SOM+M12ブロック追悼式
2012年9月25日 TCG全般 コメント (4)みんなやってる追悼式。流行に便乗。
自分はシャドウムーアでMTGを始めて、アラーラ再誕発売後にカードゲームそのものから離れてる時期があって、そのあとなんやかんやでミラディン包囲戦で復帰しました。なので一年前のゼンディカーブロックには殆ど思い入れがなかったのですが、今回はさすがに復帰したブロックのローテーション落ちなので違いますね。まぁ背景世界的な意味でミラディンの金属世界はどちらかといえば嫌いなんですが。
では追悼式トップ10。
【十位】 外科的摘出/Surgical Extraction
こいつは本当にもう……。いきなりレガシーの話になりますが俺の亜神を抜いたり亜神を抜いたり亜神を抜いたりと好き放題しやがって……。根絶よりはマシというだけで被る被害が反発じゃないんだぞ。根絶・ヴェンディリオン・これはレガシーで亜神ブーーンが最も見たくない三枚。スタンでも太陽のタイタンとか掘葬の儀式とか色々と抜いてくれたなぁ。まぁ俺もモダンやレガシーで使ってるんだけど。
スタン落ちしたからって見なくなるわけじゃない、というか見る頻度は恐らく殆ど変わらないけれど、SOM・M12ブロックで使われたくないカード、恐らく一位。しかし一発目に嫌なカードがランクインってどうなの。
【九位】 虐殺のワーム/Massacre Wurm
通称サラチーニ。出産の殻が出たのと同時に購入してそれで使い、その後イニストラード発売に伴い作成したマイアの戦闘球太陽拳で使用したカード。使ってるのに使われるとガン刺さりするってレベルじゃなく、PPUさんにマイアトークン7、8体持ってかれた時はさすがに泣きそうになった。
ともあれCIP蔓延は、電孤の痕跡が流行っていた当時の環境で弱いはずもなく、出しただけで勝ちが一気に近付く最強の一枚でした。個人的にはもう一枚のエリシュノーンと評されても良いレベルの強さだったように思う。
蔓延能力だけでなくライフルーズ能力は見た目以上に強力で、場にいるだけで相手のライフがみるみる減っていくのは爽快の一言。素晴らしいカードでした。能力は単純なので、是非再録して欲しいところ。
【八位】 オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge
俺が再開して最初にマジックをプレイした、ミラディン包囲戦プレリリースパーティー、剥いたパックから出た思い出深いカードの内の一枚。
プレリで気持ち良く奇襲を仕掛けた後は、NPHが発売してから組んだ赤緑出産の殻で採用して、チャンフェニをサクって出したり巣の侵略者から3Tに出したりして、ガンガン殴りに行ってました。というか、この赤緑出産の殻は、このカードのために作ったデッキ。アドバンテージを目当てにしたわけではなく、4マナ域くらいのクリーチャーを連打して一気に勝負に行くステロイドポッド。
紅蓮さんとの初試合で、機を見た援軍をスルーしまくって好き放題暴れたのは本当に良い思い出。
今では地獄乗りとかいうのもいますが、こいつを優先してデッキを考えるくらいには好きなカード。結局どちらも入らないんだけど。
【七位】 緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
ご存知、モダンでも禁止指定を食らうほどの強力サーチカード。レガシーでは今でもドライアドの東屋をサーチしてラノワールのエルフになったりしています。
このカードは殆ど発売直後から使っていました。EDH用に一枚買い、スタン用にとりあえず四枚買い……。特にZEN+SOM最終期に使っていたドラングッドスタッフではよく引きよく活躍してくれました。状況に応じて酸のスライム等の器用なカードを持ってきてくれる時は特に輝いていましたね。SOMブロックは緑に感染が割り振られたせいで、しばらくは少ないサーチ先に頭をかかえていたのも良い思い出。最終的にはナヤケッシグで、鳥をサーチしてランパンになったり、鹿をサーチしてソーレンになったり、タイタンをサーチしてゲームを決めたりと、縦横無尽の活躍でした。モダンで使用できないのがとてもとても残念ですが、これからも好きなカードの一つです。
【六位】 原始のタイタン/Primeval Titan
ヴァラクートとの組み合わせで一気に最強のタイタンの名を欲しいままにした巨人。初動からわけわからん値段だったようですが今ではそれも千円以下。寂しいですね。
ZENブロック落ちとともに最強タイタンの座を開け渡すと言われていましたが、イニストラードブロックの優秀な特殊地形のおかげでそんなことはなく、結局登場から退場まで最強タイタンのままでした。
ナヤケッシグで使った時は微光地で回復したり、要塞で速攻を持ったり、墨蛾ケッシグで毒殺したりと、緑頂点と同じく縦横無尽の活躍っぷりでした。
とりあえず、スタンダードはお疲れ様。今度はモダンで、再びヴァラクートと共に活躍する姿が見られると嬉しい。
【五位】 マイアの戦闘球/Myr Battlesphere
