは、意気揚々と地下鉄へ乗り込みます。
この日は4つのマーケットを回る予定でした。
まずは北のcomden townという駅を目指し、カムデン・マーケットからです。
ロンドンを走る電車は日本の電車ほど広くも長くもありません。中はもちろん座席がありますが、座席と座席の間が日本のそれと比べて狭く、だいたい一人立つのが限界と言ったところです。荷物や足を投げ出したら前の座席に座る人にすぐ当たってしまいそうです。
形状は日本のように四角ではなく、台形やかまぼこ型に近いと表現した方がわかりやすいかもしれません。シンガポールの電車に近い印象を受けました。
ただこれは、おそらく古い電車の特徴です。
新しく綺麗な電車にも乗りましたが、そちらは実際の広さこそ大差はありませんが形はより四角に近くなっており、大きい印象を与えます。
comden townへ行くにはtottenham court roadという駅で乗り換えをしなくてはなりませんので、まずはその駅へ。
電車内でone day ticketを眺めたり、スマホで撮っておいた路線図を眺めて時間を潰します。
one day ticketはmtgのカードより二回りほど小さく、裏に情報読み取り用の黒い磁気部分がありました。
改札にチケットを通し、乗り換えのため階段を上ります。
手に持っていたスマホとチケットはそのままポケットへ。
そしてcomden townへと向かう路線に向かってチケットを挿入。
これで開く……と思いきや、改札は閉じたまま。
不思議に思い駅員に聞いてみると、確かにこのチケットで入場できるとのこと。
しかし入ろうとしても改札が開かないことを確認した彼はこう言いました。
磁気部分がやられている、と。
確かにスマホと一緒にポケットにしまいました。が、それはおよそ一分も経つか経たないかのこと。
もう一枚買うかどうしようか途方に暮れ……る暇もなく駅員さんが改札を開けてくれました。
行け、ということです。
「これ出るときも駅員に言わなきゃいかんのだろうなあ」とか思いつつお礼を告げて入っていきました。
ちなみにこれ以降one day ticketを改札に入れても機能することは当然なかったので、いちいち駅員さんに「入れて」「出して」と頼んで入退場していました。どこの駅でも何も疑われることはなかったのできっとチケットが壊れるのは日常茶飯事なのでしょう。耐久性改善しろ。
ちなみに日常茶飯事すぎるのかろくに確認もせず改札を開けた駅員も数人いました。お前ら仕事しろ。
ロンドンの切符は紙耐久なのでみなさん行くときはお気を付けください。
ちょっとしたアクシデントに見舞われながらもcomden town到着。
駅を出ると、朝10時前、まだマーケットが開いていない時間にも関わらずそこらに人が。
マーケット方面へ向けて歩いて行くと、店先にいくつも腕時計を並べたお店が出てきました。
その時計を眺めていると、中から中東系の顔立ちをした店主が。
声をかけられたので、値段をきいてみます。ここらにあるものは全て15ポンド(約2500円)とのこと。
クソガキさんがある一つの時計を見ていると、そのメーカーが気になるのか尋ねられました。
曰く、アルマーニだと。
クソガキさん、腕時計は好きですが、別に詳しくありません。
アルマーニも名前を聞いたことがある程度です。
が、すでに怪しさ満点でした。アルマーニって15ポンドで買えんの?
疑っていると店主が奥にもっと良いのがあると言いクソガキさんを連れて奥に行きます。
しばし待っているとビニールの袋から時計がざらざらと。もっとちゃんと保存しろよ……。
差し出されたのはアルマーニの時計や、HUBLOT(日本ではウブロと言うらしいですね)の時計。
これらがいかに良いか説明されます。「This is the best one」とアピールされました。best oneは二種類ありました。
店主のおっさん、クソガキさんがウブロのことを知らないと聞くと「なんでしらんの? マジ?」とでも言いたげに驚きます。
もうこの時点で胡散臭えんだよな……と思いつつも話を聞いてみる。これ見よがしにgoogleを起動し、ウブロの時計の値段を見せる、それもちらっとだけ。日本円にして百万はくだらない値段がずらりと並びます。
続いて電卓を起動し、85という値段を見せるおっさん。
これを値下げして、50の値段まで下げるおっさん。
ちょっと待てさすがに値段に差がありすぎるだろう、と思わず苦笑い。
しかしデザインは比較的気に入ったし、まあ使えれば良いだろう、と50ポンド(約8500円)で購入することに決めました。
果たしてこの時計は本物なのかどうか……。
ちなみに保証書はもちろんないし、ウブロでもなんでもない時計の箱に詰められたのでより胡散臭さが増しました。まあ偽物だとしてもそんなすぐ壊れたりしないでしょ?(フラグ)
ということで時計を購入し、おっさんに付き合っている内に10時も回ったのでいよいよマーケットへ。
石造りの道に、ずらりと並んだお店たち。
ロンドンの古い町並みに数えきれないほどのお店がマーケットを形成していました。
雰囲気で言うとアメ横に近いです。
食事を売る屋台、服や帽子を売るお店、シルバーアクセサリーを扱うおじさん。
中でも目を引くのはレザー商品を扱うところでした。
どうも聞いてみた話、レザーもシルバーもほぼハンドメイドのようです。
日本ではなかなか体験できない革製品の匂いに包まれながらショッピングを楽しみました。物価高くなけりゃもうちょっと買えたんだけどな……。
ちなみにイギリスのおっさん、けっこう押しが強いです。
先ほどの胡散臭い時計のおっさんもそうですが、帽子やバッグを取り扱うお店のおっさんはその比ではありませんでした。
65ポンドのバッグを見せ、これを売りつけようとするおっさんがいました。
こんな書き方ですがバッグはだいぶ良いものだと思います。そのへんのハンドメイドのレザーバッグよりも丈夫そうでした。
これをまず55ポンドまで値下げする。この時点で1700円ほど安くなっています。
しかしクソガキさんはすでに別でバッグを購入していたので断る。
おっさん、今度は50ポンドに値下げ。
正直心が揺れ動くが使わないものは買っても仕方がないので拒否。
が、45ポンドにさらに値下げ。おいおいそろそろ利益薄いんじゃねえの?
それでも拒否し続けると、ついには35ポンドまで下げてくれました。本当に利益出るのか心配でした。
どうもおっさん、お店をオープンしたばかりとのこと。
クソガキさんが初めての客だから買ってほしいんだとか。いや後ろ見たら後から来た客いるじゃんよ……。
値下げをするたび、「Are you happy?」と聞いてきます。
値下げをしてくれること自体はうれしいのでhappyと答えますが、これはどうも購入する意図とみなされるようで賞品をビニールバッグに詰め始めます。あわてて止めるとちょっと悲しげな表情をされました。そんな顔すんなよおっさん……。
結局バッグは購入しませんでしたが、ちょっと心苦しかったので他の商品を見せてもらうことに。
ぶっちゃけ要らなかったのですが、今使っているのがいつ壊れるかわからないということもあり、iPhoneのケースを購入しました。(happyじゃ)ないです。
このケースも35ポンドから20ポンドまで値下げしてもらいましたが、結局3400円ほど支払ってるんだよなあ……。
しかしこのhappyおじさん、ちょっと攻撃が成功したからって攻めの手は緩めない。
今度は財布を勧めてきたので、さすがにこれ以上はお金を使えないと思い退散しました。まあ買ったものは丈夫そうだしとりあえず良いか……。
他にも押しの強いおっさんはいましたが、こちらでは何も購入せず撤退。
ちなみに女性はあまり押しが強くない印象でしたので、押しの強い人が苦手な人は、もしもロンドンのカムデンマーケットに行ったら女性の営業しているお店に狙いをしぼると良いと思います。尤も、押しの強い人の方が値下げ交渉がしやすいと思うので、そちらを楽しみたいならおっさんを狙いましょう。(ホモじゃ)ないです。
昼食はマーケット内の屋台へ。昨日のフィッシュアンドチップスについてきた大量の調味料を見るに、イギリス人はアメリカ人とは別の意味で味付けが雑なのではないかと推測します。
要は味付けはあまりせず食べる人次第。すなわち基本の食事には味がついていない場合が多いのではないか。
では屋台などはどうだろう。日本の縁日などの屋台は濃い味付けのお店ばかりです。
日本とイギリスが同じである保証はありませんが、その辺のレストランよりも美味しい可能性はあるのではないかという推測を基にハンバーガーを一つ注文します。
果たしてそれは当たりでした。ドレッシングやソースがたっぷりかかった、川を眺めながら食べたこのハンバーガー、悲しいことにイギリスで食べた食事で最も美味しいものとなりました。
その後気になるお店を見ていたら時刻は13時30分を過ぎ、14時に近付いていました。
途中で見かけた謎の服(画像参照)はいったいなんだったのだろうか。
次に行く予定のマーケットは、14時30分には終わってしまいます。
時間的に行ってもほぼ見られずに終わってしまうので、別のマーケットへ向かうことにしました。今度はcovent gardenという駅です。
こちらではカムデン・マーケットよりも上品なものを取り扱う印象でした。
自作の絵や小物、貝殻を模した機械だか置物だかわからないものなど、見ていて楽しいものではありました。が、買おうという気になるものがなかったのは残念ですね。
またクラシック(?)を歌う女性がおり、BGMのように響き渡っていました。マイクもなしに凄い音量が出るもんですね。
大道芸人がちらほらいたりなど、見ることを中心に楽しみました。
ちなみにカムデン・マーケットと似たような製品を撃っているエリアもありましたが、活気や店の種類からそちらを買うならカムデンの方が良いと感じました。
正直この辺でマーケットはもう良いかな、という気分になるクソガキさん。
残った一つのマーケットを回ることはやめて別の観光地をめぐろうと考えます。
テムズ川を回ることにしました。夜はカップルのデートスポットになるらしいので、ぼっちのクソガキさんが回るなら今かと思ったのです。
waterlooという駅からlondonbrigeまで歩こうとルートを設定します。
テムズ川、広さとしては荒川に近い印象だったように思います。荒川の周辺に町が並んだらこうなるだろうなという感じです。
川の水は汚れ、お世辞にも綺麗とは言い難い場所でしたが、周辺にお店が並んだり、人の往来は多い場所だったので人気のスポットではありそうです。少なくともにぎやかでしたね。
ここを歩いている時、右手に小学校のようなものがありました。
卒業式なのか文化祭なのかわかりませんが、ブレザーを着た白人黒人入り混じった小さな子供たちが出てきてはしゃいでいました。
クソガキ(ハリーポッターの世界が目の前にある……!)
ここだけホグワーツでした。
そして、ロンドンにはもう一つハリーポッターに縁の場所があります。
有名な9と4分の3番線のある、キングスクロス駅です。
ロンドンブリッジまで歩いた後は、再び電車に乗りキングスクロスへ。
映画で見た景色ほぼそのままの光景が広がっていました。(実際は映画ではいろいろと改変されて撮られたようです)
そして9と4分の3番線の入り口も作られていました。
壁にめりこんだショッピングカートが用意されており、長蛇の列が形成されていました。人気の撮影スポットのようですね。
ここでは駅員がグリフィンドール、レイブンクロー、ハッフルパフ、スリザリンのマフラーを巻いてくれます。写真を撮った同行者曰く、レイブンクローやハッフルパフのマフラーを選ぶと「Are you serious?」と聞かれるそうです。レイブンクロー派の彼はキレてました。
他にもハリーポッターのお店を眺めながら帰路へつきました。
百味ビーンズが売っていましたが、mtgのカードほどの大きさすらないのに3.5ポンド(約600円)と高すぎたので、お土産に買うのは断念。まあ土産は他で買えるやろ(フラグ)
ちなみにグリフィンドールなど各寮ごとに色が設定されたセーターやネクタイなどが売っておりましたが、これらは『ハリーポッター』や『9と4分の3番線』のロゴが目立たず、普段使ってもほとんど違和感がない、かつデザインもとても良いものだったので、もしもここに来ることがあるならとてもおすすめです。クソガキさんはマーケットで散財していたので手が出ませんでした(涙目敗走)
おっさんのiPhoneケースを買った値段でネクタイはだいたい買えたんだよなあ……。
夜同行者と合流し、適当に食事。ギリギリ不味いレベルのドライカレー的な何かでした。キレました。
ラーメン屋があるのを横目に見ながら帰宅しました(意味深)
なお、寝る直前、ウブロ(仮)の時計を見てみたらさっそく針が止まっていました。
おっさんオートマチックだから電池要らん言うたやんけ! と思いながらりゅうずを回すとまた動きました。
胡散臭さの塊となった腕時計を放り投げて、布団を被り三日目へ。この時計(50ポンド)ダメみたいですね……。
更 新 再 開
ひとまず近況報告から。
私クソガキは現在大学四年生。単位を無事に取り終え内定もいただき、三月の半ごろにある卒業式を待つ身となっています。
生きている中で大半を共にしてきた学生という肩書きがなくなることに一抹の寂しさを覚えつつ、残り少ないモラトリアムを楽しむ時間を送っています。ちなみに大学そのものはぼっちだったのでなんの思い入れもありません。
大学四年生、卒業という単語が並ぶとある単語が思い浮かんできますね。
そう、卒業旅行です。
数か月前、こんなやりとりがありました。
クソ親父「卒業旅行行かんでいいのか」
クソガキ「特に興味ないしな」
親父様「金出したるで」
クソガキ「行く(即決)」
ということで大学の友人(貴重)に同行を誘い、3/2~7までイギリスのロンドンへと行くことになりました。
クソガキさんもぼんやりヨーロッパあたり行きてえなあとか思っていたという理由もあります。安いツアーに適当に申し込みました。
成田空港からロンドンまで、合計約20時間。
一日にも迫る長さの時間を飛行機で過ごすことになります。ですので3/2~7までといっても自由に動けるのは三日間のみ。
ちなみにこの20時間と言うのは乗り換え込みの時間であり、直通であればもう少し短いようですが、アラブを経由するとどうも安くなるようです。
3月2日、夜の9時20分に、成田空港をエティハド航空というUAEの会社の飛行機に乗り出発。おお雑誌とかアラビア語で色々書かれてる。読めん。
到着予定時刻は現地時間で朝5時。日本からアラブに、よりにもよってその時間に行こうとする乗客は少ないようで、機内はちらほら人がいる程度でした。なのであいていた二席分を陣取って横になって眠ることができ非常に快適。エティハド航空すき。
数時間が過ぎ、アブダビ国際空港に到着。わりとすぐに眠れたこともあり、東京-アブダビ間は一瞬でした。
機内で見られた情報によると外は真っ暗にも関わらず15℃あるとのことでしたが、空港内は肌寒いくらいの温度に保たれています。
ひとしきり眠ってお腹が空いていたクソガキさんとその同行者。
せっかくだしここで何か買っていきたいな、と思い、コンビニやお土産屋や免税店を見て回ることに。
目についたコンビニでとりあえずサンドイッチを手に取ってみます。見た感じ普通のサンドイッチ。棚の値札には『30』の文字が。単位はディルハムと言うそうです。
そういえばイギリスの物価は調べたけどここのは調べていなかったことに気付き、Wi-Fiに接続してレートを調べます。
どうも、1ディルハム=30円とのこと。
棚の値札に目を移します。
30と書いてあります。
スマホに目を移します。
1ディルハム=30円と書いてあります。
クソガキさんは義務教育に感謝しながらサンドイッチを棚に戻しました。
一方友人はカフェに行きました。ラージサイズを頼んだらスープのようなコーヒーが出てきた挙句、なぜかクソガキさんの分まで普通のサイズのコーヒーが出てきました。アラブすき。
着いた直後は乗り換えやアブダビから出発する人が多く、同じ飛行機で来た日本人や白人が多めに見受けられましたが、夜が明けた頃から増える増えるアラブ人たち。
堀りが深く髭を生やし、鼻が高く肌が黒い。イケメンと美女しかおらんなあ……。
さすがに空港だけあって特に面白トラブルもなく、カンドーラ(と言われるらしい白い服装)の人を見て楽しんでいました。
そんなこんなでアブダビを発ちロンドンへ。お土産屋で3g2500円する粉らしきものが入った謎の缶が売っていたのだがあれは一体……。
ちなみに乗り換えの時にこちらに住んでいるらしい日本人のおばさんと話をしたんですが、やはりこちらの金持ちはすごいようですね。家族一人ずつに大きな家があるとかなんとか。まあおばさんもヴィトンのでかいバッグ持ってたしね。
ここからは日本語の案内がなくなり、英語とアラビア語だけの機内食のメニューを渡されました。
エコノミークラスだからかもしれませんが、どこの飛行機に乗っても機内食はそんなに美味しくはないですね(伏線)。
機内では隣になったお姉さんから「君ら友人?」と尋ねられました。そらそうよ。
しばし飛行機に揺られ、ようやくイギリスのヒースロー空港に到着。
長い旅路に痛んだ体をもみほぐしつつ入国検査へ。
愛想悪い検査官のおっちゃんからは友人かカップルなのか尋ねられました。こちらでは同性愛は普通の様子?
空港で経路を確認していると、近くのベンチに座ったおばさんに「君ら友人?」と尋ねられる。さっきのお姉さんそういう意味かよ!
地下鉄に乗り、まずはPaddingtonという駅へ向かう……はずが路線間違えてEarls courtという駅へ。
そこから歩いて公園を横切り、ホテルへ向かうことにしました。
そのケンジントン・ガーデンズという公園、1.1平方キロメートルもあり、とても大きいです。
緑の芝生が並び、剪定された木が立ち、アルバート記念碑(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A8%98%E5%BF%B5%E7%A2%91)という非常に立派な象が建てられていました。
こんな公園で寝転んで読書でもできたら最高だろうなあ、と考えながら歩き続けます。そこらじゅうで飼い犬が走り回っており、良い散歩の場所になっているようです。
と、雨でぬかるんだようでそこいらに泥が。
よけながら歩いて行くも、その数多くある泥の形があるものを連想させます。
クソガキ(これう○こなんじゃ……?)
確かに泥でも足でこういう形にかためることはできるかもしれません。匂いもとくにしませんでした。が、わざわざその形になった泥だと言い切るにはちょっと数が多い気がしますね……。走りまわる犬を見つめます。良いう○こしろよ、と思いました。
汚物なのか泥なのか判断の付きにくいものが散乱した道を歩き続けると、やがて大きな池が目に入りました。そこでは大量の鳥たちが水浴びをしており、非常に和やかな気持ちになりました。
ハトやアヒルはもちろん、1メートルにせまるほど大きい鳥が何羽も。ここで幼少期を過ごせたら良い思い出だなあと思いつつ池の周辺を歩くと、不快な色の水がはじけたような跡がそこいらについていることに気付きます
クソガキ(う○こだ……)
鳥の汚物で囲まれた池を速やかに脱出しました。鳥の汚物が匂わないことに感謝しました。
しばし進みますが、これ以降はほとんど普通の道が続くばかり。奥に見える建物と庭のように手入れされた場所を目指します。
ところどころで芝生に馬の蹄鉄の跡が見受けられました。そういえばガイドブックには馬も歩くと書いてあったなあ。などと思い出し進んでいきます。
すると、目の前に山と積まれた茶色の物体が現れました。
クソガキ(紛うことなきう○こだ……!)
馬の汚物は大きかったので、匂いがやってくる前に退避しました。風上であることに感謝しました。
そしてようやく公園の端あたりにある庭へ。
綺麗に手入れされており映画やゲームで見る景色を見ているようでした。
そこには野生のリスもおり、長くて太い尻尾をふりふりする姿はとても愛らしかったですね。もうリスがするう○このことしか考えられませんでしたが。
ケンジントンガーデンを抜けると、ホテルはもうすぐです。
同行者と道を確認しながら歩いて行きました。みんなこいつみたいにトイレでう○こすれば良いのに。
ホテルでチェックインを済ませ少々休憩し、いざロンドン観光へ。
ロンドンではいたるところで自転車をレンタルすることができます。街中にある無人の駐輪場の機械を操作して借り、別の駐輪場に戻す方式をとっています。
2ポンド(約340円)で借りることが出来、30分まで無料、その後はお金がかかっていく仕組みです。
しかしこの自転車、日本のママチャリを下回るレベルで性能が悪い。
漕いでも漕いでも力の逃げていく感覚ばかりだし、あまり安くもないので、トラファルガー広場(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E5%BA%83%E5%A0%B4)のあたりまで行ってから駐輪場を探して降りることにしました。wikipediaの写真だとだいぶ広く見えますが、一番上のナショナルギャラリーが映っている写真でほぼ全部といったところであまり大きくはありません。
このあたりで腹が減ったという同行者と別れ、一人大英博物館へ。
貴重な展示物たちは確かに一日で全て見ることは到底不可能に思えたので、アメリカとヨーロッパの展示物だけ見ることにしました。
が、歩いているだけでも色々な展示物に目を奪われる。
イースター島のモアイなり腕時計の歴史なり、興味深いものがいっぱいでした。
ヨーロッパの歴史をなるべく最初から見たいと思ったので歩き続けていくと、イタリアの展示物のある部屋が現れました。
どうせだしここも見て行こうと近寄ると、職員に止められました。
クソガキ「閉館……だと……?」
結局見たいものはろくに見られず出ることになってしまいました。
こんな場所が無料なんてロンドン市民マジで羨ましい(募金はもちろんしました)。
その一時間後に集合してHUBなり飲み屋に行こうとなっていたので、歩いて時間をつぶすことに。
アンティークショップやスコティッシュショップなど魅力的なお店を見つつ、歩いてビッグ・ベンへ。
はえーでかい時計塔だなあと思いつつ写真をとっていたら、白と黄緑に肌を塗ったおばさんたちが。
英語ではない何かの言語で話しかけられ、写真を撮ろうということだけは伝わりました。
あ、なるほど、と思いました。
良く聞く「写真を撮ってお金を請求してくる」タイプの輩だと直感しました。
祭りでもなんでもない木曜日にわざわざあらわれ、英語ですらない言語で話しかけてくる。しかも一人で写真を撮っているアジア人に向かって。
ということなので写真は撮ってみました。
好奇心に負けたよね。
するとやはりお金を請求してくる。
正直予想通り過ぎてだいぶ笑ってしまいましたが、とりあえず2ポンド(約340円)ほど渡してみました。
すると食い下がる食い下がる。
最初は遠慮がちだったのが、クソガキさんがそれ以上渡す気がないと悟ると豹変したようになにやらまくしたてました。
その額を請求する意図でしょうが、20ポンド札(約3400円)を見せながら怒った表情でわけのわからん言語をわめくおばさんたちがちょっとだけ怖くなった辺りで払う気がないことを伝えると去っていきました。英語通じてるじゃねえかババア。
なお、ババアと撮った写真はクソガキさんのスマホにはありません(ババアが別のスマホで撮ったため)。
そんな風に観光し、時間になったのでHubなりbarなりを探すことに。
イギリスの飲食店はどこも内装に非常に気を遣っています。ろうそくや立体的にたたまれたナプキンで机を彩り、カウンターの奥にはこれみよがしに大量の酒瓶が。そしてそれが外から見えるよう大きなガラスでアピールする。
クソガキさんは、ビッグベンに向かうときに客のいないそういった店を見ながら、「イギリス人、気取ってんなあ」とか思っていました。
しかし、日が落ちて食事の時間になると、スーツを着た英国紳士がその店の席についていきます。
あまりに内装とマッチした顔立ちの人々が店内を埋め尽くすと、もはやそこは気取ったお店などではなく、ただの「オシャレ度が(日本人からしたら)高水準のお店」という風になりました。クソガキさんは心の中で土下座していました。失礼なこと言ってごめん。
いくらか歩いて適当に見つけたお店に入ります。
メニューにはフィッシュアンドチップスの文字が! 有名なイギリスの名物です。
しかし、お値段は11ポンド。日本円にして約1800円……。
とはいえここまで来て食べないわけにもいかないと思い、同行者と共に注文しました。
でかい(感想)。
20センチはあろうかという魚の揚げ物に、下には大量のフライドポテト。
付け合せにタルタルソースと緑色をした謎のソースが皿に盛られ、他にもケチャップやウスターソースのようなものなど大量の調味料がついてきました。
正直調味料が別で大量についてくるあたり嫌な予感しかしなかったのですが、
頼んだ以上後に引くことはできず、まずは魚を一口。
まずいッッッ!!!