「エリシュノーンの代わり」。それが、このカードとの出会いでした。イニストラード発売後太陽拳を作ろうと思いたち、エリシュを買おうとしたら売り切れ。どうしようかなーと思いショーケースを見ていたら、90円の値札の張られたこのカードが。同じ7マナだしこいつでいいやと意味不明なことを考えながら購入し、その日のFNMへ。そして、こいつの殺意剥き出しの攻撃力に驚かされました。ワンパン12点持って行った時はさすがに戦慄した。
そこから俺の太陽拳は掘葬が増えルーターが5枚も入り戦闘球はフル投入。もちろん戦闘球と相性の良いエリシュもちゃんと入って、ただのリアニメイトと化しました。最終的に新たな造形が入った時は、「あ、これ病気だ」とはっきり自覚できましたw
PPUさんにサインをもらってきてもらったマイアの戦闘球は、新しいEDHに投入。これからも頑張ってもらいます。使った期間は短いですが、すごく好きな一枚です。
【四位】 出産の殻/Birthing Pod
NPHフルスポイラー流出事件。一際存在感を放つこのカードは発売後すぐさま4枚購入しました。十位の虐殺のワームを最初に使ったのもこのデッキでしたね。小回りと応用の効くカードが大好きなのでこのカードは俺にとって素晴らしい一枚でした。
まずジャンドカラーで組み、ZEN期末期は赤緑ポッド、そして俺の大好きなカードと組み合わせたデッキへ。そのあとに一時期使っていたケッシグポッドでは、簡単にリークケアをしつつタイタンをエリシュに進化させ、Delver使いに投了をせまりました。
結局ナヤケッシグを使うようになってからは使っていないものの、最後のFNMではまたお世話になる予定です。
【三位】 微光地/Glimmerpost
一見地味なこのカード。登場時はここまで使われることになると予想した人はどれほどいたでしょうか。禁止改訂まで猛威を振るったモダンのポスト、そしてスタンダードのケッシグでの採用。自分はナヤケッシグで使っていましたが、タイタンでこいつを持ってくると相手の戦意が消えていくのがはっきりとわかりました。
Delver相手にこれ三枚素引きして、援軍のトークンと相手の虫でダメージレースが発生するというわけのわからん状況になったことも。いやあれは本当にわけわからんかった。
さすがにもうモダンでポスト解禁とかない限りはこのカードに出番はないと思われますが、思い出の一枚です。EDH茶単ワンチャンか。
【二位】 ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
MTG復帰直後、一番最初に忌ま忌ましいと思ったカードであるワームとぐろエンジン。タイタンの出すヴァラクートに焼き尽くされる以上に、その強固な金属の体に手を焼きました。というのも、使っていたのが赤緑出産の殻だったからですが。最終的にこれといった対処法は思い付かないまま、赤の太陽の頂点でどうにかするにもオキシド峠の英雄のために作ったこの殻では土地が伸びないのでどうにもできず、結局マナ域を伸ばしてこちらもとぐろを使うことになりましたw しかし、このカードのおかげで今期最も出会えて良かったカードを使うことになったので、もしかしたらそういう役割を演じてくれたのかも。阿呆か。
復帰直後は(値段的にも)高い高い壁として立ち塞がったワームとぐろエンジンも、環境末期まで使ってきたナヤケッシグではとてもお世話になりました。ひろゆきゾンビに先手3Tにリリアナを出されて、タイタンではどう足掻いても負けな盤面を、ひょっこり出てきたこのカードが勝ちをかっさらう、なんてこともありました。迫撃鞘や貴種でアタックをかわされる、と言われたこともありましたが、思いの外そういう状況は少なく、とにかくゾンビ相手にとても強かった印象。またケッシグ同系にも強く、幾度となく助けられたカードです。敵としても味方としてもずっと関わっていて思い出深いですね。……そうか、もうこいつも落ちるのか。本当に大嫌いなカードだったなぁ。
【一位】 カルドーサのフェニックス
MBSのプレリ。オキシド峠の英雄と共に俺が手に入れたもう一枚のカードがこいつでした。
相手の援軍を飛び越えタイタンを飛び越えワームとぐろを飛び越え、そして殻で赤タイタンに進化。一瞬で7点を吹き飛ばして勝ったことは数多くありました。ある意味のワームとぐろ対策で、とぐろのおかげでこいつに出会えたわけです。環境的にも、当時は飛行がとても少ない環境だったので、PW対策としてもとても頼もしいカードでした。能力を使って墓地から帰ってくることはやはり少なかったのですが、起動して復活してきたゲームでは負けた記憶はありません。まぁ負けるような場面でこいつ復活させてもたいてい意味ないんですがw
出産の殻と共に、最後のFNMはこいつに任せます。俺のミラディンの傷跡ブロック最後を飾るに相応しいカードはカルドーサのフェニックスを置いて他にはいない。あんまり使ってあげられなくてごめんとしか言えないし気付いたらもう落ちるしで寂しさでいっぱいです。決して復讐の亜神と似てる部分が多いから好きってわけじゃないよ!