べちょべちょの中身に比べて異様に硬い衣、良いものを使っていないのか腹にボディブローのように効いてくる油。
なによりもついてきた緑色のソースの不味さったらない。エダマメのような味がしました。どう考えてもフライには合いませんね……。
ちなみにポテトは普通でした。決して美味しくはない。
胡椒とレモンの組み合わせでなんとか全て食べきった時には、油で腹がやられて他の食事を注文する気も失せていました。
なにより高いお金を支払って不味い食事が出てくることの恐怖ったらない。20ポンド請求ババアが軽く吹き飛ぶレベルの恐ろしさ。
ちなみにこのソース、マッシィピーと言って緑の豆を潰したものらしいです。調べてみると好意的なことが書かれてあるブログや記事が見受けられましたが日本人の味覚が心配になりました。こいつがスタンダードみたいな顔して出てくるの許せん。
その後ホテルへ帰り、翌日の予定をさらっと決めて就寝しました。
うんことババアとイギリスの食事に翻弄された一日でした。
ひとまず近況報告から。
私クソガキは現在大学四年生。単位を無事に取り終え内定もいただき、三月の半ごろにある卒業式を待つ身となっています。
生きている中で大半を共にしてきた学生という肩書きがなくなることに一抹の寂しさを覚えつつ、残り少ないモラトリアムを楽しむ時間を送っています。ちなみに大学そのものはぼっちだったのでなんの思い入れもありません。
大学四年生、卒業という単語が並ぶとある単語が思い浮かんできますね。
そう、卒業旅行です。
数か月前、こんなやりとりがありました。
クソ親父「卒業旅行行かんでいいのか」
クソガキ「特に興味ないしな」
親父様「金出したるで」
クソガキ「行く(即決)」
ということで大学の友人(貴重)に同行を誘い、3/2~7までイギリスのロンドンへと行くことになりました。
クソガキさんもぼんやりヨーロッパあたり行きてえなあとか思っていたという理由もあります。安いツアーに適当に申し込みました。
成田空港からロンドンまで、合計約20時間。
一日にも迫る長さの時間を飛行機で過ごすことになります。ですので3/2~7までといっても自由に動けるのは三日間のみ。
ちなみにこの20時間と言うのは乗り換え込みの時間であり、直通であればもう少し短いようですが、アラブを経由するとどうも安くなるようです。
3月2日、夜の9時20分に、成田空港をエティハド航空というUAEの会社の飛行機に乗り出発。おお雑誌とかアラビア語で色々書かれてる。読めん。
到着予定時刻は現地時間で朝5時。日本からアラブに、よりにもよってその時間に行こうとする乗客は少ないようで、機内はちらほら人がいる程度でした。なのであいていた二席分を陣取って横になって眠ることができ非常に快適。エティハド航空すき。
数時間が過ぎ、アブダビ国際空港に到着。わりとすぐに眠れたこともあり、東京-アブダビ間は一瞬でした。
機内で見られた情報によると外は真っ暗にも関わらず15℃あるとのことでしたが、空港内は肌寒いくらいの温度に保たれています。
ひとしきり眠ってお腹が空いていたクソガキさんとその同行者。
せっかくだしここで何か買っていきたいな、と思い、コンビニやお土産屋や免税店を見て回ることに。
目についたコンビニでとりあえずサンドイッチを手に取ってみます。見た感じ普通のサンドイッチ。棚の値札には『30』の文字が。単位はディルハムと言うそうです。
そういえばイギリスの物価は調べたけどここのは調べていなかったことに気付き、Wi-Fiに接続してレートを調べます。
どうも、1ディルハム=30円とのこと。
棚の値札に目を移します。
30と書いてあります。
スマホに目を移します。
1ディルハム=30円と書いてあります。
クソガキさんは義務教育に感謝しながらサンドイッチを棚に戻しました。
一方友人はカフェに行きました。ラージサイズを頼んだらスープのようなコーヒーが出てきた挙句、なぜかクソガキさんの分まで普通のサイズのコーヒーが出てきました。アラブすき。
着いた直後は乗り換えやアブダビから出発する人が多く、同じ飛行機で来た日本人や白人が多めに見受けられましたが、夜が明けた頃から増える増えるアラブ人たち。
堀りが深く髭を生やし、鼻が高く肌が黒い。イケメンと美女しかおらんなあ……。
さすがに空港だけあって特に面白トラブルもなく、カンドーラ(と言われるらしい白い服装)の人を見て楽しんでいました。
そんなこんなでアブダビを発ちロンドンへ。お土産屋で3g2500円する粉らしきものが入った謎の缶が売っていたのだがあれは一体……。
ちなみに乗り換えの時にこちらに住んでいるらしい日本人のおばさんと話をしたんですが、やはりこちらの金持ちはすごいようですね。家族一人ずつに大きな家があるとかなんとか。まあおばさんもヴィトンのでかいバッグ持ってたしね。
ここからは日本語の案内がなくなり、英語とアラビア語だけの機内食のメニューを渡されました。
エコノミークラスだからかもしれませんが、どこの飛行機に乗っても機内食はそんなに美味しくはないですね(伏線)。
機内では隣になったお姉さんから「君ら友人?」と尋ねられました。そらそうよ。
しばし飛行機に揺られ、ようやくイギリスのヒースロー空港に到着。
長い旅路に痛んだ体をもみほぐしつつ入国検査へ。
愛想悪い検査官のおっちゃんからは友人かカップルなのか尋ねられました。こちらでは同性愛は普通の様子?
空港で経路を確認していると、近くのベンチに座ったおばさんに「君ら友人?」と尋ねられる。さっきのお姉さんそういう意味かよ!
地下鉄に乗り、まずはPaddingtonという駅へ向かう……はずが路線間違えてEarls courtという駅へ。
そこから歩いて公園を横切り、ホテルへ向かうことにしました。
そのケンジントン・ガーデンズという公園、1.1平方キロメートルもあり、とても大きいです。
緑の芝生が並び、剪定された木が立ち、アルバート記念碑(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A8%98%E5%BF%B5%E7%A2%91)という非常に立派な象が建てられていました。
こんな公園で寝転んで読書でもできたら最高だろうなあ、と考えながら歩き続けます。そこらじゅうで飼い犬が走り回っており、良い散歩の場所になっているようです。
と、雨でぬかるんだようでそこいらに泥が。
よけながら歩いて行くも、その数多くある泥の形があるものを連想させます。
クソガキ(これう○こなんじゃ……?)
確かに泥でも足でこういう形にかためることはできるかもしれません。匂いもとくにしませんでした。が、わざわざその形になった泥だと言い切るにはちょっと数が多い気がしますね……。走りまわる犬を見つめます。良いう○こしろよ、と思いました。
汚物なのか泥なのか判断の付きにくいものが散乱した道を歩き続けると、やがて大きな池が目に入りました。そこでは大量の鳥たちが水浴びをしており、非常に和やかな気持ちになりました。
ハトやアヒルはもちろん、1メートルにせまるほど大きい鳥が何羽も。ここで幼少期を過ごせたら良い思い出だなあと思いつつ池の周辺を歩くと、不快な色の水がはじけたような跡がそこいらについていることに気付きます
クソガキ(う○こだ……)
鳥の汚物で囲まれた池を速やかに脱出しました。鳥の汚物が匂わないことに感謝しました。
しばし進みますが、これ以降はほとんど普通の道が続くばかり。奥に見える建物と庭のように手入れされた場所を目指します。
ところどころで芝生に馬の蹄鉄の跡が見受けられました。そういえばガイドブックには馬も歩くと書いてあったなあ。などと思い出し進んでいきます。
すると、目の前に山と積まれた茶色の物体が現れました。
クソガキ(紛うことなきう○こだ……!)
馬の汚物は大きかったので、匂いがやってくる前に退避しました。風上であることに感謝しました。
そしてようやく公園の端あたりにある庭へ。
綺麗に手入れされており映画やゲームで見る景色を見ているようでした。
そこには野生のリスもおり、長くて太い尻尾をふりふりする姿はとても愛らしかったですね。もうリスがするう○このことしか考えられませんでしたが。
ケンジントンガーデンを抜けると、ホテルはもうすぐです。
同行者と道を確認しながら歩いて行きました。みんなこいつみたいにトイレでう○こすれば良いのに。
ホテルでチェックインを済ませ少々休憩し、いざロンドン観光へ。
ロンドンではいたるところで自転車をレンタルすることができます。街中にある無人の駐輪場の機械を操作して借り、別の駐輪場に戻す方式をとっています。
2ポンド(約340円)で借りることが出来、30分まで無料、その後はお金がかかっていく仕組みです。
しかしこの自転車、日本のママチャリを下回るレベルで性能が悪い。
漕いでも漕いでも力の逃げていく感覚ばかりだし、あまり安くもないので、トラファルガー広場(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E5%BA%83%E5%A0%B4)のあたりまで行ってから駐輪場を探して降りることにしました。wikipediaの写真だとだいぶ広く見えますが、一番上のナショナルギャラリーが映っている写真でほぼ全部といったところであまり大きくはありません。
このあたりで腹が減ったという同行者と別れ、一人大英博物館へ。
貴重な展示物たちは確かに一日で全て見ることは到底不可能に思えたので、アメリカとヨーロッパの展示物だけ見ることにしました。
が、歩いているだけでも色々な展示物に目を奪われる。
イースター島のモアイなり腕時計の歴史なり、興味深いものがいっぱいでした。
ヨーロッパの歴史をなるべく最初から見たいと思ったので歩き続けていくと、イタリアの展示物のある部屋が現れました。
どうせだしここも見て行こうと近寄ると、職員に止められました。
クソガキ「閉館……だと……?」
結局見たいものはろくに見られず出ることになってしまいました。
こんな場所が無料なんてロンドン市民マジで羨ましい(募金はもちろんしました)。
その一時間後に集合してHUBなり飲み屋に行こうとなっていたので、歩いて時間をつぶすことに。
アンティークショップやスコティッシュショップなど魅力的なお店を見つつ、歩いてビッグ・ベンへ。
はえーでかい時計塔だなあと思いつつ写真をとっていたら、白と黄緑に肌を塗ったおばさんたちが。
英語ではない何かの言語で話しかけられ、写真を撮ろうということだけは伝わりました。
あ、なるほど、と思いました。
良く聞く「写真を撮ってお金を請求してくる」タイプの輩だと直感しました。
祭りでもなんでもない木曜日にわざわざあらわれ、英語ですらない言語で話しかけてくる。しかも一人で写真を撮っているアジア人に向かって。
ということなので写真は撮ってみました。
好奇心に負けたよね。
するとやはりお金を請求してくる。
正直予想通り過ぎてだいぶ笑ってしまいましたが、とりあえず2ポンド(約340円)ほど渡してみました。
すると食い下がる食い下がる。
最初は遠慮がちだったのが、クソガキさんがそれ以上渡す気がないと悟ると豹変したようになにやらまくしたてました。
その額を請求する意図でしょうが、20ポンド札(約3400円)を見せながら怒った表情でわけのわからん言語をわめくおばさんたちがちょっとだけ怖くなった辺りで払う気がないことを伝えると去っていきました。英語通じてるじゃねえかババア。
なお、ババアと撮った写真はクソガキさんのスマホにはありません(ババアが別のスマホで撮ったため)。
そんな風に観光し、時間になったのでHubなりbarなりを探すことに。
イギリスの飲食店はどこも内装に非常に気を遣っています。ろうそくや立体的にたたまれたナプキンで机を彩り、カウンターの奥にはこれみよがしに大量の酒瓶が。そしてそれが外から見えるよう大きなガラスでアピールする。
クソガキさんは、ビッグベンに向かうときに客のいないそういった店を見ながら、「イギリス人、気取ってんなあ」とか思っていました。
しかし、日が落ちて食事の時間になると、スーツを着た英国紳士がその店の席についていきます。
あまりに内装とマッチした顔立ちの人々が店内を埋め尽くすと、もはやそこは気取ったお店などではなく、ただの「オシャレ度が(日本人からしたら)高水準のお店」という風になりました。クソガキさんは心の中で土下座していました。失礼なこと言ってごめん。
いくらか歩いて適当に見つけたお店に入ります。
メニューにはフィッシュアンドチップスの文字が! 有名なイギリスの名物です。
しかし、お値段は11ポンド。日本円にして約1800円……。
とはいえここまで来て食べないわけにもいかないと思い、同行者と共に注文しました。
でかい(感想)。
20センチはあろうかという魚の揚げ物に、下には大量のフライドポテト。
付け合せにタルタルソースと緑色をした謎のソースが皿に盛られ、他にもケチャップやウスターソースのようなものなど大量の調味料がついてきました。
正直調味料が別で大量についてくるあたり嫌な予感しかしなかったのですが、
頼んだ以上後に引くことはできず、まずは魚を一口。
まずいッッッ!!!
べちょべちょの中身に比べて異様に硬い衣、良いものを使っていないのか腹にボディブローのように効いてくる油。
なによりもついてきた緑色のソースの不味さったらない。エダマメのような味がしました。どう考えてもフライには合いませんね……。
ちなみにポテトは普通でした。決して美味しくはない。
胡椒とレモンの組み合わせでなんとか全て食べきった時には、油で腹がやられて他の食事を注文する気も失せていました。
なにより高いお金を支払って不味い食事が出てくることの恐怖ったらない。20ポンド請求ババアが軽く吹き飛ぶレベルの恐ろしさ。
ちなみにこのソース、マッシィピーと言って緑の豆を潰したものらしいです。調べてみると好意的なことが書かれてあるブログや記事が見受けられましたが日本人の味覚が心配になりました。こいつがスタンダードみたいな顔して出てくるの許せん。
その後ホテルへ帰り、翌日の予定をさらっと決めて就寝しました。
うんことババアとイギリスの食事に翻弄された一日でした。
最終回です。
金曜日に帰ってきました。飛行機に十時間ほど揺られつつ飛んできて、留学生ズに別れを告げながらシャトルバスへ乗り込みます。五か月間毎日ずっと会ってきた奴らと別れるのは思いのほかさびしかったですね。
シャトルバスで直接池袋まで乗り込み、そのままBMのFNMに参加してから帰宅。ごらくさんがいないこととピン象さんがいたことに衝撃を受けました。だいぶ金曜に来るBM勢少なくなってましたね。ヒナタクもいなかったし。
FNMは色々パーツ足りてないドムリが使いたかっただけのデッキでぼこぼこにされて1-2。三試合で合計十回以上マリガンしたきがする。構成弱い(確信)
一応最終回なので、留学に行っての感想でもちょっと書こうかと思いましたが面倒くさいので略(クソガキ)
またこれからは池袋に出没します。デッキが整い次第可能な限りの大会に参加してリハビリするつもり。火曜は中野スタン、水曜はBMレガシー、木曜はBMモダン、金曜はBMFNM、土曜アメ杯、日曜BM杯に出没すると思われますので、またこれからもよろしくお願いします。
とにかく日本の飯食いたいので飯屋行きましょうオナシャス!
金曜日に帰ってきました。飛行機に十時間ほど揺られつつ飛んできて、留学生ズに別れを告げながらシャトルバスへ乗り込みます。五か月間毎日ずっと会ってきた奴らと別れるのは思いのほかさびしかったですね。
シャトルバスで直接池袋まで乗り込み、そのままBMのFNMに参加してから帰宅。ごらくさんがいないこととピン象さんがいたことに衝撃を受けました。だいぶ金曜に来るBM勢少なくなってましたね。ヒナタクもいなかったし。
FNMは色々パーツ足りてないドムリが使いたかっただけのデッキでぼこぼこにされて1-2。三試合で合計十回以上マリガンしたきがする。構成弱い(確信)
一応最終回なので、留学に行っての感想でもちょっと書こうかと思いましたが面倒くさいので略(クソガキ)
またこれからは池袋に出没します。デッキが整い次第可能な限りの大会に参加してリハビリするつもり。火曜は中野スタン、水曜はBMレガシー、木曜はBMモダン、金曜はBMFNM、土曜アメ杯、日曜BM杯に出没すると思われますので、またこれからもよろしくお願いします。
とにかく日本の飯食いたいので飯屋行きましょうオナシャス!
今日、安土竜とお別れをしました。
明日からこちらの学校は夏休みに入るのですが、それに伴い生徒の多くは帰省します。
そのため学内の寮の多くが閉まることになり、そこに住む学生たちで夏休みも残るものは引っ越しをしなければなりません。もちろんクソガキさんたちクソガキ留学生も例外ではありません。
四か月間暮らしてきて一度も宿題やテスト勉強をしている姿を見たことがない安土竜が夏休みの授業をとるはずもなく、彼とは今日でお別れということになりました。
旅行記はあまり頻繁には更新していませんでしたが、更新するに足らないようなことはたくさんありました。
テスト勉強をしなければならず時間のないクソガキさんに「俺のポケモンのパーティどうよ?」と質問し、(クソガキさんの)貴重な時間を使ってまで緊張をほぐしてくれようとした安土竜、(盛らずに)休日の一日二十二時間くらいを部屋ですごして部屋の空気をもわっとしてくれた安土竜、廊下まで響き渡るほどのいびきをこいてくれた安土竜、いびきがやんだかと思えば喘ぎ声のような寝息を立てて誤解を招いてくれた安土竜、珍しく人を部屋に呼んだかと思えばただの両替だった安土竜、人に話しかけるときにいちいち溜息から初めてミサワっぽさを感じさせてくれた安土竜、しゃべるコミュ障というのを実演してみせてくれた安土竜、excuse me(棒読み) と言いながら三連続で屁をこきまくる安土竜、果ては寝ながらもクソでけぇ屁をこく安土竜、ただ飲み物を買っているだけなのになぜか留学生の間で噂になる安土竜、部屋にブーツや靴が転がっているのに基本裸足で歩きまわる安土竜、耳をほじくった綿棒を床に捨てる安土竜、興奮すると高速で指をこすり合わせる安土竜。いろんな姿を見せてくれました。クソガキツイッターをフォローしている方はクソガキさんの感想付きのツイートをリアルタイムで見ていらっしゃったかと思います。ちなみに盛ったりわざと良くない部分をつまみ出して書いているわけではなくこれが安土竜の実態の九割です。
そんな彼ですがこれでお別れとなるとやっぱりさびしいもので、前日に訊くと三時にチェックアウトするとのことでしたので、今日の授業後に少し時間が取れるなあなんて考えながら午前の授業を終わらせ、早めに昼を食べ、彼の待つ部屋に戻ります。
安土竜いねえ 帰りやがったなあの野郎
壁にはポスター、机にはびっしりとコインや小さなフィギュアが敷き詰められていたのがきれいさっぱりなくなっています。あいつあれを片付けられるんなら普段からもうちょっとなんとかできんだろ……。
机の上を見てみると、こんなものがありました。英文はものすごく簡単なのでどなたでも読めるかと思います。わざわざ訳すとどやっと感がでそうなので訳しません。
とりあえずこのピンパッジは大切にしようかと思います。クソガキさんはほっとくとお土産とかまるで買わないのでお土産的な意味でも。安土竜今までありがとう。でも屁といびきは一生許さないよ。
その後クソガキさんは自分の引っ越し作業です。パパっと詰めてパパっと運んで終わりっ!
ちなみに新しいルームメイトは依然ちらっと紹介だけしたアゴの人です。
引っ越しまでして疲れた後はFNMへ。
最近気づいたんですけど疲れてたり眠かったりすると英語とかまるで頭に入らないんですよね。日本語でも話あんまり聞けてないんですけど英語だと単語が耳にも入ってないような状態だから困る。GP前日はしっかり休まなきゃ……。
今日のフォーマットはモダマスドラフト! 参加費は30ドルと参加費5ドルと考えれば、日本と比べればかなり良い方なんじゃないだろうか。
1-1ダブシンすごく嫌いだから嫌だったけどマネーピックでもあるので《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner(BOK)》。
1-2、1-3と後の受けを広くするのと多色結構やりやすそうなプールだった覚えがあったので鮮烈山と島をピック。
1-4以降プレイアブルなカードをとって卓の流れ方見て後の方から方針を決めようと除去になる火力をピック。するとこれ以降火力呪文がガンガン流れてきてビビる。1パック目は結局方針あんま決まらんまま火力とってるだけで終わった。
2パック目では赤を使うゴブリンか巨人デッキにでも流れたかったものの、1パック目でも思った通りやっぱり流れが悪い。黒いゴブリンばかり回ってくる。潮の虚ろの漕ぎ手一周してない?