【ランク外】
調和者隊の聖騎士/Accorder Paladin
大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite
精神的つまづき/Mental Misstep
電弧の痕跡/Arc Trail
クローンの殻/Clone Shell
マナ漏出/Mana Leak
機を見た援軍/Timely Reinforcements
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
俺にとっては思い出深いカードでありながらも惜しくもランクには入らなかったカードたち。聖騎士は3/1というサイズが災いして使われなかったなぁ……。いまでも殴れれば強いと思うんだけど。はらわた撃ちが流行ってれば殴りにいけるわけないわ。エリシュは出したら勝ちの場面が多すぎるw トラフトを吹き飛ばしトークンを消し飛ばし墨蛾を黙らせといろいろ。ビート相手に出して負けたことはさすがにほぼないなぁ。徴収兵くらいか。精神的つまづきは使ったこともないのに禁止の速さと発売直後の日本語FOIL買い取り5000円という阿呆みたいな事件で記憶に残るw 電弧の痕跡も良いカードだった。青黒コン相手に撃つところがなさすぎて自分のクリーチャーに1点、相手に2点飛ばす挙動が印象深いw
そしてクローンの殻ですがこいつは知ってる人のほうが少ないかもしれない。まぁただのしょぼいアンコモンでプレリで活躍したからという理由で好きなだけですw 結局これを使ったデッキを形にすることはできなかった。ちなみに出産の殻デッキを最初に組んだときはしっかりこいつも入っていましたw
存在するだけでリークケアという概念を生み出すマナリークも落ちる。カウンター弱体化と環境の高速化のせいで、環境が進むにつれ強さは減っていきましたが、それでも良いカウンターのままでした。
機を見た援軍は本当に頼もしいカード。ランパンがなくてもこれと白マナでキープできる。そして真面目な身代わりは再録と聞いて翌日にすぐさま4枚揃えたカード。案の定M12発売後はかなり高騰していてラッキーでした。二千円くらい行ってたっけ?
墨蛾はどちらかというと使う側だったけど、最後に出てきた緑単感染のこいつには悩まされました……というか現在進行形で悩んでいますw
以上、SOM+M12ブロック追悼式でした。
復帰したブロックでありマジックを真面目に始めたブロックでもあるので、印象に残ったシーンは多いです。文章を書いている間にも順位は入れ替わったりして、自分はこのカードに思い入れがあったんだなぁと気づかされました。とぐろなんて最初は六位だったのに今は二位に……。すらすら文章がでてきてエピソードを思い出していくにつれ、こいつは六位じゃないなぁと認識。面白いですね。
今回追悼したカードの多くはもうEDHでも使わないようなカードばかりなので、もしかしたら本当にもう使うことはないかもしれませんが、ずっと思い出としてしまっておこうと思います。
【番外】
金屑の悪鬼/Slag Fiend
初めて見た時
「なんかすごそう(小並感)」
と思いよく考えもせずに、使いもしないのに一枚300円で発売日に無駄に四枚揃えたカード。しかもその後届いた予約してたBOXから二枚、ドラフトからもでてきて現在も七枚しっかりと手元に残っています。デッキに入れるためにスリーブに入れたことは一度もありません。
まぁ、将来絶対値段爆上げだよね! なんてったって赤いタルモゴイフなんだし!