2-1聖遺の騎士……をスルーしてなにかを取る。マネーピックでも良かったんだけどレリカリーは一生使う気がしなかったのでスルーした。
すると2-2でちらつき蛾の生息地が流れてきたのでこちらはピック。新絵高いんかね。
2パック目では周りがピックするのが速くてそれに焦ってしまい安いところを見つけられず、上からのサインも全然見てない状態になってしまいまともなピックできず。
3-1墓忍びをとり、結局ドロソのないグリクシスの除去コンへ。連繋デッキとフェアリーを足して4で割ったくらいの完成度。
一戦目は1ゲーム目を綺羅→やっかい児→徘徊でドローできる3/1フェアリーとつなげてダメージレース先に行けて勝利するも、2ゲーム目でパンプケアしない火力の撃ち方して死に3ゲーム目土地2ストップでファンガス並べられていくのをただただ見ながら最後に倍増の季節とかいうふざけたカード出されて憤死。タフネス上げる熊二枚見たし2/4のファンガス火力耐性高すぎワロタ状態。ドロソない除去コンなんでそもそもファンガスきつすぎた。アド取れるカード電解しかないって
2戦目は俺よりもデッキ弱い白黒相手に名誉の御身を霊気撃ちでバウンス×2した後やっかい児で寝かせてパーディク山のドラゴンでとどめ、あとは事故でもらった。
三戦目はドランカラーで白マナソース計10枚入ってるのに二戦通して一枚しか引かれなかったので勝ち。
お持ち帰りはちらつき蛾、キラ、墓忍び、流刑、呪文嵌め2枚、電解二枚。なかなかよろしい。賞品でイゼチャも一枚ゲット。
明日からこちらの学校は夏休みに入るのですが、それに伴い生徒の多くは帰省します。
そのため学内の寮の多くが閉まることになり、そこに住む学生たちで夏休みも残るものは引っ越しをしなければなりません。もちろんクソガキさんたちクソガキ留学生も例外ではありません。
四か月間暮らしてきて一度も宿題やテスト勉強をしている姿を見たことがない安土竜が夏休みの授業をとるはずもなく、彼とは今日でお別れということになりました。
旅行記はあまり頻繁には更新していませんでしたが、更新するに足らないようなことはたくさんありました。
テスト勉強をしなければならず時間のないクソガキさんに「俺のポケモンのパーティどうよ?」と質問し、(クソガキさんの)貴重な時間を使ってまで緊張をほぐしてくれようとした安土竜、(盛らずに)休日の一日二十二時間くらいを部屋ですごして部屋の空気をもわっとしてくれた安土竜、廊下まで響き渡るほどのいびきをこいてくれた安土竜、いびきがやんだかと思えば喘ぎ声のような寝息を立てて誤解を招いてくれた安土竜、珍しく人を部屋に呼んだかと思えばただの両替だった安土竜、人に話しかけるときにいちいち溜息から初めてミサワっぽさを感じさせてくれた安土竜、しゃべるコミュ障というのを実演してみせてくれた安土竜、excuse me(棒読み) と言いながら三連続で屁をこきまくる安土竜、果ては寝ながらもクソでけぇ屁をこく安土竜、ただ飲み物を買っているだけなのになぜか留学生の間で噂になる安土竜、部屋にブーツや靴が転がっているのに基本裸足で歩きまわる安土竜、耳をほじくった綿棒を床に捨てる安土竜、興奮すると高速で指をこすり合わせる安土竜。いろんな姿を見せてくれました。クソガキツイッターをフォローしている方はクソガキさんの感想付きのツイートをリアルタイムで見ていらっしゃったかと思います。ちなみに盛ったりわざと良くない部分をつまみ出して書いているわけではなくこれが安土竜の実態の九割です。
そんな彼ですがこれでお別れとなるとやっぱりさびしいもので、前日に訊くと三時にチェックアウトするとのことでしたので、今日の授業後に少し時間が取れるなあなんて考えながら午前の授業を終わらせ、早めに昼を食べ、彼の待つ部屋に戻ります。
安土竜いねえ 帰りやがったなあの野郎
壁にはポスター、机にはびっしりとコインや小さなフィギュアが敷き詰められていたのがきれいさっぱりなくなっています。あいつあれを片付けられるんなら普段からもうちょっとなんとかできんだろ……。
机の上を見てみると、こんなものがありました。英文はものすごく簡単なのでどなたでも読めるかと思います。わざわざ訳すとどやっと感がでそうなので訳しません。
とりあえずこのピンパッジは大切にしようかと思います。クソガキさんはほっとくとお土産とかまるで買わないのでお土産的な意味でも。安土竜今までありがとう。でも屁といびきは一生許さないよ。
その後クソガキさんは自分の引っ越し作業です。パパっと詰めてパパっと運んで終わりっ!
ちなみに新しいルームメイトは依然ちらっと紹介だけしたアゴの人です。
引っ越しまでして疲れた後はFNMへ。
最近気づいたんですけど疲れてたり眠かったりすると英語とかまるで頭に入らないんですよね。日本語でも話あんまり聞けてないんですけど英語だと単語が耳にも入ってないような状態だから困る。GP前日はしっかり休まなきゃ……。
今日のフォーマットはモダマスドラフト! 参加費は30ドルと参加費5ドルと考えれば、日本と比べればかなり良い方なんじゃないだろうか。
1-1ダブシンすごく嫌いだから嫌だったけどマネーピックでもあるので《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner(BOK)》。
1-2、1-3と後の受けを広くするのと多色結構やりやすそうなプールだった覚えがあったので鮮烈山と島をピック。
1-4以降プレイアブルなカードをとって卓の流れ方見て後の方から方針を決めようと除去になる火力をピック。するとこれ以降火力呪文がガンガン流れてきてビビる。1パック目は結局方針あんま決まらんまま火力とってるだけで終わった。
2パック目では赤を使うゴブリンか巨人デッキにでも流れたかったものの、1パック目でも思った通りやっぱり流れが悪い。黒いゴブリンばかり回ってくる。潮の虚ろの漕ぎ手一周してない?
2-1聖遺の騎士……をスルーしてなにかを取る。マネーピックでも良かったんだけどレリカリーは一生使う気がしなかったのでスルーした。
すると2-2でちらつき蛾の生息地が流れてきたのでこちらはピック。新絵高いんかね。
2パック目では周りがピックするのが速くてそれに焦ってしまい安いところを見つけられず、上からのサインも全然見てない状態になってしまいまともなピックできず。
3-1墓忍びをとり、結局ドロソのないグリクシスの除去コンへ。連繋デッキとフェアリーを足して4で割ったくらいの完成度。
一戦目は1ゲーム目を綺羅→やっかい児→徘徊でドローできる3/1フェアリーとつなげてダメージレース先に行けて勝利するも、2ゲーム目でパンプケアしない火力の撃ち方して死に3ゲーム目土地2ストップでファンガス並べられていくのをただただ見ながら最後に倍増の季節とかいうふざけたカード出されて憤死。タフネス上げる熊二枚見たし2/4のファンガス火力耐性高すぎワロタ状態。ドロソない除去コンなんでそもそもファンガスきつすぎた。アド取れるカード電解しかないって
2戦目は俺よりもデッキ弱い白黒相手に名誉の御身を霊気撃ちでバウンス×2した後やっかい児で寝かせてパーディク山のドラゴンでとどめ、あとは事故でもらった。
三戦目はドランカラーで白マナソース計10枚入ってるのに二戦通して一枚しか引かれなかったので勝ち。
お持ち帰りはちらつき蛾、キラ、墓忍び、流刑、呪文嵌め2枚、電解二枚。なかなかよろしい。賞品でイゼチャも一枚ゲット。
昨日プレリ不参加不可避と言ったがあれはもちろん嘘だ
ということで予定を急きょキャンセルしてプレリ行ってきました。選んだギルドはオルゾフ。もう一個はセレズ
ニアがいいかなあと思っていたらアゾリウスでした。アゾリウスはRtRのドラフトの時に二回やったら二回とも
ボロボロにされたんで全然良い思い出がなかったんですが……。
以下カードプール。
白
《強打/Smite(GTC)》
《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds(RTR)》
《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》
《暴動鎮圧/Riot Control(DGM)》
《太陽塔の門番/Sunspire Gatekeepers(DGM)》
《天使の布告/Angelic Edict(GTC)》
《迷路の歩哨/Maze Sentinel(DGM)》
《ハズダーの罠部隊/Haazda Snare Squad(DGM)》
《ボロスの猛犬/Boros Mastiff(DGM)》
《ボロスの猛犬/Boros Mastiff(DGM)》
《騎士の勇気/Knightly Valor(RTR)》
《アゾリウスの拘引者/Azorius Arrester(RTR)》
《素早い正義/Swift Justice(RTR)》
《ギルド嘲笑いの護法印/Guildscorn Ward(GTC)》
《反射起こし/Wake the Reflections(DGM)》
《債務の騎士/Knight of Obligation(GTC)》
《安全な領域/Sphere of Safety(RTR)》
青
《オパール湖の門番/Opal Lake Gatekeepers(DGM)》
《風のドレイク/Wind Drake(DGM)》
《風のドレイク/Wind Drake(DGM)》
《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》
《走者止め/Runner’s Bane(DGM)》
《発掘された道しるべ/Uncovered Clues(DGM)》
《都市内の急使/Crosstown Courier(RTR)》
《謹慎命令/Inaction Injunction(RTR)》
《精神静電/Mindstatic(DGM)》
《慢性的な水害/Chronic Flooding(RTR)》
《摩天楼の捕食者/Skyline Predator(RTR)》
黒
《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》
《石板通りの悪漢/Slate Street Ruffian(GTC)》
《破滅小径の悪党/Bane Alley Blackguard(DGM)》
《汚染された地/Contaminated Ground(GTC)》
《墓所への乱入/Crypt Incursion(DGM)》
《門道の影/Gateway Shade(GTC)》
《墓所の怪異/Crypt Ghast(GTC)》
《荒廃の司教/Pontiff of Blight(DGM)》
赤
《迷路の急襲者/Maze Rusher(DGM)》
《迷路の急襲者/Maze Rusher(DGM)》
《敵への処罰/Punish the Enemy(DGM)》
《敵への処罰/Punish the Enemy(DGM)》
《瓦礫帯のマーカ/Rubblebelt Maaka(DGM)》
《溶解区の門番/Smelt-Ward Gatekeepers(DGM)》
緑
《迷路のビヒモス/Maze Behemoth(DGM)》
《のたうつ苔犬/Thrashing Mossdog(DGM)》
《植生噴出/Phytoburst(DGM)》
《植生噴出/Phytoburst(DGM)》
《クロールの戦士/Kraul Warrior(DGM)》
《突然変異の捕食/Mutant’s Prey(DGM)》
無色
《オルゾフの導き石/Orzhov Cluestone(DGM)》
《ディミーアの導き石/Dimir Cluestone(DGM)》
《ゴルガリの導き石/Golgari Cluestone(DGM)》
《グルールの導き石/Gruul Cluestone(DGM)》
《装甲輸送機/Armored Transport(GTC)》
《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(DGM)》
《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(DGM)》
《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(DGM)》
《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(DGM)》
《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(DGM)》
《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate(DGM)》
青白
《劇的な救出/Dramatic Rescue(RTR)》
《上昇する法魔道士/Ascended Lawmage(DGM)》
《平和の復元/Restore the Peace(DGM)》
《リーヴの空騎士/Lyev Skyknight(RTR)》
《臣下の魂/Vassal Soul(RTR)》
《アゾールの雄弁家/Azor’s Elocutors(RTR)》
青黒
《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》
《知力の刈り取り/Reap Intellect(DGM)》
赤黒
《モルグの噴出/Morgue Burst(DGM)》
《モルグの噴出/Morgue Burst(DGM)》
《労苦/苦難/Toil/Trouble(DGM)》
《狂気の種父/Sire of Insanity(DGM)》
赤緑
《残忍な精霊信者/Feral Animist(DGM)》
緑白
《鎧の狼乗り/Armored Wolf-Rider(DGM)》
《鎧の狼乗り/Armored Wolf-Rider(DGM)》
《青銅嘴の恐鳥/Bronzebeak Moa(DGM)》
《生存/存命/Alive/Well(DGM)》
黒白
《亡霊招き/Beckon Apparition(GTC)》
《不敬の粛清/Purge the Profane(GTC)》