ちくせう
自分はシャドウムーアでMTGを始めて、アラーラ再誕発売後にカードゲームそのものから離れてる時期があって、そのあとなんやかんやでミラディン包囲戦で復帰しました。なので一年前のゼンディカーブロックには殆ど思い入れがなかったのですが、今回はさすがに復帰したブロックのローテーション落ちなので違いますね。まぁ背景世界的な意味でミラディンの金属世界はどちらかといえば嫌いなんですが。
では追悼式トップ10。
【十位】 外科的摘出/Surgical Extraction
こいつは本当にもう……。いきなりレガシーの話になりますが俺の亜神を抜いたり亜神を抜いたり亜神を抜いたりと好き放題しやがって……。根絶よりはマシというだけで被る被害が反発じゃないんだぞ。根絶・ヴェンディリオン・これはレガシーで亜神ブーーンが最も見たくない三枚。スタンでも太陽のタイタンとか掘葬の儀式とか色々と抜いてくれたなぁ。まぁ俺もモダンやレガシーで使ってるんだけど。
スタン落ちしたからって見なくなるわけじゃない、というか見る頻度は恐らく殆ど変わらないけれど、SOM・M12ブロックで使われたくないカード、恐らく一位。しかし一発目に嫌なカードがランクインってどうなの。
【九位】 虐殺のワーム/Massacre Wurm
通称サラチーニ。出産の殻が出たのと同時に購入してそれで使い、その後イニストラード発売に伴い作成したマイアの戦闘球太陽拳で使用したカード。使ってるのに使われるとガン刺さりするってレベルじゃなく、PPUさんにマイアトークン7、8体持ってかれた時はさすがに泣きそうになった。
ともあれCIP蔓延は、電孤の痕跡が流行っていた当時の環境で弱いはずもなく、出しただけで勝ちが一気に近付く最強の一枚でした。個人的にはもう一枚のエリシュノーンと評されても良いレベルの強さだったように思う。
蔓延能力だけでなくライフルーズ能力は見た目以上に強力で、場にいるだけで相手のライフがみるみる減っていくのは爽快の一言。素晴らしいカードでした。能力は単純なので、是非再録して欲しいところ。
【八位】 オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge
俺が再開して最初にマジックをプレイした、ミラディン包囲戦プレリリースパーティー、剥いたパックから出た思い出深いカードの内の一枚。
プレリで気持ち良く奇襲を仕掛けた後は、NPHが発売してから組んだ赤緑出産の殻で採用して、チャンフェニをサクって出したり巣の侵略者から3Tに出したりして、ガンガン殴りに行ってました。というか、この赤緑出産の殻は、このカードのために作ったデッキ。アドバンテージを目当てにしたわけではなく、4マナ域くらいのクリーチャーを連打して一気に勝負に行くステロイドポッド。
紅蓮さんとの初試合で、機を見た援軍をスルーしまくって好き放題暴れたのは本当に良い思い出。
今では地獄乗りとかいうのもいますが、こいつを優先してデッキを考えるくらいには好きなカード。結局どちらも入らないんだけど。
【七位】 緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
ご存知、モダンでも禁止指定を食らうほどの強力サーチカード。レガシーでは今でもドライアドの東屋をサーチしてラノワールのエルフになったりしています。
このカードは殆ど発売直後から使っていました。EDH用に一枚買い、スタン用にとりあえず四枚買い……。特にZEN+SOM最終期に使っていたドラングッドスタッフではよく引きよく活躍してくれました。状況に応じて酸のスライム等の器用なカードを持ってきてくれる時は特に輝いていましたね。SOMブロックは緑に感染が割り振られたせいで、しばらくは少ないサーチ先に頭をかかえていたのも良い思い出。最終的にはナヤケッシグで、鳥をサーチしてランパンになったり、鹿をサーチしてソーレンになったり、タイタンをサーチしてゲームを決めたりと、縦横無尽の活躍でした。モダンで使用できないのがとてもとても残念ですが、これからも好きなカードの一つです。
【六位】 原始のタイタン/Primeval Titan
ヴァラクートとの組み合わせで一気に最強のタイタンの名を欲しいままにした巨人。初動からわけわからん値段だったようですが今ではそれも千円以下。寂しいですね。
ZENブロック落ちとともに最強タイタンの座を開け渡すと言われていましたが、イニストラードブロックの優秀な特殊地形のおかげでそんなことはなく、結局登場から退場まで最強タイタンのままでした。
ナヤケッシグで使った時は微光地で回復したり、要塞で速攻を持ったり、墨蛾ケッシグで毒殺したりと、緑頂点と同じく縦横無尽の活躍っぷりでした。
とりあえず、スタンダードはお疲れ様。今度はモダンで、再びヴァラクートと共に活躍する姿が見られると嬉しい。
【五位】 マイアの戦闘球/Myr Battlesphere