《オブゼダートの大口/Maw of the Obzedat(DGM)》
《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat(GTC)》
《幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts(DGM)》(FOIL)
青赤
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》
《イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon(DGM)》
黒緑
《有害/不潔/Down/Dirty(DGM)》
《腐敗農場の骸骨/Rot Farm Skeleton(DGM)》
赤白
《ヴィーアシーノの初太刀/Viashino Firstblade(DGM)》
《ヴィーアシーノの初太刀/Viashino Firstblade(DGM)》
《摩耗/損耗/Wear/Tear(DGM)》
青緑
《混成体の培養/Krasis Incubation(DGM)》
《狩りの仕込み/Bred for the Hunt(DGM)》
オルゾフのギルドパックから使えないのが二枚しか出てこなくてびびった。
普通にエスパーで作成。
《幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts(DGM)》
《荒廃の司教/Pontiff of Blight(DGM)》
《摩天楼の捕食者/Skyline Predator(RTR)》
《天使の布告/Angelic Edict(GTC)》
《債務の騎士/Knight of Obligation(GTC)》
《オパール湖の門番/Opal Lake Gatekeepers(DGM)》
《墓所の怪異/Crypt Ghast(GTC)》
《上昇する法魔道士/Ascended Lawmage(DGM)》
《太陽塔の門番/Sunspire Gatekeepers(DGM)》
《知力の刈り取り/Reap Intellect(DGM)》
《不敬の粛清/Purge the Profane(GTC)》
《オルゾフの導き石/Orzhov Cluestone(DGM)》
《ディミーアの導き石/Dimir Cluestone(DGM)》
《門道の影/Gateway Shade(GTC)》
《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》
《リーヴの空騎士/Lyev Skyknight(RTR)》
《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds(RTR)》
《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》
《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》
《劇的な救出/Dramatic Rescue(RTR)》
《走者止め/Runner’s Bane(DGM)》
《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》
《強打/Smite(GTC)》
《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(DGM)》
2 《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(DGM)》
2 《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(DGM)》
《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate(DGM)》
4 《島/Island(10E)》
4 《沼/Swamp(TSP)》
3 《平地/Plains(TSP)》
最初に作ったのはこんな感じ。でも途中で飛行軍団はやっぱ入れるべきと気付いたので、臣下の魂、風のドレイク×2を盗まれた計画、知力の刈り取り、不敬の粛清と入れ替えました。
カルテルの貴種とオブゼダートの大口はクリーチャー少なくしたので入れませんでしたが、それでも入れるべきなのだろうか。というかこのリストクリーチャー13って頭沸いてるだろ……何考えてたんだ。
メインは普通のエスパーコントロールとして動いて、サイド後は相手がクッソ速いデッキだったらボロスの猛犬×2、アゾリウスの拘引者、カルテルの貴種、都市内の急使あたりのウィニーで止めにかかる。
一戦目:ディミーア
1G:相手マリガンからデスタッチ解鎖2/3とスペル二回唱えるとパンプする青いやつ。こちらは導き石×2を置くも相手のクリーチャーへの対処ができない。導き石サクってドローしたいけど、そうすると次のターンに7マナでないな、まぁ7マナ域テイサだけだし引かないだろ!→ピンポイントでテイサ引く
微妙に動きが良くなかったけど結局テイサだけで勝ち。除去はないんですかねえ
2G:墓所の怪異。荒廃の司教。はい。
○○
二戦目:ゴルガリt白青
1G:開幕早々こちら門二枚達成からの青門番+リーヴの空騎士。空騎士に飛んできた《汚濁まみれ/Drown in Filth(DGM)》で相手の荒廃の司教とミルコ・ヴォスクが落ちる。ご愁傷様としか。
その後こちらは聖堂の金切り声挙げと鳥トークンでちまちま削りつつ、テイサを召喚。ブロックされない4/4と飛行二体に強請で攻めに行くも、相手はテイサを化膿で処理しつつ、グリズリーサルベージからジャラドをピックし出しつつの《トロスターニの召喚士/Trostani’s Summoner(DGM)》! これにより横にいた《乱打する混成体/Battering Krasis(DGM)》が急に元気になって襲い掛かってくる。が、計算上はこちらの強請と飛行で次のターンまで耐えられば勝ち……の盤面からブロッカー出し忘れるという死んだ方が良いレベルのミスをして負け。あーくそ。
2G:相手2Tに土地が詰まる。3Tに引いてきたらしいグリズリーサルベージでジャラドを見送りつつ平地をピックし、続くターンに導き石。こちらが白門番を出しているうちに、さらに乱打する混成体にひるまぬ勇気がついて殴ってくる。が、これは帰ってきたターンで《劇的な救出/Dramatic Rescue(RTR)》で処理し、さらに返しで《知力の刈り取り/Reap Intellect(DGM)》X=4。これにより相手の手札をボロボロにしつつデッキを確認。そのまま殴って勝ち。このゲームでも荒廃の司教とミルコヴォスクは汚濁まみれで墓地に行ってた。かわいそう。
3G:知力の刈り取りで確認したところ、到達持ちが一枚に除去が汚濁まみれと化膿の二枚だけだったので、飛行クリーチャーを全てサイドイン。相手が色事故起こしている内に臣下の魂、風のドレイク、上昇する法魔導師、金切り声上げと並べていく。相手のひるまぬ勇気+乱打する混成体、白黒のXドレインで巻き返しワンチャンくるかと思ったけど、二枚目のXドレインは引けなかったようで勝ち。デッキに二枚入ってるのは見てた。
どうも殆どミルコヴォスクと召喚士のためだけに白と青をタッチしてるっぽい。他の人もそういう人多かったけど、アメリカ人は強いレアはタッチしてでも使いたくなるんだろうか。
×○○
三戦目:ディミーアt白緑
1G:相手初動風のドレイクからスペクター。あかん……。
スペクターが止まらずめくれたこちらの不敬の粛清でハンドを持っていかれ、それならレアパワーで勝負と出した荒廃の司教もこっちのトップからめくれた天使の布告で消えていく。(こっちの)トップ噛み合いすぎなんだよね、それ一番言われてるから。さらに風のドレイクにひるまぬ勇気がつく。あかん……。
ようやく引いた麻痺の掌握でとりあえずスペクダーを黙らせ、白門番で頭数をそろえる。さらに債務の騎士を追加、強請で少しずつライフをこちらへ傾かせる。オーラを劇的な救出で剥がしつつ、そのまま押し込んで行って勝利。ここまでアドとられまくってて良く勝てたな……相手が序盤以降脅威を引いてこなかったから勝てた。
2G:相手がバラバラ横に並べてきたけどこちら墓所の怪異からの最速テイサ。相手のクリーチャー全部黙らせたまんま勝利。つよい(確信)
○○
四戦目:五色……?
この辺でクレジットカードなくしたことに気付いて集中できてなかったから記憶がない……。
1G:雑にレアパワーで勝ってた気がする
2G:相手先手から飛行に1/1飛行トークン出す暗号つけてくる。こちらはご都合トップの天使の布告でなんとか処理するものの、二体の飛行トークンが残った。……が、債務の騎士、聖堂の金切声上げ、聖堂の護衛と都合良く強請持ちばっかり引いたのでこちらのすべての呪文がライトニングヘリックスと化して勝ち。
4-0。オポの関係で二位だったけど10パックもらいました。まぁ合計16パックから出たレアでめぼしいものは狂気の種父くらいなんですが。せいぜい空殴りとルーリク・サーくらいか。テイサFOILも構築済みに入ってるから価値ないだろうし。
明日もなんかシールドで2ヘッドがあるそうなので行ってきます。
ということで予定を急きょキャンセルしてプレリ行ってきました。選んだギルドはオルゾフ。もう一個はセレズ
ニアがいいかなあと思っていたらアゾリウスでした。アゾリウスはRtRのドラフトの時に二回やったら二回とも
ボロボロにされたんで全然良い思い出がなかったんですが……。
以下カードプール。
白
《強打/Smite(GTC)》
《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds(RTR)》
《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》
《暴動鎮圧/Riot Control(DGM)》
《太陽塔の門番/Sunspire Gatekeepers(DGM)》
《天使の布告/Angelic Edict(GTC)》
《迷路の歩哨/Maze Sentinel(DGM)》
《ハズダーの罠部隊/Haazda Snare Squad(DGM)》
《ボロスの猛犬/Boros Mastiff(DGM)》
《ボロスの猛犬/Boros Mastiff(DGM)》
《騎士の勇気/Knightly Valor(RTR)》
《アゾリウスの拘引者/Azorius Arrester(RTR)》
《素早い正義/Swift Justice(RTR)》
《ギルド嘲笑いの護法印/Guildscorn Ward(GTC)》
《反射起こし/Wake the Reflections(DGM)》
《債務の騎士/Knight of Obligation(GTC)》
《安全な領域/Sphere of Safety(RTR)》
青
《オパール湖の門番/Opal Lake Gatekeepers(DGM)》
《風のドレイク/Wind Drake(DGM)》
《風のドレイク/Wind Drake(DGM)》
《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》
《走者止め/Runner’s Bane(DGM)》
《発掘された道しるべ/Uncovered Clues(DGM)》
《都市内の急使/Crosstown Courier(RTR)》
《謹慎命令/Inaction Injunction(RTR)》
《精神静電/Mindstatic(DGM)》
《慢性的な水害/Chronic Flooding(RTR)》
《摩天楼の捕食者/Skyline Predator(RTR)》
黒
《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》
《石板通りの悪漢/Slate Street Ruffian(GTC)》
《破滅小径の悪党/Bane Alley Blackguard(DGM)》
《汚染された地/Contaminated Ground(GTC)》
《墓所への乱入/Crypt Incursion(DGM)》
《門道の影/Gateway Shade(GTC)》
《墓所の怪異/Crypt Ghast(GTC)》
《荒廃の司教/Pontiff of Blight(DGM)》
赤
《迷路の急襲者/Maze Rusher(DGM)》
《迷路の急襲者/Maze Rusher(DGM)》
《敵への処罰/Punish the Enemy(DGM)》
《敵への処罰/Punish the Enemy(DGM)》
《瓦礫帯のマーカ/Rubblebelt Maaka(DGM)》
《溶解区の門番/Smelt-Ward Gatekeepers(DGM)》
緑
《迷路のビヒモス/Maze Behemoth(DGM)》
《のたうつ苔犬/Thrashing Mossdog(DGM)》
《植生噴出/Phytoburst(DGM)》
《植生噴出/Phytoburst(DGM)》
《クロールの戦士/Kraul Warrior(DGM)》
《突然変異の捕食/Mutant’s Prey(DGM)》
無色
《オルゾフの導き石/Orzhov Cluestone(DGM)》
《ディミーアの導き石/Dimir Cluestone(DGM)》
《ゴルガリの導き石/Golgari Cluestone(DGM)》
《グルールの導き石/Gruul Cluestone(DGM)》
《装甲輸送機/Armored Transport(GTC)》
《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(DGM)》
《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(DGM)》
《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(DGM)》