「エリシュノーンの代わり」。それが、このカードとの出会いでした。イニストラード発売後太陽拳を作ろうと思いたち、エリシュを買おうとしたら売り切れ。どうしようかなーと思いショーケースを見ていたら、90円の値札の張られたこのカードが。同じ7マナだしこいつでいいやと意味不明なことを考えながら購入し、その日のFNMへ。そして、こいつの殺意剥き出しの攻撃力に驚かされました。ワンパン12点持って行った時はさすがに戦慄した。
そこから俺の太陽拳は掘葬が増えルーターが5枚も入り戦闘球はフル投入。もちろん戦闘球と相性の良いエリシュもちゃんと入って、ただのリアニメイトと化しました。最終的に新たな造形が入った時は、「あ、これ病気だ」とはっきり自覚できましたw
PPUさんにサインをもらってきてもらったマイアの戦闘球は、新しいEDHに投入。これからも頑張ってもらいます。使った期間は短いですが、すごく好きな一枚です。
【四位】 出産の殻/Birthing Pod
NPHフルスポイラー流出事件。一際存在感を放つこのカードは発売後すぐさま4枚購入しました。十位の虐殺のワームを最初に使ったのもこのデッキでしたね。小回りと応用の効くカードが大好きなのでこのカードは俺にとって素晴らしい一枚でした。
まずジャンドカラーで組み、ZEN期末期は赤緑ポッド、そして俺の大好きなカードと組み合わせたデッキへ。そのあとに一時期使っていたケッシグポッドでは、簡単にリークケアをしつつタイタンをエリシュに進化させ、Delver使いに投了をせまりました。
結局ナヤケッシグを使うようになってからは使っていないものの、最後のFNMではまたお世話になる予定です。
【三位】 微光地/Glimmerpost
一見地味なこのカード。登場時はここまで使われることになると予想した人はどれほどいたでしょうか。禁止改訂まで猛威を振るったモダンのポスト、そしてスタンダードのケッシグでの採用。自分はナヤケッシグで使っていましたが、タイタンでこいつを持ってくると相手の戦意が消えていくのがはっきりとわかりました。
Delver相手にこれ三枚素引きして、援軍のトークンと相手の虫でダメージレースが発生するというわけのわからん状況になったことも。いやあれは本当にわけわからんかった。
さすがにもうモダンでポスト解禁とかない限りはこのカードに出番はないと思われますが、思い出の一枚です。EDH茶単ワンチャンか。
【二位】 ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
MTG復帰直後、一番最初に忌ま忌ましいと思ったカードであるワームとぐろエンジン。タイタンの出すヴァラクートに焼き尽くされる以上に、その強固な金属の体に手を焼きました。というのも、使っていたのが赤緑出産の殻だったからですが。最終的にこれといった対処法は思い付かないまま、赤の太陽の頂点でどうにかするにもオキシド峠の英雄のために作ったこの殻では土地が伸びないのでどうにもできず、結局マナ域を伸ばしてこちらもとぐろを使うことになりましたw しかし、このカードのおかげで今期最も出会えて良かったカードを使うことになったので、もしかしたらそういう役割を演じてくれたのかも。阿呆か。
復帰直後は(値段的にも)高い高い壁として立ち塞がったワームとぐろエンジンも、環境末期まで使ってきたナヤケッシグではとてもお世話になりました。ひろゆきゾンビに先手3Tにリリアナを出されて、タイタンではどう足掻いても負けな盤面を、ひょっこり出てきたこのカードが勝ちをかっさらう、なんてこともありました。迫撃鞘や貴種でアタックをかわされる、と言われたこともありましたが、思いの外そういう状況は少なく、とにかくゾンビ相手にとても強かった印象。またケッシグ同系にも強く、幾度となく助けられたカードです。敵としても味方としてもずっと関わっていて思い出深いですね。……そうか、もうこいつも落ちるのか。本当に大嫌いなカードだったなぁ。
【一位】 カルドーサのフェニックス
MBSのプレリ。オキシド峠の英雄と共に俺が手に入れたもう一枚のカードがこいつでした。
相手の援軍を飛び越えタイタンを飛び越えワームとぐろを飛び越え、そして殻で赤タイタンに進化。一瞬で7点を吹き飛ばして勝ったことは数多くありました。ある意味のワームとぐろ対策で、とぐろのおかげでこいつに出会えたわけです。環境的にも、当時は飛行がとても少ない環境だったので、PW対策としてもとても頼もしいカードでした。能力を使って墓地から帰ってくることはやはり少なかったのですが、起動して復活してきたゲームでは負けた記憶はありません。まぁ負けるような場面でこいつ復活させてもたいてい意味ないんですがw
出産の殻と共に、最後のFNMはこいつに任せます。俺のミラディンの傷跡ブロック最後を飾るに相応しいカードはカルドーサのフェニックスを置いて他にはいない。あんまり使ってあげられなくてごめんとしか言えないし気付いたらもう落ちるしで寂しさでいっぱいです。決して復讐の亜神と似てる部分が多いから好きってわけじゃないよ!
【ランク外】
調和者隊の聖騎士/Accorder Paladin
大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite
精神的つまづき/Mental Misstep
電弧の痕跡/Arc Trail
クローンの殻/Clone Shell
マナ漏出/Mana Leak
機を見た援軍/Timely Reinforcements
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
俺にとっては思い出深いカードでありながらも惜しくもランクには入らなかったカードたち。聖騎士は3/1というサイズが災いして使われなかったなぁ……。いまでも殴れれば強いと思うんだけど。はらわた撃ちが流行ってれば殴りにいけるわけないわ。エリシュは出したら勝ちの場面が多すぎるw トラフトを吹き飛ばしトークンを消し飛ばし墨蛾を黙らせといろいろ。ビート相手に出して負けたことはさすがにほぼないなぁ。徴収兵くらいか。精神的つまづきは使ったこともないのに禁止の速さと発売直後の日本語FOIL買い取り5000円という阿呆みたいな事件で記憶に残るw 電弧の痕跡も良いカードだった。青黒コン相手に撃つところがなさすぎて自分のクリーチャーに1点、相手に2点飛ばす挙動が印象深いw
そしてクローンの殻ですがこいつは知ってる人のほうが少ないかもしれない。まぁただのしょぼいアンコモンでプレリで活躍したからという理由で好きなだけですw 結局これを使ったデッキを形にすることはできなかった。ちなみに出産の殻デッキを最初に組んだときはしっかりこいつも入っていましたw
存在するだけでリークケアという概念を生み出すマナリークも落ちる。カウンター弱体化と環境の高速化のせいで、環境が進むにつれ強さは減っていきましたが、それでも良いカウンターのままでした。
機を見た援軍は本当に頼もしいカード。ランパンがなくてもこれと白マナでキープできる。そして真面目な身代わりは再録と聞いて翌日にすぐさま4枚揃えたカード。案の定M12発売後はかなり高騰していてラッキーでした。二千円くらい行ってたっけ?
墨蛾はどちらかというと使う側だったけど、最後に出てきた緑単感染のこいつには悩まされました……というか現在進行形で悩んでいますw
以上、SOM+M12ブロック追悼式でした。
復帰したブロックでありマジックを真面目に始めたブロックでもあるので、印象に残ったシーンは多いです。文章を書いている間にも順位は入れ替わったりして、自分はこのカードに思い入れがあったんだなぁと気づかされました。とぐろなんて最初は六位だったのに今は二位に……。すらすら文章がでてきてエピソードを思い出していくにつれ、こいつは六位じゃないなぁと認識。面白いですね。
今回追悼したカードの多くはもうEDHでも使わないようなカードばかりなので、もしかしたら本当にもう使うことはないかもしれませんが、ずっと思い出としてしまっておこうと思います。
【番外】
金屑の悪鬼/Slag Fiend
初めて見た時
「なんかすごそう(小並感)」
と思いよく考えもせずに、使いもしないのに一枚300円で発売日に無駄に四枚揃えたカード。しかもその後届いた予約してたBOXから二枚、ドラフトからもでてきて現在も七枚しっかりと手元に残っています。デッキに入れるためにスリーブに入れたことは一度もありません。
まぁ、将来絶対値段爆上げだよね! なんてったって赤いタルモゴイフなんだし!
ちくせう
コメント