《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(DGM)》
《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(DGM)》
《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate(DGM)》
青白
《劇的な救出/Dramatic Rescue(RTR)》
《上昇する法魔道士/Ascended Lawmage(DGM)》
《平和の復元/Restore the Peace(DGM)》
《リーヴの空騎士/Lyev Skyknight(RTR)》
《臣下の魂/Vassal Soul(RTR)》
《アゾールの雄弁家/Azor’s Elocutors(RTR)》
青黒
《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》
《知力の刈り取り/Reap Intellect(DGM)》
赤黒
《モルグの噴出/Morgue Burst(DGM)》
《モルグの噴出/Morgue Burst(DGM)》
《労苦/苦難/Toil/Trouble(DGM)》
《狂気の種父/Sire of Insanity(DGM)》
赤緑
《残忍な精霊信者/Feral Animist(DGM)》
緑白
《鎧の狼乗り/Armored Wolf-Rider(DGM)》
《鎧の狼乗り/Armored Wolf-Rider(DGM)》
《青銅嘴の恐鳥/Bronzebeak Moa(DGM)》
《生存/存命/Alive/Well(DGM)》
黒白
《亡霊招き/Beckon Apparition(GTC)》
《不敬の粛清/Purge the Profane(GTC)》
《オブゼダートの大口/Maw of the Obzedat(DGM)》
《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat(GTC)》
《幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts(DGM)》(FOIL)
青赤
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》
《イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon(DGM)》
黒緑
《有害/不潔/Down/Dirty(DGM)》
《腐敗農場の骸骨/Rot Farm Skeleton(DGM)》
赤白
《ヴィーアシーノの初太刀/Viashino Firstblade(DGM)》
《ヴィーアシーノの初太刀/Viashino Firstblade(DGM)》
《摩耗/損耗/Wear/Tear(DGM)》
青緑
《混成体の培養/Krasis Incubation(DGM)》
《狩りの仕込み/Bred for the Hunt(DGM)》
オルゾフのギルドパックから使えないのが二枚しか出てこなくてびびった。
普通にエスパーで作成。
《幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts(DGM)》
《荒廃の司教/Pontiff of Blight(DGM)》
《摩天楼の捕食者/Skyline Predator(RTR)》
《天使の布告/Angelic Edict(GTC)》
《債務の騎士/Knight of Obligation(GTC)》
《オパール湖の門番/Opal Lake Gatekeepers(DGM)》
《墓所の怪異/Crypt Ghast(GTC)》
《上昇する法魔道士/Ascended Lawmage(DGM)》
《太陽塔の門番/Sunspire Gatekeepers(DGM)》
《知力の刈り取り/Reap Intellect(DGM)》
《不敬の粛清/Purge the Profane(GTC)》
《オルゾフの導き石/Orzhov Cluestone(DGM)》
《ディミーアの導き石/Dimir Cluestone(DGM)》
《門道の影/Gateway Shade(GTC)》
《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》
《リーヴの空騎士/Lyev Skyknight(RTR)》
《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds(RTR)》
《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》
《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》
《劇的な救出/Dramatic Rescue(RTR)》
《走者止め/Runner’s Bane(DGM)》
《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》
《強打/Smite(GTC)》
《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(DGM)》
2 《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(DGM)》
2 《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(DGM)》
《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate(DGM)》
4 《島/Island(10E)》
4 《沼/Swamp(TSP)》
3 《平地/Plains(TSP)》
最初に作ったのはこんな感じ。でも途中で飛行軍団はやっぱ入れるべきと気付いたので、臣下の魂、風のドレイク×2を盗まれた計画、知力の刈り取り、不敬の粛清と入れ替えました。
カルテルの貴種とオブゼダートの大口はクリーチャー少なくしたので入れませんでしたが、それでも入れるべきなのだろうか。というかこのリストクリーチャー13って頭沸いてるだろ……何考えてたんだ。
メインは普通のエスパーコントロールとして動いて、サイド後は相手がクッソ速いデッキだったらボロスの猛犬×2、アゾリウスの拘引者、カルテルの貴種、都市内の急使あたりのウィニーで止めにかかる。
一戦目:ディミーア
1G:相手マリガンからデスタッチ解鎖2/3とスペル二回唱えるとパンプする青いやつ。こちらは導き石×2を置くも相手のクリーチャーへの対処ができない。導き石サクってドローしたいけど、そうすると次のターンに7マナでないな、まぁ7マナ域テイサだけだし引かないだろ!→ピンポイントでテイサ引く
微妙に動きが良くなかったけど結局テイサだけで勝ち。除去はないんですかねえ
2G:墓所の怪異。荒廃の司教。はい。
○○
二戦目:ゴルガリt白青
1G:開幕早々こちら門二枚達成からの青門番+リーヴの空騎士。空騎士に飛んできた《汚濁まみれ/Drown in Filth(DGM)》で相手の荒廃の司教とミルコ・ヴォスクが落ちる。ご愁傷様としか。
その後こちらは聖堂の金切り声挙げと鳥トークンでちまちま削りつつ、テイサを召喚。ブロックされない4/4と飛行二体に強請で攻めに行くも、相手はテイサを化膿で処理しつつ、グリズリーサルベージからジャラドをピックし出しつつの《トロスターニの召喚士/Trostani’s Summoner(DGM)》! これにより横にいた《乱打する混成体/Battering Krasis(DGM)》が急に元気になって襲い掛かってくる。が、計算上はこちらの強請と飛行で次のターンまで耐えられば勝ち……の盤面からブロッカー出し忘れるという死んだ方が良いレベルのミスをして負け。あーくそ。
2G:相手2Tに土地が詰まる。3Tに引いてきたらしいグリズリーサルベージでジャラドを見送りつつ平地をピックし、続くターンに導き石。こちらが白門番を出しているうちに、さらに乱打する混成体にひるまぬ勇気がついて殴ってくる。が、これは帰ってきたターンで《劇的な救出/Dramatic Rescue(RTR)》で処理し、さらに返しで《知力の刈り取り/Reap Intellect(DGM)》X=4。これにより相手の手札をボロボロにしつつデッキを確認。そのまま殴って勝ち。このゲームでも荒廃の司教とミルコヴォスクは汚濁まみれで墓地に行ってた。かわいそう。
3G:知力の刈り取りで確認したところ、到達持ちが一枚に除去が汚濁まみれと化膿の二枚だけだったので、飛行クリーチャーを全てサイドイン。相手が色事故起こしている内に臣下の魂、風のドレイク、上昇する法魔導師、金切り声上げと並べていく。相手のひるまぬ勇気+乱打する混成体、白黒のXドレインで巻き返しワンチャンくるかと思ったけど、二枚目のXドレインは引けなかったようで勝ち。デッキに二枚入ってるのは見てた。
どうも殆どミルコヴォスクと召喚士のためだけに白と青をタッチしてるっぽい。他の人もそういう人多かったけど、アメリカ人は強いレアはタッチしてでも使いたくなるんだろうか。
×○○
三戦目:ディミーアt白緑
1G:相手初動風のドレイクからスペクター。あかん……。
スペクターが止まらずめくれたこちらの不敬の粛清でハンドを持っていかれ、それならレアパワーで勝負と出した荒廃の司教もこっちのトップからめくれた天使の布告で消えていく。(こっちの)トップ噛み合いすぎなんだよね、それ一番言われてるから。さらに風のドレイクにひるまぬ勇気がつく。あかん……。
ようやく引いた麻痺の掌握でとりあえずスペクダーを黙らせ、白門番で頭数をそろえる。さらに債務の騎士を追加、強請で少しずつライフをこちらへ傾かせる。オーラを劇的な救出で剥がしつつ、そのまま押し込んで行って勝利。ここまでアドとられまくってて良く勝てたな……相手が序盤以降脅威を引いてこなかったから勝てた。
2G:相手がバラバラ横に並べてきたけどこちら墓所の怪異からの最速テイサ。相手のクリーチャー全部黙らせたまんま勝利。つよい(確信)
○○
四戦目:五色……?
この辺でクレジットカードなくしたことに気付いて集中できてなかったから記憶がない……。
1G:雑にレアパワーで勝ってた気がする
2G:相手先手から飛行に1/1飛行トークン出す暗号つけてくる。こちらはご都合トップの天使の布告でなんとか処理するものの、二体の飛行トークンが残った。……が、債務の騎士、聖堂の金切声上げ、聖堂の護衛と都合良く強請持ちばっかり引いたのでこちらのすべての呪文がライトニングヘリックスと化して勝ち。
4-0。オポの関係で二位だったけど10パックもらいました。まぁ合計16パックから出たレアでめぼしいものは狂気の種父くらいなんですが。せいぜい空殴りとルーリク・サーくらいか。テイサFOILも構築済みに入ってるから価値ないだろうし。
明日もなんかシールドで2ヘッドがあるそうなので行ってきます。
という名の写真だけ報告記
クソガキさんは相変わらず元気です。プレリ不参加不可避でマジギレしそうになってますが元気です
ここはド田舎なので空が良く見えて写真を撮るには良い場所です(休日に遊びに行ける場所がマジでないことを確認しつつ)
クソガキさんは相変わらず元気です。プレリ不参加不可避でマジギレしそうになってますが元気です
ここはド田舎なので空が良く見えて写真を撮るには良い場所です(休日に遊びに行ける場所がマジでないことを確認しつつ)
土曜日はシアトルに行ってきました!
朝は無事に早起きして0回戦突破、バスに乗り込んで二時間の旅へ出発。
途中あまりにも吹雪がひどくて十メートル先が見えないような状況にもなったけどしっかり到着。ここが北海道よりも北にあるということを思い知らされました。ちなみにクソガキさんはダウンは着ているものの下は普通のシャツに半袖のTシャツ一枚です。バスの中で死んでました。
なお、この旅行は学校側が留学生のために企画してくれたもので、マリナーズとヤンキースの試合を見に行くというツアーです。
シアトルについて六時間のフリータイム。とりあえずご飯。以外にもレストランが少なく目についた普通のレストランでハンバーガーを食べました。もっと美味いもん食いたいんだよなぁ。
クソガキさんは観光地に寄るよりも街そのものを歩いてみて回る方が楽しいと感じるタイプのクソガキなので、観光地とかは後で気が向いたら行くことにして、海沿いを散歩することに。見たところ、シアトルは大きな丘のようなところにできたような造りの街のようで、街中には坂がとても多く、高低差のある街でした。海沿いという一番したの位置から街を眺めれば綺麗に街を見渡せるんじゃないかと思ったわけです。
ちなみにクソガキさんは坂が多く高低差のある街が大好きです。日本ではまず見られませんから結構興奮してました。あの丘陵にへばりついてるように建ってる家やビルを眺めるのが大好きなんですよね。立体感のある街っぽくてとても良いです。
こうして海沿いに出たのですが、自分でもびっくりするくらい歩くことに飽きない。街を眺めながら歩いているだけで、気付いたら一時間以上経っていたので、このままだとフリータイム全て使って歩き続けてしまうと考え(実際いつものクソガキウォーキングも最低三時間程度は歩き続けてる)、海沿いから離れ街中に入りつつ駅のある場所へ向かうことにします。……が、街中に入ったら普通に見るもの多すぎてここでも時間喰ってしまい、雨が降ってきたあたりで急ぎ始めてなんとか駅へ。
キングスストリート駅とかいうところへ来たのですが、なんか立派な時計塔まであるくせに中に入ると工事中なのかしらんが異様に狭い。しかもどこ見ても電車の券売機どころか時刻表もないし地図だってない。とりあえず駅員っぽいおっさんに話を聞いてみると奥に案内されました。奥は電車の駅というよりは空港のカウンターみたいになっていて、実際荷物受取所みたいなところもありました。どこをどう見ても飛行機はなく電車しかなかったんだがあれはなんだったんだろうか。
そこで話を聞いてみたところ、別に乗り場があるということ。しかも行き方は電車ではなくバスで、駅まで別の場所。
ちなみに後で知りましたがシアトル内には無料の電車があるそうです。今度観光に行くときは使おう。
ということで、Wizars of the Coastに行ってきました。
WotCはシアトルを少し離れたレントンという市にあります。このレントンの発音がなんか難しいのかわからんけど聞き取ってもらえませんでした。
時間が押していたので、高額になることを覚悟でグーグルマップ先生のお力を借りて。
見てみた感想としては……あまりにも普通。
見た目綺麗だしでかいけど普通の会社っぽかったです。もちろん中にも入ろうとはしましたが、ドア開いてなかった。土曜日だからだろうか。平日にシアトルに行こうとしても授業あるんだよなあ……。なおちらっと覗くことができた部屋の中にはベースボールカードがありました。MTGじゃないんかい。
ちなみにクソガキさんはわざわざボロスのニット帽を被って突撃してました。あ、そういえば頼んだ服はちゃんと届きましたよ。
ということでウィザーズを後にし、シアトルへ戻ることに。駅に戻る途中野生の兎がいてかわいいなーと思いつつ近寄ってみたら交尾中でした。あっ……(察し)
六時十分に試合開始なのですが六時五分とかに会場につきました。まぁ間に合わないことも視野に入れてたし仕方ないね。なお本来行く予定だった日本物産販売店にはいけなかった模様。カルピスとめんつゆ欲しかった……。
試合の方は3-1だか2-1で確かマリナーズの方が負けました。ぶっちゃけ試合よりもカメラに自分が映ることの方に集中してた。結局映らんかったけど。
試合が長引き雪もすごかったので、帰りのバスは五時間ほどかかりました。
ちなみにマジで散策しかしてなくて店にも入ってないのでお土産の類は何ひとつ買ってません、というか買うの忘れてた。
朝は無事に早起きして0回戦突破、バスに乗り込んで二時間の旅へ出発。
途中あまりにも吹雪がひどくて十メートル先が見えないような状況にもなったけどしっかり到着。ここが北海道よりも北にあるということを思い知らされました。ちなみにクソガキさんはダウンは着ているものの下は普通のシャツに半袖のTシャツ一枚です。バスの中で死んでました。
なお、この旅行は学校側が留学生のために企画してくれたもので、マリナーズとヤンキースの試合を見に行くというツアーです。
シアトルについて六時間のフリータイム。とりあえずご飯。以外にもレストランが少なく目についた普通のレストランでハンバーガーを食べました。もっと美味いもん食いたいんだよなぁ。
クソガキさんは観光地に寄るよりも街そのものを歩いてみて回る方が楽しいと感じるタイプのクソガキなので、観光地とかは後で気が向いたら行くことにして、海沿いを散歩することに。見たところ、シアトルは大きな丘のようなところにできたような造りの街のようで、街中には坂がとても多く、高低差のある街でした。海沿いという一番したの位置から街を眺めれば綺麗に街を見渡せるんじゃないかと思ったわけです。
ちなみにクソガキさんは坂が多く高低差のある街が大好きです。日本ではまず見られませんから結構興奮してました。あの丘陵にへばりついてるように建ってる家やビルを眺めるのが大好きなんですよね。立体感のある街っぽくてとても良いです。
こうして海沿いに出たのですが、自分でもびっくりするくらい歩くことに飽きない。街を眺めながら歩いているだけで、気付いたら一時間以上経っていたので、このままだとフリータイム全て使って歩き続けてしまうと考え(実際いつものクソガキウォーキングも最低三時間程度は歩き続けてる)、海沿いから離れ街中に入りつつ駅のある場所へ向かうことにします。……が、街中に入ったら普通に見るもの多すぎてここでも時間喰ってしまい、雨が降ってきたあたりで急ぎ始めてなんとか駅へ。
キングスストリート駅とかいうところへ来たのですが、なんか立派な時計塔まであるくせに中に入ると工事中なのかしらんが異様に狭い。しかもどこ見ても電車の券売機どころか時刻表もないし地図だってない。とりあえず駅員っぽいおっさんに話を聞いてみると奥に案内されました。奥は電車の駅というよりは空港のカウンターみたいになっていて、実際荷物受取所みたいなところもありました。どこをどう見ても飛行機はなく電車しかなかったんだがあれはなんだったんだろうか。
そこで話を聞いてみたところ、別に乗り場があるということ。しかも行き方は電車ではなくバスで、駅まで別の場所。
ちなみに後で知りましたがシアトル内には無料の電車があるそうです。今度観光に行くときは使おう。
ということで、Wizars of the Coastに行ってきました。
WotCはシアトルを少し離れたレントンという市にあります。このレントンの発音がなんか難しいのかわからんけど聞き取ってもらえませんでした。
時間が押していたので、高額になることを覚悟でグーグルマップ先生のお力を借りて。
見てみた感想としては……あまりにも普通。
見た目綺麗だしでかいけど普通の会社っぽかったです。もちろん中にも入ろうとはしましたが、ドア開いてなかった。土曜日だからだろうか。平日にシアトルに行こうとしても授業あるんだよなあ……。なおちらっと覗くことができた部屋の中にはベースボールカードがありました。MTGじゃないんかい。
ちなみにクソガキさんはわざわざボロスのニット帽を被って突撃してました。あ、そういえば頼んだ服はちゃんと届きましたよ。
ということでウィザーズを後にし、シアトルへ戻ることに。駅に戻る途中野生の兎がいてかわいいなーと思いつつ近寄ってみたら交尾中でした。あっ……(察し)
六時十分に試合開始なのですが六時五分とかに会場につきました。まぁ間に合わないことも視野に入れてたし仕方ないね。なお本来行く予定だった日本物産販売店にはいけなかった模様。カルピスとめんつゆ欲しかった……。
試合の方は3-1だか2-1で確かマリナーズの方が負けました。ぶっちゃけ試合よりもカメラに自分が映ることの方に集中してた。結局映らんかったけど。
試合が長引き雪もすごかったので、帰りのバスは五時間ほどかかりました。
ちなみにマジで散策しかしてなくて店にも入ってないのでお土産の類は何ひとつ買ってません、というか買うの忘れてた。
もうほとんど食レポかFNMのレポしか書いてないんだよなぁ(予定調和)
ブログ書くの苦手、というか何を書けば面白いのかわからん。アメリカのこと書こうにもそんな大したことしてないし。
今日はモダンでした。モダンのデッキは結局こっちで作るのも難しそうだったので、日本から送ってもらうことにしました。
ということで赤茶単タッチ黒。本当は青も入っているんですがアメリカ来る前にフェッチを貸してしまったせいでなし。フェッチがないので爆裂破綻も入れられず、青がないのでイゼチャが入らずイゼチャがないから手元にあるインスタントが足りないのでセプターも入れられずでデッキが半壊状態。それでも手元にあるカードで代用し、コスやニンの杖が入ったちょっとビッグレッドっぽいデッキになりました。双子相手はメイン土下座。
今日は四回戦。
一戦目:青緑帝国アーティファクトデックウィン
G1:相手の初動のバッパラ→《侵害の魂喰い/Trespassing Souleater(NPH)》を紅蓮地獄で流す。続けて出てきた始原のハイドラを稲妻で倒し、ニンの杖を設置。すると相手テゼレットを出してくる。始原のハイドラとか侵害の魂喰いあたりから全く予想できなかったので普通にびびるがテゼから出てくるものが普通に弱かったので火力だけで焼き殺して勝ち。
G2:G1で見せてないフェニックスが飛んで勝ち。
○○
二戦目:BUG感染
G1:除去が固まったようなデッキなので相手のクリーチャーをさばいて行ってコス設置。ついでに血染めの月を置いたらコスの4/4トークンがシミチャでバウンスされなくなったので勝ち。
G2:初動を火力で抑えチャンドラ・ナラー(漫画絵版。いろんな意味でオシャレ枠。メインの枠が一枚だけどうしても埋められなかった)。相手の墨蛾を見落としていて死にそうになるも返しでチャンドラで貴族の教主を焼いて賛美消して毒9まで耐えて次でなんとかインスタント除去を引けたので勝ち。墓地をよく見たらフェニックスもいたので別に除去引けてなくてもなんとかなっていた。よく見ろ。
三戦目:ビッグレッド
G1:ウラブラスクの僧侶、危険なマイアと展開された後に業火への突入×2から災禍のドラゴン。……を稲妻二発で落とす。相手の手が尽きたので適当に展開して勝ち。
G2:相手がノンランドのメムナイト+業火への突入キープしてくれたまま土地をずっと引かなかったので余裕でニンの杖設置して勝ち。
○○
四戦目:BUG感染
G1:ラクドスの印鑑置いてタップアウトしたら返しで毒十個飛んできた
G2:火力でひたすら捌くだけ。復讐の亜神で殺しに行ったら四肢切断されたのでフェニックスを飛ばして勝利。
G3:同上。ルーティングにより亜神がブーーンした。
○○
4-0して遥か見ゲット。とりあえず日本に持って帰る四枚は確保しました。
今夜は安土竜くんがおうちに帰ったので安眠が保障されます。やったぜ。
ブログ書くの苦手、というか何を書けば面白いのかわからん。アメリカのこと書こうにもそんな大したことしてないし。
今日はモダンでした。モダンのデッキは結局こっちで作るのも難しそうだったので、日本から送ってもらうことにしました。
ということで赤茶単タッチ黒。本当は青も入っているんですがアメリカ来る前にフェッチを貸してしまったせいでなし。フェッチがないので爆裂破綻も入れられず、青がないのでイゼチャが入らずイゼチャがないから手元にあるインスタントが足りないのでセプターも入れられずでデッキが半壊状態。それでも手元にあるカードで代用し、コスやニンの杖が入ったちょっとビッグレッドっぽいデッキになりました。双子相手はメイン土下座。
今日は四回戦。
一戦目:青緑帝国アーティファクトデックウィン
G1:相手の初動のバッパラ→《侵害の魂喰い/Trespassing Souleater(NPH)》を紅蓮地獄で流す。続けて出てきた始原のハイドラを稲妻で倒し、ニンの杖を設置。すると相手テゼレットを出してくる。始原のハイドラとか侵害の魂喰いあたりから全く予想できなかったので普通にびびるがテゼから出てくるものが普通に弱かったので火力だけで焼き殺して勝ち。
G2:G1で見せてないフェニックスが飛んで勝ち。
○○
二戦目:BUG感染
G1:除去が固まったようなデッキなので相手のクリーチャーをさばいて行ってコス設置。ついでに血染めの月を置いたらコスの4/4トークンがシミチャでバウンスされなくなったので勝ち。
G2:初動を火力で抑えチャンドラ・ナラー(漫画絵版。いろんな意味でオシャレ枠。メインの枠が一枚だけどうしても埋められなかった)。相手の墨蛾を見落としていて死にそうになるも返しでチャンドラで貴族の教主を焼いて賛美消して毒9まで耐えて次でなんとかインスタント除去を引けたので勝ち。墓地をよく見たらフェニックスもいたので別に除去引けてなくてもなんとかなっていた。よく見ろ。
三戦目:ビッグレッド
G1:ウラブラスクの僧侶、危険なマイアと展開された後に業火への突入×2から災禍のドラゴン。……を稲妻二発で落とす。相手の手が尽きたので適当に展開して勝ち。
G2:相手がノンランドのメムナイト+業火への突入キープしてくれたまま土地をずっと引かなかったので余裕でニンの杖設置して勝ち。
○○
四戦目:BUG感染
G1:ラクドスの印鑑置いてタップアウトしたら返しで毒十個飛んできた
G2:火力でひたすら捌くだけ。復讐の亜神で殺しに行ったら四肢切断されたのでフェニックスを飛ばして勝利。
G3:同上。ルーティングにより亜神がブーーンした。
○○
4-0して遥か見ゲット。とりあえず日本に持って帰る四枚は確保しました。
今夜は安土竜くんがおうちに帰ったので安眠が保障されます。やったぜ。
遥か見チャレンジ 結果
一週目/ドラフト/クッソ雑な豚四枚のグルールで全勝し二枚ゲット
二週目/モダン/親和相手に汚物噴射しゲットならず
三週目/予定により参加できずゲット不可
四週目
クソガキ「今週は多分ドラフトかモダンだけど、頑張ればとれるはず。日本に英語版持って帰ると約束したからには全勝以外はできねえなこれなあ」
店「closed」
クソガキ「は?(理解不可)」
店が閉まっていたせいで参加すらできませんでした……。日本に持って帰ると約束したのに二枚しか手に入りませんでした。申し訳ない。八枚持って帰る予定だったんですが……。
春休みのせいで丸々二週間MTGできていなくて、このままだと死にそう。死ぬ(確信)
一週目/ドラフト/クッソ雑な豚四枚のグルールで全勝し二枚ゲット
二週目/モダン/親和相手に汚物噴射しゲットならず
三週目/予定により参加できずゲット不可
四週目
クソガキ「今週は多分ドラフトかモダンだけど、頑張ればとれるはず。日本に英語版持って帰ると約束したからには全勝以外はできねえなこれなあ」
店「closed」
クソガキ「は?(理解不可)」
店が閉まっていたせいで参加すらできませんでした……。日本に持って帰ると約束したのに二枚しか手に入りませんでした。申し訳ない。八枚持って帰る予定だったんですが……。
春休みのせいで丸々二週間MTGできていなくて、このままだと死にそう。死ぬ(確信)
そろそろ夏休みに行く旅行先だけでも決めておいた方が良い気がするので経験ある方とかいたらなんか教えてください
ちなみに今日は授業終わった後サッカーして学食が春休みで閉まっているので買い出しに行ってからそば茹でて食ってました。明日以降も多分閉まっているので自炊(と呼べるほどのものはできないけど)で凌ぐ予定。
ちなみに今日は授業終わった後サッカーして学食が春休みで閉まっているので買い出しに行ってからそば茹でて食ってました。明日以降も多分閉まっているので自炊(と呼べるほどのものはできないけど)で凌ぐ予定。
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